初めまして。
筋書屋虫六と申します。
ブログなどやってみようかな…と思いつつ、重い腰を上げずにいたのですが、
本日ショッキングな事件があり、これをきっかけに、初めてみようと思いたった次第です。
(全く自分勝手な動機ですが)
長唄のお三味線を初めて、もうすぐ2年。
優しくて厳しい先生の温かい指導のおかげで、楽しく続けて参ったわけですが、
今日、2年目にして初めての経験をしました。
なんと!お三味線の皮が破けてしまったのです。
どろ〜ん。
稽古始めは何でもなかったのですが、ちょいと難しい手がつっかえるので
繰りかえし練習させられていたら、先生が「ん?ちょっと、その三味線、
皮破けてない?」と指摘され、みれば、あらら〜〜〜〜〜っ!
太鼓の裏にすりーっという裂け間が走っているではありませんか!
ぎょえー。まさかの破れ三味線…。
しかも、先生に言われるまで気がつかない耳の未熟さよ(爆)
「お三味線は生き物、魔物」とよく言われ、湿気や温度管理には、とても
気をつかわなくてはならない楽器なのです。
日頃から、その辺りには注意をはらっていたつもりだし、私のお三味線は
まだ張ってから2年くらいのハズなので、皮の寿命と言うには早いですが、
このところの長梅雨で湿気にやられてしまったのか、練習不足でケースの
中に置くことが多かったせいなのか…。
後悔しても後の祭りでした。
とりあえず、お三味線やさんに修理に出すことになり、先生のお稽古用の
三味線をお借りして帰宅の途についたのでしたー。
というわけで、邦楽やお芝居、大道芸のことなど、徒然て書いていきたいと
思っております。