そんな新しい年度がはじまる直前のある日。
結果はどうでも受験モードで1年間を過ごした虫六子の卒業祝いに、先頃、完全復活した星野源の仙台公演をおごってやるかと、去年の暮れあたりからチケ取り参戦したのですが、これも玉砕されて、つくづく運がまわって来ないなーと思っていましたら、某SNSサイトに「チケット譲ります」が出まして、ダメ元でエントリしたら売ってもらえて(Aさんお世話になりました!)、晴れて、行ってきました星野源生ライブ!
「星野源 完全復活アアアアア!」
(音的には、さいごのとこツアァーーーーって感じらしいです。)
なんと!前から3列目の真ん中ブロックという、まさかの良席で、「最後に超ラッキーが舞い込んだね」といったら、「最後じゃないから、最初だから!」と訂正されました。
源ちゃんも最初は堅かったみたいでしたが、だんだん暖まってきて、最後は伊藤大地(Dr)くんの挑発にのってノリノリの「君は薔薇より美しい」。お客さんの「おかえり」コール!なんつか、あったかい質の良い雰囲気でいいライブでした。
順不同で上演曲を拾ってみると、(不完全で済みません)
「化物」にはじまり、「ギャグ」「湯気」「レコードノイズ」「ワークソング」「くせのうた」「生まれ変わり」
第2部は弾き語りで、「透明少女」「スカート」「ばらばら」「電波塔」…
第3部は「フィルム」「知らない」「夢の外へ」「ある車掌」
アンコール「君は薔薇より美しい」(ニセ明)、「地獄でなぜ悪い」
歌いまくりの20数曲。歌唱力あるわー、源ちゃん。
幕間には、「ビフォア・アフター」素材選びの匠・伊賀航編(前後編)
……犬小屋…いま、思い出しても腹の皮がよじれます。ベーシストにして2級建築士・伊賀さん大ブレイク。いえ、ベースもカッコ良かったです。この日から、浮雲さんこと東京事変の長岡亮介さんも参戦。虫六子大喜び。
感激で中毒おこしそうになっている虫六子を尻目に、弾き語りの「ばらばら」に星野君稀代の詩人だなーと脱帽しました。CDで聞くのとはまた違って、言葉が胸にずんと入ってくるね。
販売時間の1時間も前からあたりをうろつき、大奮発でツアーグッズを買い込んできた虫六子。虫六子にかこつけて、20歳ほど若返った気分で存分に楽しんだ虫六。明日からがんばろーなー、俺たち。
とか言ってたら、今年も帰省ができなくなると、家人Tは虫六子を連れて急遽1年半ぶりに函館に旅立って行きました。過酷労働月間に入ってしまった虫六だけ一人留守番です。
あの娘、きっちりシフトチェンジして帰って来るんだろうか。…残業して夜11時にひとり飯しながらつぶやいてしまいました。