連休最終日で明日から仕事だが、ライフラインが復旧しないし、ガソリンもないのであまり状況は変わらない感じ。
震災以前は虫六子の塾通いなどもあり、それぞれ個食していたりもしたのですが、今は5人世帯で食卓を囲んで何だか楽しい。虫六子も朝晩の食事を楽しみにしているようだ。
暖かいご飯が食べられない被災地の皆さんに申し訳ない。
しかし、公式の避難所でなく、親戚友達に家に身を寄せている人たちもかなりの数があるようだ。ガスパママの会社の同僚さんのお宅には親戚一同が避難してきて15人だそうだ。
「ブック・カフェ 火星の庭」では被災した友人数名が集まり、身を寄せ合って共同生活となっているとか。
町ではほとんどの経済活動が出来ていないように思うけど、連休が明けたら少しずつ動き始めるのだろうか。
昼過ぎに宅急便から電話。
11日付けで発送されたクール便を営業所留めで預かっていると。家人Tの誕生日だったので、実家の母がデパートから発送した荷物のようだ。車がないので営業所まで取りにいけないとTは一瞬渋ったが、比較的近くの営業所だったので、とりあえず自転車で取りに行くことにした。
でっかい段ボールを自転車で運んできた。
停電で3日ほどヤマトの冷蔵庫に入ったままだったので、品質に不安ありとのことだが、ま、大丈夫でしょ。
虫六子の中学校では卒業式をやってもらえることになったけど、沿岸部の学校は津波に流されたところもあり、今後どうなってしまうのかわからない。公立高校では合格発表もまだだし。
大学も卒業式や入学式を中止するところが多い。卒業証書を郵送したくても、もう住所が無くなっている学生もあるとのこと。
ちょうど学年末だったので、アパートの契約を切って引っ越すことになっていた卒業生に行き場所がなくなっているケースもあるらしく、Tの学校では体育館を一時的に荷物を預けられる場所として開放することにしたそうだ。(それはそれで管理しなければならず大変だ)
また、早稲田大学では被災した今年度の入学予定者に書類提出および学費等の納入期限を柔軟に対応するほか、学費等の減免、入学時期の延期などの措置を可能にして奨学金も受付することを決めたそうだ。
個別の県や市町村の教育委員会レベルでも小中高の子供達を対象にそのような措置をとって、教育の機会が失われないようにして貰いたい。けれど、今度の震災は広範囲なので個別の自治体単位では処理しきれない転校などの問題も相当多数出てくると思われるので、国レベルで体制を整えてくれないことには、立ちいかないと思う。
まずは命の救済が急務だけど、次々に難題は山積している。
夜、ガスパママがお風呂を沸かす決心をした。ガスパ家は灯油でヒーティングしている家だったのだが、節約してお風呂を控えていたのだった。11日ぶりで虫六子と湯船に浸かる。生き返った〜。身体が温まったら、「どうにかなる…」とちょっと楽観的な気分になった。
お風呂のパワーって凄い!
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