どうしてこんなことになってしまうかというと、いつものように例の事情があるからですが、状況をなさけなく感じつつもなにはともあれ昨日中に峠を越えて、今日に残業を残してはいけないわけがあったからです。
それは、本日、猿舞座ご一行が北海道から仙台に戻ってくる日だからです。
で、今日は気合いを入れて仕事を仕上げちゃって定時で帰るぞ!と出勤したら、耕平君から電話がかかってきました。
本土に着いたかな?!と電話に出ると
耕「不測の事態が…、今朝おきたら仙ちゃんが亡くなっていました」
虫「ええっ!」
(仙台では元気に夏水君とじゃれ合っていた仙水君だったのに…。)
言葉が出ませんでした。
猿まわしにとって、相棒のお猿は子供も同じ。365日24時間ずっと旅を共にするパートナーです。修二さん、大丈夫かなぁ。この旅が修二さんと仙水君の最後の旅になってしまうなんて。
今日はぱりぱり仕事をやっつけようと思っていたのに、なかなか気持ちが切りかわらず、落ち込みモードの1日でした。
夕方10-BOXに行って、猿舞座一行と再会。
数日前からの仙水君の様子などをうかがって、明日の公演のあと、その足で山口へ帰る段取りなどを確認して、今日は帰ってきました。
動物を扱う芸人はその死ともつきあって行かなければならないことは宿命なのでしょうが、手塩にかけて育てた相棒を失うことは、自分の芸も失うことです。
その喪失感は私などが想像できないくらい大きなものだと思います。
でも、なんとか元気を取り戻して欲しいと願うばかりです。
何はともあれ、癒しのお猿君・仙水君のご冥福をお祈りいたします。
はやく周東町へ連れて帰ってもらってね。
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