2011年3月26日土曜日

スーパー復活の兆し_3月25日震災15日目

朝、ガスパ家から自転車で帰宅。
このマンションに引っ越して来た14年前からよくお見かけしているお隣の「窓猫」さんが、定位置にいました。健在です。

午前中は、片付けしながらクマガイさんほか友人数人に電話を掛ける。実際に話をするとちょっと安心。久しぶりにクマガイ節を聞いて心が晴れる。

昼過ぎに近所の買い物状況をリサーチ。この時間帯は列に並ばなくても入店できます。
買い物するなら午前中ですが、仕事が再開すればそうも言ってられないですね。

おしゃれ生活グッズを販売する「Cッサンの店」でも2Fのお取り寄せ食品や器コーナーを野菜販売などに買えて売り出ししていました。いいものにこだわった店らしく、ちょっとお高めでもありましたが、レジのお客さんに「もう少しですからがんばりましょうね」などど声を掛けてました。

生協は、すでにあまりモノがありませんでしたが、日用品なら選ばなければ手に入るという感じ。牛乳などは品不足のようで、影も形もありません。総菜も再開したようでした。

二日町のK八百屋さんでも、けっこう鮮度のいいお野菜がありました。玉子とガスパパご要望のシメジを購入。

靴下を求めて中心街に向かう途中、県庁前のバス停で長蛇の列発見。高速バスに乗るキャスター付きトランクを引いた人たち多数。
錦町のGSから続いているガソリンを入れたい自動車が勾当台公園をぐるっと取り囲んで県庁に達しようとしてました。やっぱりまだか…ガソリンは。
この辺で雨が降ってきたので、靴下をあきらめてウチに逆戻り。

近所のフレッシュ・スーパーIが開店していたので入店。
お肉も魚もけっこうあってビックリ。Iさん、がんばってるな〜。Iさんが復活したなら生きていけると漠然と元気が出る。しかし、店員のお兄ちゃんは自宅が被災して、避難所から通っているらしい。大変です。
この町ですら、元に戻るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

帰宅したら、郵便局の配達で定形外郵便物が一つ届きました。
横浜のKさんが郵便事業復活のニュースに反応して直ぐに送ってくれた支援物資。
規定内ぎりぎりの段ボールにぎっしりつまった食品、トイレットペーパー、ティッシュペーパー。それ以上につまった優しさに、おもわず胸が詰まってしまいました。

Kさんだけではありません。速攻で救済してくれたガスパ家ご夫妻、心配してメールや電話をくれたり支援物資を調達してくれる、遠方の友人や、秋田の姉、横浜の伯父家族…本当に沢山の人に支えていただいていることを、ただただ感謝しております。心からありがとうございます。

夜、窯爺氏が調達してくれた卓上IHクッキングヒーターを渡すために、ガスパ家にYさんが来る。Tが担いできた米5キロもあげる。卸町付近の様子や演劇業界の動きなども聞く。


0 件のコメント:

コメントを投稿