立川談志一門会に行ってきました。
談志師匠の落語が聞ける!とチケットを購入したら、「立川談志はスペシャルトークのみになります」と小さく書いてあって、なぬ〜とちょっとがっかりしましたが、お弟子さん達も好きだし、生談志が見れればいいか!と楽しみに出かけました。
前半は、お弟子真打ちの三人の落語。
・立川志遊 「家見舞」
(↑臭いがしてきました。臭いが…)
・立川談笑 「蝦蟇の油改」
(↑スペイン語の蝦蟇の油、傑作でした。それと、
談笑師匠のお育ちになった町が「江東区…下町も下町、
B級どころかC級で…」の説明のあと、
「砂町銀座っていうんですが…」で、個人的にツボりました。
あのあたりで育ったのか、この方は…ヽ(*≧ε≦*)φ)
・立川志らく 「長短」
(↑テレビで観るより、ずっと上手な人だってことが分かりました。
おっかしくて、涙が出た。)
志の輔師匠や談春師匠の出演はありませんでした。
後半は、談志師匠のスペシャルトークっていうことで、どういう内容なのかな?と思っていたら、高座に座布団がひとつ…。むむむっと思っていたら、バンダナに袴姿の談志師匠が一人で出てきて、よろよろと座り、いきなり毒ッ気のある与太話やら小咄やら、連発するする。
「S市八木山に土地を持っていて、いつか畑でもやりながら住もうと思っていたのに、知らないあいだに周りに家がいっぱい建っちゃった、誰かあの土地買いませんか?」だって(≧m≦)
声の調子が悪いということで、かなりかすれていてときどき咳き込んだりしてましたが、興に乗っておられたのか「それでは小咄をもう1つ2つやって、最後に1本…」。
ええぇ ∑(゚∇゚|||)やっちゃいますか!と、会場が期待の渦。
とかなんとか聞いているうちに、
「金玉医者」と「ぞろぞろ」の2本も語っていただきました。
気がつけば、一人で1時間5分、毒付きながらずっと喋りぱなしで、場内を笑わせてました。
2階席からオペラグラスでみてたせいかもしれませんが、なんだか夢だか現だかわかんないような時間でした。
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