2012年5月3日木曜日

4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:930ページ
ナイス数:20ナイス

ナカさんのながれ (EDGE COMIX)ナカさんのながれ (EDGE COMIX)
マツシン君、なんか普通に乙女。妄想がかわいい。10周年記念のラーメンケーキにろうそくを立てるところが微笑ましかった。あとは、旅館越後屋が…
読了日:04月30日 著者:basso


吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)
こうの史代の表紙画にそそられてこの本を見つけました。貧しさゆえに吉原に身売りされたはずの19才の少女が、このような日記を毎日付ける学力(文才)があったことに驚きました。丁寧な言葉遣い、文芸雑誌を好み、音楽を愛する極めて知的な女性。廓の内側に置かれた女性の生々しい実態や絶望的な心情の吐露は小説を読むような迫力を感じました。様々な事情で身を売られる女性達、近代化の中で社会の裏側にしつらえられた大正期の遊郭の姿を客観的に伝える資料にもなっています。柳原白蓮の元に逃げ込むとき、どうやって日記を持ち出したのかな?
読了日:04月30日 著者:森 光子

中村勘九郎の新世界中村勘九郎の新世界
襲名の境目の熱演の舞台。残念ながら見にいけなかったのも、せめて写真だけでも…とご祝儀気分で入手しました。10年後、20年後、買ってて良かった!と思えるような大きい役者になってください。
読了日:04月20日 著者:篠山紀信

鉄道ひとつばなし (講談社現代新書)鉄道ひとつばなし (講談社現代新書)
名著の評判高い(?)鉄道コラム。鉄道って本当に切り口がいっぱいあるんだな。鉄道とジェンダーとか、鉄道ファンとして性格形成されて時間に几帳面な人間になったとか、蘊蓄の隙間に面白い話もありました。
読了日:04月20日 著者:原 武史

図書館の主 2 (芳文社コミックス)図書館の主 2 (芳文社コミックス)
図書館という空間が好きかどうかは別として、読書好きかどうかは別として何かがものたりない…。
読了日:04月09日 著者:篠原 ウミハル


図書館の主 1 (芳文社コミックス)図書館の主 1 (芳文社コミックス)
自分の経験を思い出してみると、図書館の司書に本を薦められたり、それで目鱗の読書経験をしたということはないなぁ。こんなやりとりが可能な図書館は、ある意味理想郷といえますね。漫画としては、人物にもう少し魅力が欲しいというのと、守備範囲が狭いというか、特有の押しつけがましさが少し気になりました。すみません。
読了日:04月09日 著者:篠原 ウミハル

陰陽師 玉手匣 1 (ジェッツコミックス)陰陽師 玉手匣 1 (ジェッツコミックス)
知らないうちに新しいのが出てました。そして、晴明も真葛もあんまり年をとっていない感じなのに赤ん坊の朔が大きくなっていてビックリ。それにしても晴明は前にもまして色っぽいのですが…。ところで、岡野先生は鉛筆画がお気に入りなのですかね?久しぶりで読んだので、オリジナルシリーズの後半は忘れてますね、読み直しでしょうかね。
読了日:04月05日 著者:岡野玲子

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読書メーター

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