2012年5月9日水曜日

生出森神社と秋保大滝

虫六が上野で仲間の紙芝居に付き合っていた5日、宮城県石巻市雄勝町大須地区では、大須八幡神社の祭りがあり、2年ぶりに「みこし渡御」が行われたり、地元での雄勝法印神楽の奉納があったりして、残念ながら虫六は観にいけませんでしたが、お友だちも幾人かそれを観にいきました。
わざわざ東京から足を運んだNさんと6日にS市を案内する約束をしていたのですが、雄勝ながれでY巻さんも加わることになり、震災被害で今も神楽奉納ができない状態にあるという生出森八幡神社の貴船神社に行ってみました。

生出森八幡神社の嶽宮・貴船神社は太白山の中腹にあります。
ぐわぁー、崖崩れしてます。
やはり津波被害の影に隠れてというか、山側の震災被害に関しては、復旧が後回しになっている様子で、まったく手つかずという印象でした。

鳥居も粉々…。でもそのまま産業廃棄物のようにうち捨てられております。
地元の方々、困っているだろうなぁ。

コンクリの参道階段もこんなです。
危険ですが、自己責任でお宮まで昇ってみました。
ここらは太白山のハイキングコースにもなっていて、実は登山者も多いのです。早く復旧してあげればいいのになぁ。

しえ〜っ!!!!!
これは拙いでしょ。柱がロープでかろうじて支えられてますよ。
危険ですよ〜!!市長さん!

嶽宮から、神楽殿を臨む。
日の出に向かって奉納される荘厳なお正月の神楽も今年はできなかったそうです。
何とかしてあげたいですね。


[震災被害からの嶽宮復旧へのご協力について(お願い)]はこちらです。


そんなことをいいながら、太白山で森林浴をして、連休最後の1日をのんびり過ごし、ココまで来たからと、秋保の「主婦の店・さいち」に行ってみました。
知る人ぞ知る「おはぎ」で有名なスーパーですが、業界筋でも全国的に知られ、同業者が研修のため枚挙してやってくるという噂です。

今日も市内外から車で乗り付けたお客で賑わっていました。

「おはぎコーナー」
お店の人がものすごい量で棚に並べるんですが、お客さんが次々やってきてカゴに3パック4パックと入れて持って行ってしまいます。粒あん、胡麻、ずんだ、納豆、きなこ…と種類もいっぱい。おはぎの他に、お総菜やお寿司やおこわなんかもいろいろあって、目移りします。このまま晩ごはんだったら、買っていきたいおかずがいっぱいありましたが、荷物になるので、おはぎだけにしておきました。
先日来、おはぎづいてるな〜。

さいちのおはぎは、どっしりと大きめですが、小豆本来の旨さが感じられる控えめな甘さで、お菓子臭くない懐かしい味。その辺りが人気の秘密でしょうかね。


少し雲行きが怪しくなってきましたので、急いで次の目的地、国指定名勝「秋保大滝」に。


ひゃあ〜、絶景かな。顔にしぶきがとんできた〜。
5月の新緑に包まれた山の奥のほうから流れてくる川の水が太い白爆を描きながら落ちて大迫力。止まること無く変化する飛沫と轟音…。気持ちいいです〜。
市の中心地から1時間ほどで、こんなヒーリングスポットがあるS市はなかなか素晴らしいですな。(…とY巻さんが自慢してました)

しかし、空がかき曇りはじめたので、これは危険!と神社の向かいのおそば屋さんに入りました。…すると、注文の山菜天ぷら蕎麦を待っている間に、どんどんあたりが暗〜くなってきて、ザァ〜っと雨…と思ったら、雹が降ってきました。そして、雷!!!!!!!
危機一髪でした。
それにしても今年の連休は天気に祟られましたね。

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