2011年3月19日土曜日

シェアして暮らす作戦_3月15日震災5日目

新聞でもテレビでも、地震のとんでもない被害を報道し続けている。
私たちの被災はまだ全然軽傷なものだ。津波で万単位の人が亡くなったり、行方不明になっている。日本は壊れてしまったのか。
地震や津波の災害に加えて、今度は原発が壊れて放射能が漏れ出したらどうしよう。
ものの本で読んだ最悪のシナリオが現実のものになっている。しかも、自分が想像した以上に。

部屋の復旧に難航しそうなのと、虫六子が高層マンションで寝るのが怖いというので、朝食のあと、「ガスパ家に落ち着くまで避難させていただき、その代わり、ウチの食料や必要物資を持ち込んで役割分担して暮らしませんか」と相談。快諾を得て、しばらくご厄介になることになりました。ありがたや〜。

布団をおいて、ガソリンを盗まれないように一旦自宅の駐車場に車を移動。
今日もスーパーには人の列。

家人Tが例のK新鮮館に行って、魚やさんでブリの切り身や鰹の生節など魚系食材を大量購入してきた。一部は冷凍、他はガスパ家に持ち込むことに。

とりあえず、職場に行ったら、まだ建物の安全確認が出来ないからと封鎖中で門前払い。一旦帰って、連絡取り直し1時に対策本部へ。当面の方針を確認。17日まで自宅待機となる。
4日間軟禁状態で憔悴しきったOさんを連れて帰宅。お茶を出す。

ガスパママがパンを食べたがっていたので、今日はホームベーカリーでパンを焼いてみた。
ミックスの粉が買い置きしてあって良かった!

片付けの傍ら、Tがノートパソコンをつなげた。
原発の被害が深刻化しているようだ。テレビではハッキリ言わないけれど、在日してる諸外国の人たちは国から帰国命令が出ているらしい。

6時過ぎ、着替えや食材を持って、歩いてガスパ家へ。


今日の晩ご飯。
ぶりの照り焼き(ほうれん草のおひたし添え)、生節ほぐし、笹かま、切り干し大根煮。
卒業のお祝い用に買っておいた「花陽浴 にごり酒」をあけた。
毎日豊かな晩餐で申し訳ないけど、おかげで元気に冷静に過ごせています。

…と、思ったら、静岡で大きな地震。6強だそうである。いま東京に大きいのが来たら…と恐怖だ。被災者の人たちに自分に何ができるのか、いろいろと考えるが、考えがまとまらない。


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