2013年9月30日月曜日

全国の芝居小屋で勘三郎のドキュメンタリー映画を上映

9月27日、東京・銀座で「十八世中村勘三郎一周忌メモリアルイベント」と、ドキュメンタリー映画「映画 中村勘三郎」の製作発表が行われたそうです。

我らが勘三郎丈が亡くなって、もう1年も経ってしまうのか…。

○「十八世 中村勘三郎 一周忌メモリアルイベント」
     (歌舞伎美人のニュースでもお知らせありました)

■日時
2013年10月27日(日)
18:00開演(17:00開場 20:00終演予定)
※小雨決行、雨天の場合は10月28日(月)18:00開演に順延。

■会場
築地本願寺 特設野外ステージ

■出演者
中村勘九郎 中村七之助 波野七緒八
ゲスト:笑福亭鶴瓶 大竹しのぶ ほか

■内容
・ゲストによるトークショー
・『映画 中村勘三郎』ダイジェスト版の上映
・歌舞伎舞踊『偲草鶴競猿若舞(しのびぐさつるくらべさるわかまい)』 

■チケット料金
S席:8,000円 A席:7,000円(全席指定、税込)
※未就学児入場不可
10月2日(水)10:00~より発売開始


そして、『映画 中村勘三郎』の本編を、勘三郎が愛した全国の芝居小屋で一挙上映というステキな企画です。
この企画が実現に至った顛末が全国芝居小屋会議のホームページに紹介されております。

「…今回の上映会は昨年暮れ、芝居小屋の復興運動を力づけてくれた勘三郎さんに、全国芝居小屋会議が感謝状を贈ったのがきっかけだ。一周忌メモリアルイベントを企画していた勘三郎さんの事務所・ファーンウッドから提案された。石橋和幸事務局長はその時の気持ちを、「勘三郎さんにもう一度、頑張れよと言われたように思った」と言う。
 それぞれの小屋が、地元と協力して芝居小屋らしい上映会を催す予定だ。」

勘三郎丈は、こんな形でもお芝居の種をまいていったのですね。

今回、上映が行われる芝居小屋は以下のとおり。
お近くの方はぜひ足を運んでみてください。

東座    (岐阜県白川町)  11月29日12時(予定)
明治座   (岐阜県中津川市) 11月29日19時
出石永楽館 (兵庫県豊岡市)  11月29日14時、19時
朝日座   (福島県南相馬市) 11月30日10時半、14時
ながめ余興場(群馬県みどり市) 11月30日14時、18時半
共楽館   (茨城県日立市)  11月30日10時半、14時
内子座   (愛媛県内子町)  11月30日14時、18時半
でか小屋  (石川県七尾市)  11月30日18時
旧鶴川座  (埼玉県川越市)  11月30日10時半、14時
                12月1日10時半
八千代座  (熊本県山鹿市)  11月30日14時、
                12月1日10時、13時、16時
春日座   (岡山県美作市)  12月1日10時半、14時
相生座   (岐阜県瑞浪市)  12月7日10時半、14時

黄金色の、秋田地方鉄道歴史探訪_その2

秋田県立博物館では、10月20日まで「あきた大鉄道展」が開催されています。
実は、前期(7月6日〜8月25日)は「小特集:機関車・電車のものがたり」、後期(9月10日〜10月20日)は「小特集:ふるさとの駅舎」と一部展示替えがされていまして、前期は見逃してしまいました。

玄関を入ってすぐのロビーでは、鉄道アートギャラリーということで写真が展示されていましたが、じっくり見る間もなく、特別展示室へ。

「明治時代から今日に至る秋田県の歴史を、鉄道史からとらえた展示です。
 1905(明治38)年の奥羽線全線開通により上野までつながった二本の線路は、秋田の人に何をもたらし何を運んでいったのか?
 極寒と酷暑を繰り返す過酷な気候条件の地で、安心・安全運行をなしとげる鉄道マンたちのドラマとは?
 様々な鉄道資料を一堂に公開します。」

…と紹介にあるとおり、(鉄道の展覧会はなぜか一概にそうなのですが、)秋田を中心とした東北の日本海側の鉄道交通を総覧する、これでもか〜っていう資料点数です。
プラレールからNゲージ、HOゲージ、ミニSLの模型運転会などイベントも満載。鉄道関連の企画展をやっている他施設と連携したスタンプラリーも実施されていました。

たっぷりな展示を、同行した鉄道上級者(しかも複数)の詳しい解説付きで見られたので、虫六的には大変美味しかった。
会場はいるとすぐの「方向幕」コーナー。天井からずら〜っと吊り下げられて圧巻です。
(行き先を表示するサインですが、普段は表示窓から1駅名分のみ見えていて、他の部分は巻き取られて隠れています。それをだぁ〜と広げるとこういうものになるわけです。1つの車両が行く可能性のある行き先と種別が全部書いてあります。)
で、これはどんな列車に使われたかを当てるクイズ大会みたいになり、盛り上がりました。
虫「『西鹿児島』にも行き『青森』にも行く列車ってなんですか?」
A「あ、それ寝台客車なの、20系だね」
虫(…即答ですか…)

こんなのは序の口で、日本海を走った特急のヘッドマークのコーナー、木製(!)のSL模型がいろいろ紹介されたコーナーなど、展示室のあちこちで、こんな問答を繰り広げていたら、館の方が怪しい一団ではと警戒なさったのか追いかけてきて団体用のプロフィールカードを書いてくれって要請されましたよ…。ありゃりゃ。お騒がせしました。

ここでも、横荘線の展示。
日本海側にも、鉄道の濃い歴史があるんですよね、当然ながら。

ローカル線の展示も充実しています。
由利高原鉄道のYR1500形ディーゼル気動車の先頭部が実物展示。
迫力あるな〜っていうか、このような展示ができる余裕のスペースに、思わず羨ましさを禁じ得ない虫六でした。

県立博物館で少々時間をオーバーしつつ、次は秋田臨海鉄道が丸見えという、秋田港がある土崎地区のポートタワー・セリオンの展望室に昇りました。

すると、ちょうど製紙工場方面から、貨物列車がやってきた!
ラッキーとばかりに一同撮影大会を開始。虫六も調子にのってカメラを構えました。
この真ん中の影は、いま私たちが昇っているタワーです。

貨物ヤードに到着した先ほどの貨物列車。
今度は、引き込み線に入って貨車の付け替え作業をはじめました。
なが〜〜〜い連結貨車を出したり入れたり繋げたり、模型みたいです。

それをタワーの上から、「こっちに入れるんじゃないか」「あ、いま人が下りたね。あれと繋げるんじゃないかな」と飽きることなく見物している、鉄仙人のみなさん。
す、すごいよ、この人たちは…。

せっかくなので、虫六は秋田港の水平線の撮影にシフトチェンジ。
基本的に高いトコ好きなので、ワクワク。

日の入りまではいられなかったのですが、日が落ちかけてシルキーな海面の表情もみられ一葉ゲット。けっこう気に入ってます。

高いところから下りてきたら、秋田名物・ババヘラアイスの販売コーナーがありました。
Kさんに1本おごっていただきました。ごちそうさまです。

アイスとも違う、シャーベットとも違う「ババヘラ」。1本200円。
販売のおばちゃんによって、アイスの形もさまざま違うらしいです。
この方はきれいなバラ型!ちょっとした名人芸を見せていただきました。
甘すぎず、シャリッとした食感が美味しかったです。

そんなわけで、夕焼けをながめながら我々を乗せたワンボックスカーは帰路に着いたのでありました。贅沢な遠足でした。
みなさん、お疲れさまでした〜。


2013年9月29日日曜日

黄金色の、秋田地方鉄道歴史探訪_その1

お仕事でお世話になっている鉄道愛好家のみなさんのツアーに加えていただき、黄金色にいろづく秋田地方の鉄道に関する展覧会の見学にいきました。

最初の目的地は、盆踊りで有名な西馬音内地方を走っていた羽後交通旧雄勝線の梺(ふもと)駅跡。羽後町西馬音内地区の元西小学校の下に、その駅はあったようです。
とにかく本日は天高きドライブ日和の好天気です。そして10人乗りのワンボックスカーに鉄道上級者のスペシャルガイド付きツアーという贅沢な遠足であります。

羽後交通雄勝線は、湯沢から梺までの11キロあまりを結んでいた電気鉄道路線で、穀倉地帯である近在の農作物や林産物などを県内外に運ぶ役目で活躍した鉄道で、地元の人たちには「雄勝鉄道」とか「雄勝電鉄」と呼ばれていたそうです。最盛期には1日のべ1800人の通勤通学の利用者があり、1日10往復のダイヤが組まれていたそうです。しかし、他の小さな鉄道と同じように、モータリゼーションなど時代の流れに抗せず、部分廃線や電化廃止などを経て昭和48年に全線廃止となりました。

その「雄勝線」で活躍したデハ3が、梺駅跡に静態保存されているというので訪ねていったわけです。車両はきちんとした屋根付きの建て屋に入っていて町が管理しています。普段は平日で、要望があれば鍵を開けてくださるそうですが、今回は特別に見せていただくことができました。

ダブルルーフのちんまりした木製の電車です。地元の人たちがペンキを塗って保守をしているので、とてもきれいです。この電車が走っていた往時の記憶を呼び覚ましたり、そのことの意味を伝えるものとして、とても大切にされていることが伝わってきて、頭がさがりました。
(トンネルを掘って地下鉄を通せる財力がありながら、公園の蒸気機関車1両も管理せず、腐らせてしまったS市の関係者に見ていただきたいと、毒づきたくなりました。)

代車には羽後交通のペンキ文字が…。

この車両は創業当時からの車両で、初めは荷物室がついた手荷物合造車ということでデハニ3号車だったそうですが、昭和9年に荷物室が撤去されて客席が増やされ、乗客定員が28人から48人になったそうです。
ペンキできれい再塗装されていることもありますが、丸窓や鎧戸付きの下降式窓からたくさんの光が差し込んできて、木製の車内はとても明るく、得難い懐かしさを持っていて、魅力的。この電車が今も走っていたら、揺れる車内から西馬音内地方の黄金色に輝く実りの風景を楽しめたことでしょう。

さて、秋田では今、鉄道マンスリーといいますか、鉄道をテーマにした展覧会が同時多発的に開催されています。

そんなわけで、次の目的地は横手市内にある雄物川郷土資料館。
10月20日まで開催中の特別展「横荘線展 ー横手駅5番ホームの記憶ー」を拝見しました。

羽後交通旧横荘線は、秋田県の内陸・横手盆地の横手駅と由利郡東由利村(現・由利本荘市)の老方駅を結んでいた(38.2Km)単線非電化の鉄道路線で、地元では「横荘っこ」と呼ばれて愛された鉄道だそうです。横手ー老方間なのに、なぜ「横荘線」かといえば、本当は羽後本荘まで繋げる計画だったからみたいです。

横荘線も昭和46年に全線廃止になった路線ですが、関係資料が散逸しないようにちゃんと保存したのでしょう。特別展示室には、停車場や車両の青焼きなどの書類、写真、道具や部品などなど、所狭しとありとあらゆる残された資料が展示されていました。(青焼きの現物展示は、正直、心臓バクバクでしたが…)どれも「使ってた」感がありありで、資料の力を感じました。
また、地図上に落とされた路線図と、新旧の写真比較などは手作り感に溢れていて「横荘っこ」の本領発揮というところでしょうか。
それにしても、いったい誰が残したんだろう。
資料館には、常設展の方にも「横荘線」のコーナーがあったので、鉄道の歴史はこの地方の歴史資源として大切なテーマなのでしょう。

羽後交通の歴史について、勉強させていただき、いよいよお昼。
空はあいかわらず高いです。赤とんぼが気持ちよさそうに飛んでます。(画面の左上にいるんですが…わかりますかね)

お昼はみなさんと一緒に、秋田名物・稲庭うどん定食。
お昼から贅沢ですわ〜。マカロニ替わりにうどんの切れ端(伸ばす時に折り曲げた部分で厚くて短い)を使ったサラダが乙でした。

穀倉地帯をさらに秋田市内に向け移動。(な、なんだこのどでかい変電所は…!!)
今度は、秋田県立博物館で開催中の「あきた大鉄道展」を見に行きます。

2013年9月26日木曜日

またですか〜!(トィンゴおむずがりの巻)

突然ですが、大通りの交差点でエンストをおこしたことありますか?
虫六は2回あります。しえ〜!
2回目はつい先日の土曜日でした。

おいらの愛車、ルノー・トィンゴってそんなヤツでございます。

以前のはミッション系の部品がいかれたとかで、朝のラッシュアワーに仕事に向かう途中の某大通りで。急にぷすぷすとエンジンが消えて、パニクル寸前でしたが、気を取り直して一度鍵を抜いてかけ直したら掛かったので、逃げるように職場へ行き、心臓バクバクで仕事をこなしたのでした。
まぁ、なんだかんだでこの車には、前輪のスプリングが折れたり(後にリコールになりました)、普通に走っているのに速度メーターが「0」だったり、バッテリーがあがってガソリンスタンドでチャージして貰おうとしたら、そこでまさかの逆接をされてスパークがあがり、そのままコンピューターまでお釈迦になってしまったり、数え切れないほど泣かされたり手を焼かされたりしております。

普通に車好きの方ですと、操り方も直し方も心得て、かつ「面白い」という感じなのかもしれないけれど、そういう能力がない虫六は、ただ振り回されながらも愛着のみでこの車を大事に乗っているのです。

で、先週の土曜日です。

GoogleMapより

場所は、北環状線に出る交通量の多い交差点。時間は3時頃。
とても急ぎで、かつ、正確さが要求される文書を大量に作成するのに必要な特殊用紙を買うために、某文房具量販店に向かっていた虫六。その手前の交差点で信号待ちをしていると、急に、きゅ〜ん!という異音と共にオイルランプとバッテリーランプが点滅して、ぷすぷすとエンジンが消えてゆきました。うわ〜、やばいと数年前の交差点パニックがフラッシュバック!!!!
とっさにここは不味い!と、かすかに残っていた惰力で歩道の隙間に車を移動。

車体半分乗り上げた歩道で、ファザードランプをつけて…。
うわーどうすりゃいいんだ…ここで。JAFか、ルノーか…。と血圧上昇MAXになりつつも、(落ち着け〜、虫六。ふー、ふー。)
で、以前の経験をふまえて、いちど鍵を抜き、エンジンをかけ直したら、ぶるるる…と普通に掛かりました。
うぬ、これは移動するしかあるまい…。とこわごわ、目前だった目的地の文房具店の駐車場へ。

とりあえず、買い物はして、今度はどうだとまたエンジンをかけると、…普通にかかりました。

うぬ、これはとりあえず帰るしかあるまい…。と恐る恐る出発…、車をだしたらすぐそこにJAFの事務所がありました。その辺でまた止まったら、走ってここまで来よう、とイメージトレーニングしながら、そろそろ運転。

職場に向かってとりあえず走っているけど、心臓はバクバク。途中でガソリンスタンドを見つけたので逃げこんで、点検をお願いするも、珍しいフランス車で「ここでは扱えないのでディーラーに持って行ってください」と一度あけたエンジンルームは、そのまま閉じられたのであった。(まるで、開腹されたが手遅れでそのまま閉じられた患者さんのように…)
その後、同じ所見がでないので、だましだまし運転しておるのですが、大丈夫かなー。

っていうか、そのあと虫六自身が丸投げ仕事のストレスで、神経性胃腸炎と思われる胃痛&嘔吐下痢で夜中にもんどり打ってしまい(こんなことは初めてなんですが)、それでも休日返上なんで医者に行く時間なし…。車屋さんにいく時間もなし…。
なんですか…つまり、オーナーの体調に影響されてのおむずがりだったのかな?

な、わけないですね。明日はディーラーに電話してみよっと。



2013年9月23日月曜日

今年もビール祭りへ

毎年恒例ビール祭り(オクトーバーフェスト)がやってきた。いろいろ仲間と予定調整の結果、22日に集合ってことになったげな。

前日もその前日も夜10時すぎまでサービス残業で頑張ったけど、例の丸投げ最高潮で仕事は片付かず、この日も休日出勤… il||li _| ̄|○ il||li いい加減にしてくれ!丸投げさんよ〜。
で、限界までがんばって、なんとか仕事を片付けて、約束の時間に遅れること30分。すまぬー、kurokiti君。しかし、その他のメンツはまだ来ていないという、あいかわらずの「じだらく」な我らでした。

ちょっと明るいうちから、ビールだもんね。 今日は若干肌寒いけど、ドイツのビール祭りもちょっと寒い時期で、かつ、スコールのような雨に必ず当たられると、現地で飲んだことのあるkurokiti君が言ってました。

さらに遅れて、ガスパ家登場。
おいおい、そのプチプチエアクッションは何かね…。

けっこう会場の隅っこに陣取って、あんまり周辺の雰囲気に影響されることなく、自分たちのペースで美味しいドイツビールや地ビールを楽しみました。

このお祭りにあわせて毎年東京から遊びにくるkurokiti君や、よく考えるとS市にいながらあまり会う機会がないK君など、たまにゆっくり話ししながら飲めて、歓迎すべき年中行事になっております。虫六も珍しく1リットルもビールを飲んだので、家に着いたらバタンキューでした。

kurokiti君、イタリアに行く前にもう一度飲もうね…!

それから、虫六子に足穂とバタイユを補給して見ますね(業務連絡)


2013年9月16日月曜日

タイフーン稽古

全国的に勢力の強い台風の影響で大変です(京都をはじめ、台風で被害を受けた皆さんにお見舞い申し上げます)が、そんな中、我が社中は本日もお稽古でした。

今日は午後からK市民センターを借りてのお稽古。
うう、練習不足できついんですけど、そうも言ってられません。

何しろ、10月26日は、松の会(東京でのお浚い会)の本番!
うわっ!プログラム出来ているし…_| ̄|○ どおする虫六…。

そんなわけで、窓の外の暴風雨よりも、師匠のお稽古は厳しく吹き荒れるのでした…。なんちて。(でも、普段の師匠は優しく楽しい人ですよ〜!)
なんて、ふざけている場合ではないのですよ、いやはや…、本番までひたすら練習あるのみの日々がやってきてしまいました。

東北地方は今晩がヤマ、と言われた台風ですが、お稽古から帰る頃には雨があがりました。

低いところに黒っぽい雲がかかって、急ぎ足で流れて行き、その隙間の穴からは白い雲が見えていて、「あー夏も終わりだなー」などと、うだる暑さを惜しみつつ…飽きもせず空を眺めていたら、高いところに青い空が見えたなぁーと思ったら、あっという間に一面夕焼けの茜色に。ヒヨドリの群れが屋根すれすれに飛んでいって、ぴいぴいリンリン…鳥の声と虫の声の合奏が鳴り続けていました。この台風が行ってしまったら、もう、秋がやってくるんでしょうね。

今年の夏は短かったなぁ。

2013年9月12日木曜日

シネバトル陥落_「リトルダンサー」言い切れなかったこと

こっそりエントリしてきました「シネバトル」。
何も見ないで、アドリブで、3分間で、お薦めの映画について語り、会場のお客さんが投票して、チャンピオンを決めるというイベントです。時計がカウントダウンされるのですが、挑戦者は見ることができずに会場の人だけが見てハラハラするというルールだそうです。(行って初めて知りました)

 で、便利屋虫六も恥ずかしながら、おすすめ映画「リトルダンサー」で挑戦させていただきましたが、惜しくも2位以内には残れませんでした…_| ̄|○ 残念!
(つかさ、担当者ST、勝負する前から「リベンジ戦ありますから」って、はじめから俺に勝たせるつもりなしか?!)

優勝は、「ストリート・オブ・クロコダイル」の八巻寿文さん
(言葉なし)

ステージ向きじゃない我が特性を自覚しました。
昼休みに運びの原稿で下読みしたら6分かかったので、こりゃあかんとは思っておりましたが、大事なことが半分も言えませんでしたな。原稿読めないし、現場にいったら白くなりました(爆)
ま、結果は結果なのでしょうがないっすね。

でも、シネバトルが終わったあとで、「私、『リトルダンサー』に入れました!」と声を掛けてくれた方も何人かいて、その方々がみんな綺麗な女の子だったので(笑)、虫六はやった甲斐があったと思いました。投票権なかったけどK室長も「僕も『リトルダンサー』に一票でしたよ」って言ってくれたし。

…と自分を慰めてみましょう。
花巻ちゃんじゃないけど、分かるヤツだけ分かればいい。(負け犬の遠吠え)


で、「『リトルダンサー』見たいです、見ます! 」と声をかけてくれた方々のために、虫六が本当はお伝えしたかった運び原稿を特別公開。(当日は、頭からしゃべっていくと緊張でど忘れして導入部で終わると思い、構成をお尻から(つまりラストシーンの話から)アドリブでプレゼンしました。結果、やっぱりいちばん良いところで時間切れだったんですが…)

__________

 私がお薦めしたいのは、「リトルダンサー」という、イギリス映画です。

キャッチコピーが「僕がバレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?」

イギリス北部の炭坑の街(ダーラム)に住む11才の少年ビリーが、バレエの才能に芽生えて、プロのダンサーを目指して巣立っていくという物語。

沢山の魅力がありますが、この映画が私の心をとらえた部分を2点だけお話します。
1)親子の関係の描き方の秀逸さ
2)クラシックバレエなのに、ベースの音楽がイギリスのロックカルチャーという作りの痛快さ

1984年、イギリスは全ての炭鉱の閉鎖という社会問題を抱えていました。産業革命以来、近代化で世界をリードしてきたイギリスがすべての炭鉱を閉鎖する政策をきめたのがこの年らしい。イギリス国家経済全体の転換点といえるでしょう。そのまっただ中にビリーの一家も置かれています。労働争議、ストライキ。閉塞状況、お父さんたちは大人の事情でいっぱいいっぱいななわけです。母親はもう亡くなっていて形見はピアノです。

そんな大人の顔色を見ながら暮らしているビリーだったのですが、偶然クラシックバレエと出会い、はまり込んでいきます。彼は、もともと兄のレコードをこっそりかけてリズムにのって踊りながら家事をするような少年でした。ウィルキンソンというバレエ教師がビリーの才能を見いだして、「ロイヤル・バレエ学校」のオーディションを受けてみないか?と突拍子もないことを言い出します。

男がバレエなんか〜!という気持ちがビリーにもあるんだけど、スポーツ選手のように体を鍛えて表現する男性のダンサーもいるということを知って、プロになりたいという「夢」を描くようになります。

しかし、これは彼の家族には通じません。
貴重なオーディションのチャンスがあったのに、大人の事情に巻き込まれて、彼の夢は置き去りにされます。この街では男の子がバレエなんて論外なんです。
お母さんのピアノを焼いて暖をとったクリスマスの夜に、夢が絶たれた彼は渾身のダンスを父に見せて、その思いの丈をぶつけます。このダンスがすごい…父親は、やっと息子の才能に気がつく…お父さんだけじゃなく映画見ている人、みんな納得なんですけどね。それで、父はビリーをバレエ学校に進学させる決心をします。

何度かこの映画を観るうちに、この父親の心情が分かってきた気がして私は胸が痛くなりました。
この人はダーラムの街から出たことがない、炭鉱という共同体の中で価値観や感性を養ってきた人物です。男は偉丈夫で腕っ節が強くて、仲間からの信頼も篤くなければならない。しかし、息子は自分が持っている感覚からはみ出して理解もできない世界に旅立とうとしている。そして、自分自身も昨日まで疑いもしなかった自分のありように自信が無くなっていて否定できない。重い喪失感の中に父親はいます。
ですが、息子がここを出て行くことは……希望でもあるわけです。

かくして、この父親は、組合の仲間を裏切ってスト破りをします。バレエ学校に入れてやるためにお金がいるからです。
この勇気がすごいなと思うのです。

しかし、この映画全体には重苦しい感じがあまりありません。

全体を覆っているのが、グラムロックなどの軽快なロックミュージックだから。T-Rex(「コズミックダンサー」「チルドレン・オブ・レボリューション」など)やThe Jam(「悪意という名の街」)の名曲が使われていて、これが、あてて書かれたんじゃないか?と思うくらい場面にぴったりはまる曲だったりします。ビリーは、そんな曲にあわせてリズム感よく気持ちよく体を動かして見事に踊ります。これは見ていただかないことには分かってもらえません。

1984年というと私はちょうど大学生だったんですが、70年代くらいからイギリスではグラムロック、デイビッド・ボウイとかマーク・ボラン(T-Rex)とか流行っていまして、若干お姉さん世代の音楽というイメージですが、高校生の時はジャパンが日本ツアーをするなんていうので友達が大騒ぎしていました。いまのビジュアル系ロックの源流ですね。官能的で、バイセクシャルなファッションです。
ですから、映画の底の部分にはセクシャリティの問題も横たわっています。
経済だけじゃなくて、精神的・風俗的にもイギリスは変質した時期で、映画の背景として無視できません。

さて、ビリーはロンドンでオーディションに挑むことになりますが、これからのくだりはぜひハラハラしながら映画でみてください。

最後にラストシーンに出てくる25歳のビリーのシルエット。これがこの映画の全てを象徴していると思うのですが、ここでこの人出すんですか!というすばらしいキャスティングです。この映画の質とセンスの確かさを感じて余りある素晴らしいラストです。
    (*本番では、ここから話しました。しかも種明かしから。)

閉山になる炭鉱からダイヤモンドを見いだす話でした。


*蛇足の種明かし
25歳のビリー:アダム・クーパー

2013年9月9日月曜日

浴衣会…という名の猛稽古

オリンピック、2020年東京招致が決まりました。
テレビを見る限りはお祭り騒ぎですね。NHKまでキャンペーン張っているし。

ぐっと北の街にいる虫六周辺の空気はきわめて醒めている感じですが、体育系のシマにいけば盛り上がっているのかな?浮世離れしている虫六にはよくわかりません。スポーツ基本的に興味ないし。ま、実感としては、楽天・田中の快進撃の方がみんなを元気にしてはいるね。

ところで、経済上向きになると、国力増強して復興予算は盤石になるんでしょうか…。建設土木業あたりは、この辺りではすでにバブルな印象ですけども。

1964年の東京オリンピックのときは開会式の1週間前に東海道新幹線が開業して、日本の高い技術力もアピールしたり、戦後からの脱却と高度経済成長時代の本格的幕明きを象徴しましたが、2020年はどういう日本の姿があるんだろう。ちなみにリニア中央新幹線の開業は2027年の予定だそうなので間に合わないのね。

でもただひとつ歓迎すべきと思うこともありました。
東京招致に関して、IOCとか海外のマスコミからフクイチの放射能汚染水問題が突っ込まれ、安倍総理が急に出て来て、東電には任せず国が責任持ってコントロールするって名言しました。これは、やってもらいましょう(つか、2年半前に言ってくださいよ)。オリンピックで儲かった経済効果で、福島原発の後処理、浜通りの再生、それから輸出できるレベルの廃炉技術(放射能除去技術も含む)の確立と産業化を国にはお願いしたいと思っています。リニアはいいけど(JR東海さんの仕事だし)、そちらで世界トップになって欲しいです。
だから、海外メディアさんそこだけは厳しく報道しておいてください。


さて、話は体育系から文化系に変わりますが、昨日(8日)は忠美恵会の「浴衣会」でした。


虫六は初めての浴衣会だったのですが…。
蓋をあけて見たら先生はじめみなさん洋服(兄弟子Kさんを除く)で(ザーザー雨が降っていたので、実は虫六も)、午前中は各自練習。みんなでお弁当を食べて、予定時間に開始だったのですが、基本的にお客さんはなく、お弟子さんが順番に演奏するのをみんなで聴くだけ。と思っていたら、途中で先生のダメ出しが出たりして、姉弟子さんたち見守る中弾き直しとか入り、なにやら特訓モード。うえぇ〜ん。 ( ´;ω;`)トラの穴じゃぁあー。
(いえ、ちゃんと練習していかなかった自分が悪いんですけど…。)

浴衣会って、お茶とか飲みながら皆さんの発表を聞くものだと思ってました(汗)

「舞台があるとみんな緊張して練習になるわね」と、先生。
そんなわけで、来週もこの会場を借りて練習することになっちゃいました。
…あの、先生、浴衣会ってなんだったんですか??

大衆紙芝居ネットワーク定例会

7日、大衆紙芝居ネットワークの定例会がありました。
S市では、小雨のなかで定禅寺ジャズフェスティバルでしたが…。


今日の主な議題は、れきみんマチゲキ(10/26)の参加内容について。
いつも神楽演目に影響されたり、ジャグリングなどの鳴り物系の隣で、集客がむずかしい地味〜な紙芝居ブース。最後の手段は駄菓子&型抜きコーナーを作るかとか、じゃあHちゃん白髪かつら被って意地悪婆さんのコスプレしなよ(笑)とか、いつになく盛り上がりました。
群馬のKちゃんや東京のAちゃんという県外移住メンバーも参加してくれ、横浜市博や群馬の道の駅でやっている紙芝居の試演も。

2013年9月7日土曜日

ちょっとしたファイト

来週の火曜日(10日)にちょっとしたファイトをすることになりました。

某smtのお友だちのキュレーターさんに誘われました。

T「虫六さん、映画みてるでしょ」
虫「映画好きだけど、昔ほど見てないよ…」
T「でも、『風立ちぬ』なんかはもう見てるでしょ?」
虫「それは見たけども…」
T「第1回目だし、勝ち負けとか関係ないから、いろんな見方してる人がいるなー、みたいな感じで」

持ち時間3分で自分が好きな映画を紹介しなさいと…。
ファシリテーターは、館長の鷲田清一先生。

しかも!よく聞くと、相手は中学生や若者中心で、どうやら虫六はおばちゃん枠代表らしい。とほほ…。

お友だちの山猫おじさんもエントリするらしいので、最高齢ではありませんが…。

う〜む、人前でしゃべるのは得意じゃないんだけどなー、…とか思いつつ、モノ好きなので引き受けてしまいました(自爆)
で、引き受けてから気がついた!…7日はネットワークの例会だし、8日は忠美恵会の浴衣会…。余裕ないし ( ̄◆ ̄;)


さて、虫六はどんな映画を選ぶでしょう?


2013年9月5日木曜日

福助さんが七代目歌右衛門を襲名

中村福助さんが、七代目歌右衛門を襲名することになったそうです。

いよいよ  “当代歌右衛門がいる時代” になったのですね。ぜひ、六代目にも負けない良いお芝居をたくさん見せてください。

それにしても歌舞伎座開場の最初のビックイベントは「歌右衛門襲名」でしたか!
女形の襲名なので、どんな演目で興行するのか楽しみですね。娘道成寺は欠かせないだろうなー。親戚筋なので、中村屋も総出演でしょうね…。

2013年9月3日火曜日

映像作品「Dom Perignon The Power of Creation - 創造する力」

ひょんなことから、こんな映像を発見してしまいました。

ドン ペリニヨン × 山口晃 × GAINAX : The Power of Creation in Japan



ドン ペリニヨンの新ヴィンテージ 2004の発表にあわせて展開されたプロジェクトだそうです。
7月26 日(金)~28 (日)の3日間、東京ミッドタウン内 「RESTIR (リステア)」で一般公開されていたらしいのですが、全然知りませんでした。(いずれ、上京どころではありませんでしたが…)

アンテナが鈍っとるわ〜、我ながら。

…卓越した精緻な技法により、日本の­伝統的手法と現代風俗とを融合させる独創的な作品で知られる「山口晃」氏と、世界的な­アニメーションスタジオGAINAXが、ドン ペリニヨンからインスピレーションを得て生み出すクリエーションは、円環状のスクリー­ンに投影される約12分間の映像作品として完結。表現の手法として用いられるのは、ド­ン ぺリニヨンのワイン造り、継承されてゆく職人的技術、ワインの味わいを象徴する「時間­」から連想された「走馬灯」。人々の記憶・霊体・気配などを連想させる「走馬灯」は、­大河のような時の流れの中、泡のように現れては消えてゆく、人々の個々の記憶・歴史的­記憶を、ドン ぺリニヨンの歴史・シンボル・味わいといった要素と巧みに重ねあわせつつ、過去から現­在、未来という時間の流れを行きつ戻りつしながら、春夏秋冬の季節感を取り込んで展開­してゆきます。クライマックスは、創作者としての画家 山口氏が現れ、ドン ぺリニヨン発祥の地オーヴィレール大修道院の山水画を、円環状のスクリーンに描き上げ­てゆくダイナミックなシーン。視聴者が映像の中に包まれることによって得られる、まる­でドン ぺリニヨンを味わっているかのような体感を目指すこのクリエーション…
(youtubeのコメントより)

実際の円環状スクリーンで見られるチャンスがあったなら、一見したいところでした。

ドン ペリニオン社、さすがです。クオリティーの高いことやってくれますね。日本のクリエイターを使うところがすごいなー。NHKでもドキュメントで追いかけてくれていれば、完全保存版でありましたが…。

メイキングの映像も公開されているようです。

…!!ややや、お囃子にいるのは、亀井広忠さんではあーりませんか!!!

2013年9月1日日曜日

8月に読んだ本

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1976ページ
ナイス数:36ナイス

姫神の来歴: 古代史を覆す国つ神の系図姫神の来歴: 古代史を覆す国つ神の系図感想
記紀神話の物語を神社の来歴や現場を訪ね、ときには直感をたよりに史実に中にはめ込んでいく。すると「国つ神」と「天つ神」の争いの姿が浮き上がってくる。神はいくつも名をかえ系図を前後しながら登場する。為政者の都合のいいように作られた神話の矛盾をパズルのように当てはめながら秘められた古代史を読み解く仕事は、やや荒削りだが刺激的で面白い。確かにスサノウって?アマテラスって?オオクニヌシって誰?!である。10年かけた労作だ。種明かししないのでまずは読んでみることをお薦め。著者は今年3月に急逝されたそう。残念すぎる。
読了日:8月29日 著者:高山貴久子

一夢庵風流記 (新潮文庫)一夢庵風流記 (新潮文庫)感想
某君のお薦めにより隆慶一郎入門書として読みました。「傾奇者」とはいうけれど、前田慶一郎って人物はちょいと斜に構えた男子にとってはまさに理想の人物として描かれているわけですね。喧嘩に強くて奇抜なセンスと洞察力、権力者にも買われず媚びず、身分を問わず男が惚れ込み(なにより友情を大事にする)、女にもモテる(しかも惚れた女には繊細なほど優しい)、誰も飼い慣らせない馬とも通じる。戦国時代を飄々と面白がって生き抜いてしまう。男子ってこういう人をカッコいいと思うんだ…ということがよく分かりました(笑)
読了日:8月19日 著者:隆慶一郎

明治演劇史明治演劇史感想
御一新で諸芸雑芸は衰微の運命をたどったけれど、能・歌舞伎・浄瑠璃は古典芸能として今も健在だ。維新当時、幕府がパトロンだった能楽、大衆にあった歌舞伎は社会の変化と混乱による影響をもろに受けたが、人形浄瑠璃は変わらず人気を誇っていたという。また新政府は文化的アイデンティティを必要としていて「天覧」という装置でこれら芸能を保護した。一方、民衆の感性は写実を求め、その影響は歌舞伎に顕著で、新劇・新派の誕生台頭や変質を生んだ。九代目團十郎と五代目菊五郎が大輪の華を競った最も魅力的な時代は意外にもホンの5年足らず。
読了日:8月14日 著者:渡辺保

ふたがしら 1 (IKKI COMIX)
ふたがしら 1 (IKKI COMIX)感想
3巻が出たので再読。線に色気があるね。
読了日:8月4日 著者:オノナツメ







ふたがしら 2 (IKKI COMIX)ふたがしら 2 (IKKI COMIX)
読了日:8月5日 著者:オノナツメ








ふたがしら 3 (IKKI COMIX)ふたがしら 3 (IKKI COMIX)感想
やっと出てくれました。とりあえず前2巻を復習して読みました。あーそうだった、大阪の頭んとこでした。髪結で剃り残しのカミソリを立てられるとき背後にオーバーラップする甚三の顔が怖いです。江戸と大坂、でっかい仕事ってどんなヤマかな。大阪の一味は役者揃いです。また弁蔵の暖かい感じのファミリーが登場しましたね。そして宗次のバックグラウンドも何気に…。それにしても気になるのは、3巻にきて絵が変わったような気がすること。おときさんなど女性の描き方に違和感が…アシさんが変わった?と思うのは私だけ?
読了日:8月4日 著者:オノナツメ

GBパーク (バンブーコミックス )GBパーク (バンブーコミックス )感想
オノ・ナツメ先生の守備範囲の広さに舌を巻きました。今度のモチーフは近所の公園に集うゲートボールシニア。まだ若いつもりのメンバー(60代くらい?)が「敬老の日」に抵抗したり、もちよりお菓子で時間を過ごすか、練習するかで小さな諍いがあったり、実は幼なじみでそうとう気心がしれてる感じなのに結婚したりすることもなく各々それなりに良い家庭をもっていたり、熟年乙女の恋バナ…とか、いかにもリアルにありそうなネタなのですが、なんだかオノワールドに閉じ込められてお伽噺でも読むようなほっこり感。みんな子どもの延長ですね。
読了日:8月1日 著者:オノ・ナツメ

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