年末ですね、今年の紅白は中島みゆきがスコットランドからの中継で、バグパイプ楽団をバックに「麦の唄」を歌うのかな?(←何げに予言)
さて、今日のS市は雪でした。
夕方、地道な仕事中に、傍らにパソコンで「らじるらじる」のNHK(AM第1)をBGMに掛けていたら、急に七代目芳村伊十郎の「勧進帳」が流れてきました。
午後のまりやーじゅの火曜日パーソナリティの黒崎政男の『オレソング』のコーナーだったんだな、これが。
先月の染五郎の満を持しての弁慶役のことなど熱く語り出す黒崎先生…。
当然、手が止まりますわね。
そうだ、そういえば「年末のSPレコード特集にも期待しているよぅ、長唄・邦楽たっぷりよろしく!」と100万人の純邦楽愛好者に変わってメッセージ打っとかなくちゃ!と、
おもわず iPadに手が伸びて、コメントいれたら…
読まれてしまいましたよ! (*≧m≦*)
(すごーい、ラジオでコメント読まれたのって高校生以来かも…。
ちなみに、高校のときは、所ジョージさんと近田春夫さんです。
ψ(`∇´)ψ自慢かよ!…って仕事してないって、誰か突っ込みました??)
これって、黒崎先生的に「あい、分かってるよ!」の合図かな?期待していいのかな?
そんなわけで、必聴の年末番組はこれです。
↓
【午後のまりやーじゅ・年末特集
「教授の年末 蓄音機 & SPレコード特集」】
12月30日(火)午後0時30分〜4時55分
*ご好評に応えてお送りする「蓄音機 & SP特集」第5弾。スタジオ内に骨董的価値のある蓄音機を設置し、さまざまなSPレコードをおかけします。ゲストはピアニストの仲道祐子さん。年末のひととき、SPの優雅で奥深い“音”をお楽しみください。(NHKのホームページより)
レアな音盤を数多く蒐集なさっている黒崎教授、何が出てくるのか今から楽しみ。蓄音機のバルールの深い音響で、幻の名盤をこの年末もたっぷり聞かせてくださいっ!!
ちなみに、同時間の29日(月)には、「なぎら健壱 年忘れ好奇心」があり、歌謡曲の原型となった大正・昭和初期の曲を発掘してきて特設コーナーで歌ったりするそうです。
*昨日アップした、祥雲閣での神田陽司先生の大崎市の公演が代演となったという情報がありましたので、混乱を避けるため、日記を取り下げました。あしからず。
歌舞伎などのお芝居や邦楽、さらに大道芸、雑芸などなど、身体と視覚と聴覚が一体となった日本の伝統藝能が面白いなぁと、みちのくS市からウォッチングしております。 (近頃は体調不良のため夜更かし禁止令が出て、更新がままなりませんが、Twitterでは短めに黒い羽根伸ばし(観劇)ネタなども…)
2014年12月16日火曜日
2014年8月23日土曜日
うたとうたのあいだ
お盆過ぎに毎年恒例となっている、火星の庭での(かえるさんこと)細馬宏通さんと澁谷浩次さん(yumbo)のライブですが、今年はなんと!スタディスト・岸野雄一さん(今回はヒゲの未亡人としてではありません)が参加して、「うたとうたのあいだ between SONG and SONG」というトーク&ライブになってやってきました!
会場が満杯なので、出演者はなぜか店の外で休憩タイム…。
また、来年もお待ちします。
本日は豪華3本立てということで、火星の庭はじまって以来の大入りで、なんと!立ち見が出たとか、入場をお断りしたとか…。さすが大物は違います。っていうか、どこに出演者がいるか、分かります?
なにが3本立てかというと、
1)『うたのしくみ』トーク特別編 細馬宏通&岸野雄一
2)岸野雄一ソロ・ミニライブ
3)細馬宏通&澁谷浩次ライブ 特別ゲスト・岸野雄一
となっております。
『うたのしくみ』トークは、さきごろ細馬さんがウェブサイト「modernfart」の人気連載「歌のしくみ」を単行本化したことにちなみ、このような『うたのしくみ』トークライブをやっていらっしゃるということで、今日のお相手は岸野さん。どんな歌を分析して欲しいかリクエストも受け付けていたのですが、選ばれた曲は…。
北原ミレイの「石狩挽歌」(作詞:なかにし礼、作曲:浜圭介)!
北海道のにしん漁の盛んだった港町の栄枯盛衰を背景に女の心模様を歌うという、いわゆる演歌なのですが、「ごめ」や「つっぽ」に「かさとまる」、さらには「古代文字」などなじみのない単語が並ぶ歌詞を、1行ごとにああだこうだと細馬さんと岸野さんが解釈していくと、必ずしも筋の通ったストーリーでもないのですが、いつのまにか波しぶきの向こうに舟の幻を見ながら北の寒風をあびている語り手の気分に…(笑)。さらに、岸野さんからは、この曲はキング・クリムゾンの「エピタフ」が下敷きになっていて、はっぴいえんどの「ゆでめん」と同じエンジニアが日本で初めてタオルを中に仕込んだドラムの音が効いているなどの、マニアックなネタも披露されて、ふと気づくともうこの1曲で小一時間そんな話を(爆)。
あとは、駆け足で、リクエスト曲は紹介がてら一言ずつ軽くなでていくというような展開に。
最後にもう1曲ということで、新生キリンジの新作から「Fugitive」(作詞・作曲:堀込高樹)が取り上げられました。どうぞ、月イチでやってください。ラジオでもいいので。
さて、第二部は、岸野雄一さんのカラオケ・ショー。
「ラーメン人生」「とんかつ一代」「ハムになろう」「正しい数のかぞえかた」
最初の曲など軍歌調歌謡ポップスですが、カラオケの押し寄せる波のようなシンセがときに上野耕路のゲルニカを思わせるところも。岸野さんの堂々とした歌いっぷりは、絶妙な語り芸も含めて、ヒゲの未亡人のチャーミングさとはまたひと味違う魅力がありました。
そしていよいよ第三部は、3年目にして12曲のオリジナル共作曲が揃って(1年に4曲ずつ)、アルバムも作れるねってことになったという、かえるさんと澁谷さんライブ。3年目ともなると曲にもパフォーマンスにも、お二人の上り調子の洗練と深みが感じられて、そうとう面白かったです。CD化を楽しみに待ってます。
圧巻は、夏休みのラジオこども相談室をネタにした新曲「スワンプ相談室」。コンセプト的にはドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」を元にしているそうですが、導入部はサウンド的にはドクター・ジョン風のセカンドラインのピアノのリズムと澁谷さんのダミ声ヴォーカル、途中のジングルは二人のさわやかなファルセット・コーラス、さらにお客さんからの悩み事相談を相談員カイツブリ(?)がアドリブで自在に取り入れるという盛りだくさんの曲構成。そして、岸野さんが参加して、美大生の「共感覚」がテーマの卒論から、映画「遠雷」の永島敏行(トマト栽培農家)ネタを盛りこんだ爆笑アドリブ・トークが入った「トマトジュース」も忘れずに!全12曲を完奏したあとのアンコールは、まさかの(笑)「石狩挽歌」のカヴァーで、楽しい夏休みのコンサートは終了したのでした。
会場が満杯なので、出演者はなぜか店の外で休憩タイム…。
また、来年もお待ちします。
2014年4月6日日曜日
伊藤ゴロー『POSTLUDIUM』リリースツアー in 仙台
家人Tに誘われて、ギタリストの伊藤ゴローさんのツアーライブにいきました。
会場に行ったら、まだゴローさんたちリハ中でした。へへへ、1葉いただきました。
伊藤ゴロー『POSTLUDIUM』リリースツアー in 仙台
at Cafe Mozart Atelier
4月4日(金) 20:00開演
出演/伊藤ゴロー(ギター)、澤渡英一(ピアノ)
新しいアルバム『POSTLUDIUM』と前作『Glashaus(グラスハウス)』からのオリジナル曲と、ヴィニシウス・ヂ・モライス(「イパネマの娘」などで知られるボサ・ノヴァの作詞家・作曲家)の曲、坂本龍一さんの曲などをたっぷり演奏していただきました。
クラシックギターとピアノだけのインストゥルメンタルのライブです。
ゴローさんの音楽は、湿度を含んだ空気感があり、エッヂの効いた昼下がりの光が差し込んでくる部屋とか…そんな映像が浮かんでくるようなイメージで、ビターチョコレートみたいな甘さと苦さが混在する、落ち着いた大人の質量を感じます。ボサ・ノヴァのようでタンゴのようで、でも懐かしい感じもあり国籍不明だけど、優しさに溢れていて魅力的。
生ギターのふくよかな音色が心地よい。思わず手元を見てしまった…上手い人は本当に指が柔らかく動くのね。
耳に聞き覚えのある感じは、映画やテレビ関係などにも、けっこう楽曲が使われているってことなのでしょう。
少し苦手そうなMCでは、新曲の「Luminescence―Dedicated to H.H.」の“Luminescence(ルミネッセンス)”は発光現象のことで“熱を持たない冷光”の意味、「Glashaus」というのは温室をイメージしているとか、言葉にも繊細なこだわりが。
CDジャケットのアートワークもカッコいいし、基本的にセンスのいい人なのだ。
バタバタと過ごしてしまった昨今でしたが、良質な時間を過ごして、とてもリフレッシュできました。
会場に行ったら、まだゴローさんたちリハ中でした。へへへ、1葉いただきました。
伊藤ゴロー『POSTLUDIUM』リリースツアー in 仙台
at Cafe Mozart Atelier
4月4日(金) 20:00開演
出演/伊藤ゴロー(ギター)、澤渡英一(ピアノ)
新しいアルバム『POSTLUDIUM』と前作『Glashaus(グラスハウス)』からのオリジナル曲と、ヴィニシウス・ヂ・モライス(「イパネマの娘」などで知られるボサ・ノヴァの作詞家・作曲家)の曲、坂本龍一さんの曲などをたっぷり演奏していただきました。
クラシックギターとピアノだけのインストゥルメンタルのライブです。
ゴローさんの音楽は、湿度を含んだ空気感があり、エッヂの効いた昼下がりの光が差し込んでくる部屋とか…そんな映像が浮かんでくるようなイメージで、ビターチョコレートみたいな甘さと苦さが混在する、落ち着いた大人の質量を感じます。ボサ・ノヴァのようでタンゴのようで、でも懐かしい感じもあり国籍不明だけど、優しさに溢れていて魅力的。
生ギターのふくよかな音色が心地よい。思わず手元を見てしまった…上手い人は本当に指が柔らかく動くのね。
耳に聞き覚えのある感じは、映画やテレビ関係などにも、けっこう楽曲が使われているってことなのでしょう。
少し苦手そうなMCでは、新曲の「Luminescence―Dedicated to H.H.」の“Luminescence(ルミネッセンス)”は発光現象のことで“熱を持たない冷光”の意味、「Glashaus」というのは温室をイメージしているとか、言葉にも繊細なこだわりが。
CDジャケットのアートワークもカッコいいし、基本的にセンスのいい人なのだ。
バタバタと過ごしてしまった昨今でしたが、良質な時間を過ごして、とてもリフレッシュできました。
2013年10月19日土曜日
ふちがみとふなとライブ in 火星の庭2013
連休の後の平日の台風の後の夕方に、ふちがみとふなとのライブがありました。
10月15日(盛岡市)、10月16日(仙台市)、10月17日(郡山市)の、
「2013東北ツアー みちのく秋景色(仮)」
であります。
秋景色どころか、台風直撃でしたよ…。それで(仮)なのか?!
10月15日(盛岡市)、10月16日(仙台市)、10月17日(郡山市)の、
「2013東北ツアー みちのく秋景色(仮)」
であります。
秋景色どころか、台風直撃でしたよ…。それで(仮)なのか?!
で、仙台会場の常打ち小屋となっている『book cafe 火星の庭』に予約をいれて聞いてまいりました。ゲストにyumboの澁谷浩次さん。(澁谷さん、先日もかえるさんとコラボ。ビックアーチストとの競演が続いております。)
お、今日はw君(お友だちのアーティストっす)の本棚が舞台装置ですね。
【休憩】
お、今日はw君(お友だちのアーティストっす)の本棚が舞台装置ですね。
【今日の演奏曲メモ】(順番はちょっと不確か、曲名もちょっと怪しいかも)
・お店やさん
・だんだん日が長くなってきた(←?、日が長くなっていく歌だけど、短くなっていくイメージで…)
・秋の灯
・このまち
・いとしのロール
・私のひみつ
・おばさんは見ている
・ルウ
・渡り鳥職場に帰る
・私に勝るものなし
・おばさんは見ている
・だってチューだもん
・泣く女
・このまち(朝の連ドラ「ふたりっこ」の勝手にテーマソングだったらしいです)
・At Home
【休憩】
・稜線
・6がつのうた
・僕に宛てて
・頑張って歩け(バートン・クレーン)
・片思いのその前に
・いつだって眠れやしない
・Somebody to Love
・シロクマ大迷惑 (ここから、yumboの澁谷君とコラボ)
・ポワ・ポワン
・火星の庭
・歌う人
・崖の上
【アンコール】
・ジェンカ
・ヘブン
疲れていても、ちょっと和んで元気になる「ふちふなワールド」。今年も来てくれてありがとう!さらりとしているようで深い叙情を感じる純子さんの歌、今年の選曲は言葉の巧みさを感じました。そして、居るだけでほんわかの何とも言えない船戸さんの存在感、誰にも似ていないのよね。そして、コントラバスの音色は意外に饒舌っていうか、複雑で迫力ある表現力なのですよね。
また来年も「ヘブン」が聞きたいよ。待ってます!
…それから「池田さん」もよろしく!
また来年も「ヘブン」が聞きたいよ。待ってます!
…それから「池田さん」もよろしく!
2013年10月6日日曜日
大友良英とあまちゃんビックバンド in 仙台
待ちに待った“大友良英とあまちゃんスペシャルビッグバンド”のライブ(10/4)がやってきました。
なにしろ虫六家はドラマがある日は1日に3回リピートしていた(8時のオンタイム、虫六子の晩ごはんタイムに録画1st、家人Tの晩ごはんタイムに録画2ndちう)コアなあまらーでしたので、あまロス期に入り、このライブをとても楽しみにしておりました。つまり、抜け駆けはゆるされず家族全員で出かけました。
会場は東北大学「萩ホール」。初めて入りましたが、客席の入り口がどこだかさっぱり分からず、階段を迷路のように行ったり来たりしてしまいました。他のお客さんもだいぶ迷っていたので、我らだけにあらず…と思うが。防災上どおなの?という疑問は今日のところは棚上げにしておきましょう。
すでに舞台には楽器が並んでおります。
うしょしょ、テンションが上がってきましたぞ〜。
我らの目の前に大友さんのギターがおいてありました。やったー、ここに来るのね。いい席をゲットしていたものです。それにしてもネックの脇あたりの塗装の剥がれ具合がど迫力で、“ノイズ系ミュージシャン大友良英”の存在感を感じて余りあるものがあります。
会場は、2階席までぎっしり!
なんていうか、メジャーバンドみたいですね。さすが、あまちゃん効果。
(ちなみに、「今日はドラマ出演者などの登壇はまちがってもありません…」と案内にはお断りがありました。それもある意味すごし。)
“あまちゃんビッグバンド”は、大友さんほか18名の大編成。古くからの大友さんの仲間と“チャンチキトルネエド”(*)という芸大出身の鍵盤+ブラス+チンドンパーカッションのオーケストラグループがドッキングした大編成バンドです。東ヨーロッパのクレズマー、ドイツのテクノPOP、豪華な伴奏付きの演歌、モダーンジャズ、ブラジル北部のラテンmusic、中国のパンク、パリのシャンソン、ラインが絡み合うバロックmusic…と、巧みな音の引きだしいっぱいで、あまちゃんのあの劇判は出来ていたのですね。
今日のプログラムは、こんな感じでした。(9割くらいはあっていると思います)
「あまちゃん オープニングテーマ」
:言わずと知れたあのテーマ曲で幕開けでございます!
「行動のマーチ」
:リコーダーが楽しい。スコアが欲しいと思いました。チューバって随分複雑な演奏が出来る楽器
なんですね。魅力発見です。
「あまちゃんクレッツマー」
:これはこのバンドの本領発揮でしたね。いやはや楽しい!次々とメンバーにソロを回して、
渋さ知らズを彷彿したけど、渋さよりも若くて爽やか(笑)。この後味の良さはどうして
でしょうね。どっちも好きですが。
「銀幕のスター」
:しゃぼん玉ホリデーのような(って言ってたかな?)古き良き時代の芸能界のゴージャス感が
テーマらしいです。CDではアコーディオンですが、今日はトランペットが聞かせました。
秀徳君、虫六子のハートをキャッチか?
(ゲスト:マダムギター長見順)
「琥珀色のブルース」
:長見さん、ダンサーみたいな濃ゆい舞台衣装で登場。そしてブルースギターで泣かせる音色。
すんげ〜、カッコ良かった。
「奈落デキシー」(「暦の上ではディセンバー」のインストアレンジ曲)
:あのアメ女のヒット曲が良い感じのインストに…。ドラマを思い出します。
「アキのテーマ」
:S市出身の斎藤寛君(←浅野忠信似)のフルートが聴かせてくれました。
「芸能界」
:太巻のテーマ…パーカッションが不穏な空気を表現。
「アイドル狂想曲」
:おたくシーンに使われた曲。ピッコロが大ブレイクで面白すぎ…。
「軋轢と友情」
:どうしても東京に行けないユイちゃんのイライラに当てられたノイズ・ミュージック「軋轢」で、
これは大友さんの本業(?)のカッコ良さが炸裂。傷だらけのギターの意味がわかりました。
この曲だけの演奏だと不穏すぎるということで、アキちゃんとの「友情」をミックスして、
この日のタイトルは「軋轢と友情」。なんちうか、これ相当名曲でないスか?
しかし、生涯でたった一度のノイズ・ミュージックをこの日のライブで浴びてしまった人も
少なくなかったのでは(笑)。
「希求」
:東京に行くはずが、お父さんが突然倒れて行けなくなったユイと、電車に乗ったアキが別れる
シーン。大友さんもこのシーンを見るたびに泣いてしまうとのことでしたが、この曲が入ると
ほんとに泣けてくるんだよ〜。
メロディは、ラブジョイの近藤達郎さんが情感豊かなハーモニカを聴かせてくれました。
大好きです。
「灯台」
:春子のテーマなのに、最後は大吉のシーンにもつけられていたという…。
「地元でサンバ」
:「地元に帰ろう」にこめられたクドカン脚本についての大友さんの解説(?)も深かった。
「海」
:震災のあとで港には毛糸玉みたいになった鉄骨のほか、建物らしいものは何も無くなって
いたのに、海は水平線の向こうまでただ穏やかだった、陽の照り返しが波に揺られて
キラキラしてた…
あの風景を思い出さずにいられない。
「TIME」
:三代アイドルの天野家の夏、春子、アキのテーマだそうです。
(アンコール)
「潮騒のメモリー」(ボーカル:長見順)
:まさかボーカル付きのこの曲が聴けると思いませんでしたが、長見さんのボーカルも最高でした!
途中で挿入された「楽天応援した〜」の替え歌もナイス!
「あまちゃん オープニングテーマ」
:〆にもう1回。でもまたアレンジ違っていたよ。これだからジャズバンドは楽しいね。
ドラマの劇判なのでショートな楽曲が多く、つぎつぎに耳に馴染みのある曲が登場する感じ、でも1曲1曲の演奏がとても出来が良く生で聞くと一層魅力的で、あっという間のライブでした。3000円のチケット代でおつりが来る(!)満足度でした。
ありがとう!大友さん、ありがとう!あまちゃんビックバンド。
ドラマも面白かったけど、やっぱり劇判がそうとう良かったです。毎日元気をいただいていましたよ。
…チャンスがあれば聞いてみたいところでしたが、やっぱり「大晦日はスケジュール空けといて」とか言われてるんですか?
【おまけ】
10/5の朝日デジタルにクドカンのロングインタビューが載っていました。これもタイムリーだったね。
(*)「チャンチキトルネエド」は現在無期限活動休止中とのことです。…でもメンバーのほとんどが “あまちゃんビックバンド”のようですが。
なにしろ虫六家はドラマがある日は1日に3回リピートしていた(8時のオンタイム、虫六子の晩ごはんタイムに録画1st、家人Tの晩ごはんタイムに録画2ndちう)コアなあまらーでしたので、あまロス期に入り、このライブをとても楽しみにしておりました。つまり、抜け駆けはゆるされず家族全員で出かけました。
会場は東北大学「萩ホール」。初めて入りましたが、客席の入り口がどこだかさっぱり分からず、階段を迷路のように行ったり来たりしてしまいました。他のお客さんもだいぶ迷っていたので、我らだけにあらず…と思うが。防災上どおなの?という疑問は今日のところは棚上げにしておきましょう。
すでに舞台には楽器が並んでおります。
うしょしょ、テンションが上がってきましたぞ〜。
我らの目の前に大友さんのギターがおいてありました。やったー、ここに来るのね。いい席をゲットしていたものです。それにしてもネックの脇あたりの塗装の剥がれ具合がど迫力で、“ノイズ系ミュージシャン大友良英”の存在感を感じて余りあるものがあります。
会場は、2階席までぎっしり!
なんていうか、メジャーバンドみたいですね。さすが、あまちゃん効果。
(ちなみに、「今日はドラマ出演者などの登壇はまちがってもありません…」と案内にはお断りがありました。それもある意味すごし。)
“あまちゃんビッグバンド”は、大友さんほか18名の大編成。古くからの大友さんの仲間と“チャンチキトルネエド”(*)という芸大出身の鍵盤+ブラス+チンドンパーカッションのオーケストラグループがドッキングした大編成バンドです。東ヨーロッパのクレズマー、ドイツのテクノPOP、豪華な伴奏付きの演歌、モダーンジャズ、ブラジル北部のラテンmusic、中国のパンク、パリのシャンソン、ラインが絡み合うバロックmusic…と、巧みな音の引きだしいっぱいで、あまちゃんのあの劇判は出来ていたのですね。
今日のプログラムは、こんな感じでした。(9割くらいはあっていると思います)
「あまちゃん オープニングテーマ」
:言わずと知れたあのテーマ曲で幕開けでございます!
「行動のマーチ」
:リコーダーが楽しい。スコアが欲しいと思いました。チューバって随分複雑な演奏が出来る楽器
なんですね。魅力発見です。
「あまちゃんクレッツマー」
:これはこのバンドの本領発揮でしたね。いやはや楽しい!次々とメンバーにソロを回して、
渋さ知らズを彷彿したけど、渋さよりも若くて爽やか(笑)。この後味の良さはどうして
でしょうね。どっちも好きですが。
「銀幕のスター」
:しゃぼん玉ホリデーのような(って言ってたかな?)古き良き時代の芸能界のゴージャス感が
テーマらしいです。CDではアコーディオンですが、今日はトランペットが聞かせました。
秀徳君、虫六子のハートをキャッチか?
(ゲスト:マダムギター長見順)
「琥珀色のブルース」
:長見さん、ダンサーみたいな濃ゆい舞台衣装で登場。そしてブルースギターで泣かせる音色。
すんげ〜、カッコ良かった。
「奈落デキシー」(「暦の上ではディセンバー」のインストアレンジ曲)
:あのアメ女のヒット曲が良い感じのインストに…。ドラマを思い出します。
「アキのテーマ」
:S市出身の斎藤寛君(←浅野忠信似)のフルートが聴かせてくれました。
「芸能界」
:太巻のテーマ…パーカッションが不穏な空気を表現。
「アイドル狂想曲」
:おたくシーンに使われた曲。ピッコロが大ブレイクで面白すぎ…。
「軋轢と友情」
:どうしても東京に行けないユイちゃんのイライラに当てられたノイズ・ミュージック「軋轢」で、
これは大友さんの本業(?)のカッコ良さが炸裂。傷だらけのギターの意味がわかりました。
この曲だけの演奏だと不穏すぎるということで、アキちゃんとの「友情」をミックスして、
この日のタイトルは「軋轢と友情」。なんちうか、これ相当名曲でないスか?
しかし、生涯でたった一度のノイズ・ミュージックをこの日のライブで浴びてしまった人も
少なくなかったのでは(笑)。
「希求」
:東京に行くはずが、お父さんが突然倒れて行けなくなったユイと、電車に乗ったアキが別れる
シーン。大友さんもこのシーンを見るたびに泣いてしまうとのことでしたが、この曲が入ると
ほんとに泣けてくるんだよ〜。
メロディは、ラブジョイの近藤達郎さんが情感豊かなハーモニカを聴かせてくれました。
大好きです。
「灯台」
:春子のテーマなのに、最後は大吉のシーンにもつけられていたという…。
「地元でサンバ」
:「地元に帰ろう」にこめられたクドカン脚本についての大友さんの解説(?)も深かった。
「海」
:震災のあとで港には毛糸玉みたいになった鉄骨のほか、建物らしいものは何も無くなって
いたのに、海は水平線の向こうまでただ穏やかだった、陽の照り返しが波に揺られて
キラキラしてた…
あの風景を思い出さずにいられない。
「TIME」
:三代アイドルの天野家の夏、春子、アキのテーマだそうです。
(アンコール)
「潮騒のメモリー」(ボーカル:長見順)
:まさかボーカル付きのこの曲が聴けると思いませんでしたが、長見さんのボーカルも最高でした!
途中で挿入された「楽天応援した〜」の替え歌もナイス!
「あまちゃん オープニングテーマ」
:〆にもう1回。でもまたアレンジ違っていたよ。これだからジャズバンドは楽しいね。
ドラマの劇判なのでショートな楽曲が多く、つぎつぎに耳に馴染みのある曲が登場する感じ、でも1曲1曲の演奏がとても出来が良く生で聞くと一層魅力的で、あっという間のライブでした。3000円のチケット代でおつりが来る(!)満足度でした。
ありがとう!大友さん、ありがとう!あまちゃんビックバンド。
ドラマも面白かったけど、やっぱり劇判がそうとう良かったです。毎日元気をいただいていましたよ。
…チャンスがあれば聞いてみたいところでしたが、やっぱり「大晦日はスケジュール空けといて」とか言われてるんですか?
【おまけ】
10/5の朝日デジタルにクドカンのロングインタビューが載っていました。これもタイムリーだったね。
(*)「チャンチキトルネエド」は現在無期限活動休止中とのことです。…でもメンバーのほとんどが “あまちゃんビックバンド”のようですが。
2013年4月12日金曜日
こいつぁ、ありがてぇ!国立国会図書館の歴史的音源サイト「れきおん」
歌舞伎on the webのトピックスを見ていたら、「国立国会図書館が歴史的音源専用サイトを開設しました (2013.04.08)」というニュースがありました。
(以下丸々引用)
↓
「国立国会図書館が、収集・蓄積している歴史的音源を紹介する 専用サイト(愛称:れきおん)を開設しました。
平成19年に、歴史的・文化的資産である初期のレコード(SP盤)及び原盤の劣化・散逸等による音源の喪失を防ぐため、NHK・JASRAC・芸団協など6団体が参加して「歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)」が設立されました。そして、1900年初頭から1950年頃までに国内で製造されたSP盤及び金属原盤等に収録された音楽・演説等、約5万の音源のデジタル化が開始されました。国会図書館では、これらの貴重な音源を広く国民に公開するため、平成23年5月から歴史的音源の提供を開始。音源を順次追加していき、最終的には約5万音源を公開する予定になっています。現在はほとんどの音源が所定の公共図書館などでのみ聴くことのできる「館内限定公開音源」となっていますが、一部の音源はインターネット公開もされています。
従来はデジタル化資料のサイトの一つの項目に歴史的音源が掲載されていましたが、専用サイトとしてより分かりやすく、充実したサイトにリニューアルされました。
歌舞伎の歴史的音源も紹介されているので、今は亡き名優たちのセリフを聴くことができます。他にも邦楽、落語、漫談、浪曲、講談、クラシック音楽、声楽など、多彩なジャンルの貴重な音源が紹介されています。ぜひ一度ご覧ください。」
というわけで、さっそく行ってみました。
練習を始めたものの、音源がなくて、全体像が掴めなかった長唄「岸の柳」なんかもあるかな?と検索してみたら…ありました!!!!!!!
1934年01月、ビクターから発売された「杵屋五三郎(初代)、杵屋五叟(上調子)」の音源があがってました!おー、すごーい。
1927年9月、ニッポノフォン・レーベルの「芳村孝次郎(唄)、杵屋五三郎(三味線)杵屋勝丸(三味線)」なんちう、スペシャルレアなレコード(戦前でっせ!)もリストにありましたけれど、これは館内限定閲覧で、ネット上では聞けません。
が、しかし、その気になれば国会図書館にいけば聞けるってことなのかー!
ちなみに、「岸の柳」だけで43件ヒット。同じ曲のトラック別という部分もあるのですが、意外に音源が残っているんだと、ちょっと感激。
とはいえ、他の曲で検索してみるとまだまだデジタル化は途上のようで、痒いところにはなかなか手が届かない感じではありましたが、音源は順次追加されていくらしいです。ときどき検索をかけて利用しないともったいないと思いました。
こんどは役者のセリフなんか検索してみようかな?
2013年4月9日火曜日
未視聴DVD、山となりける
もともと地の利が無く気軽に舞台を見にいけない地方在住の虫六にとっては、伝統芸能関係の音源や映像DVDは貴重な教材であります。いえ、本物を見にいければそれにこしたことは無いんですけどね。で、ポピュラーミュージックなどとちがって、和物芸能系は本当に出物が少ないので、気になったら基本的に「買い」なのであります。あっというまに品切れですしね。
そんなわけで、このところストレスに任せて買い貯まったDVDが、はい、このとおり。
一応、一度視聴したものは取り除いております(「仮名手本忠臣蔵」とか、歌舞伎特選シリーズとかですね)。こいつら、まだビニールも剝けてないんですけど〜!ま、中にはNHKの特番でいちど見て、録画に満足できず保存版として買ったDVDなんかもあるんですがね。自分でいうのもなんですが、ビョーキでしょうね。
…しかし、BGMで聞けるCDと違いまして、DVDは時間を作って目と耳で見なければならないわけです。その、絶対時間が作れず、こんなに溜まってしまったんだよぅ。これを「浪費」と云わずして、何と云う!?
でも、じっくり見たいからDVD(BDもあるけど)を買っているわけなので、二倍速・三倍速で見たくはないですよね。
芝居の神様、私に1日26時間ください。(そしたら、毎日2時間番組を1本ずつみられますもんね (;´Д`A ``` つか、録画した番組も溜まっているんですけど。時間かかる〜。
そんなわけで、今月から地味にコツコツ視聴しまして、レビューを書いて行きたいと持っております。(一応、予告でした)
そんなわけで、このところストレスに任せて買い貯まったDVDが、はい、このとおり。
一応、一度視聴したものは取り除いております(「仮名手本忠臣蔵」とか、歌舞伎特選シリーズとかですね)。こいつら、まだビニールも剝けてないんですけど〜!ま、中にはNHKの特番でいちど見て、録画に満足できず保存版として買ったDVDなんかもあるんですがね。自分でいうのもなんですが、ビョーキでしょうね。
…しかし、BGMで聞けるCDと違いまして、DVDは時間を作って目と耳で見なければならないわけです。その、絶対時間が作れず、こんなに溜まってしまったんだよぅ。これを「浪費」と云わずして、何と云う!?
でも、じっくり見たいからDVD(BDもあるけど)を買っているわけなので、二倍速・三倍速で見たくはないですよね。
芝居の神様、私に1日26時間ください。(そしたら、毎日2時間番組を1本ずつみられますもんね (;´Д`A ``` つか、録画した番組も溜まっているんですけど。時間かかる〜。
そんなわけで、今月から地味にコツコツ視聴しまして、レビューを書いて行きたいと持っております。(一応、予告でした)
2013年1月17日木曜日
ヒゲの未亡人こと岸野雄一さん来仙情報
いやはや、皆さん1月11日のNHK・Eテレ「スコラ 音楽の学校」ご覧になりましたか?
かの坂本龍一さんが講師をしているやつです。
年明けからシーズン3であります。で、第1回のテーマは「映画音楽」。
そこに、我らが(!)岸野雄一さんがご出演されてました。「映画音楽」=岸野さんで、なんの不思議も無いわけですが、これがいつもの「ヒゲの未亡人」の扮装で登場したので、お茶の間に衝撃が走った模様です。(事例1,事例2)
クールだなー、マルセル・デュシャンみたいだな〜。
すごい空気ですが、映画音楽の話は(も)面白いですよ。24日の次回も楽しみです。
ま、それはそれとし、その岸野さんが、またまたS市にやってくる!という情報が入りました。今回は、岸野さんのライブはお預けでレクチャーのみ、ギャングポル&ミットというフランスの音楽ユニットがゲストだそうです。
○アニメーションと音楽の
ショートフィルムフェスティバル 2013
2月9日(土)19:15開場 19:30開演
仙台 桜井薬局セントラルホール
住所:仙台市青葉区中央2-5-10 桜井薬局ビル3F
料金:前売2200円 当日2500円
内容:アニメーション上映、レクチャー(岸野雄一)、コンサート(ギャングポル&ミット)
アニメーションと音楽のシンクロをテーマにしたショートフィルムが世界中から大集合。映像と音楽が重要に等価で扱われている短編作品を多数上映します。音と映像との関係を捉え直すという画期的なテーマの映画祭、もちろん音楽好きの方も見逃せません。
この映画祭の開催を記念して、アニメーション映像をコンサートに取り込んだ斬新なステージを魅せるフランスの音楽ユニット、Gangpol & mitがゲスト出演し、コンサートを行います。
また「音と映像のシンクロについて/岸野雄一」「アニメーション制作/Gangpol & mit」といったレクチャーや、全国各地で行われるコンサート・ディでは、"ヒゲの未亡人"ほか素敵なゲストが共演するなど、盛りだくさんの内容です。
このイベントはアンスティチュ・フランセ日本のデジタルショックの一環として開催されます。
主催:アンスティチュ・フランセ日本、OUTONEDISC
協力:アンスティチュ・フランセ日本 パリ本部、ボルドー市、福岡市、福岡市姉妹都市委員会、ユービーアイソフト株式会社、Zen Design Project、Pictoplasma
キュレーション:田端志津子
かの坂本龍一さんが講師をしているやつです。
年明けからシーズン3であります。で、第1回のテーマは「映画音楽」。
そこに、我らが(!)岸野雄一さんがご出演されてました。「映画音楽」=岸野さんで、なんの不思議も無いわけですが、これがいつもの「ヒゲの未亡人」の扮装で登場したので、お茶の間に衝撃が走った模様です。(事例1,事例2)
クールだなー、マルセル・デュシャンみたいだな〜。
すごい空気ですが、映画音楽の話は(も)面白いですよ。24日の次回も楽しみです。
ま、それはそれとし、その岸野さんが、またまたS市にやってくる!という情報が入りました。今回は、岸野さんのライブはお預けでレクチャーのみ、ギャングポル&ミットというフランスの音楽ユニットがゲストだそうです。
○アニメーションと音楽の
ショートフィルムフェスティバル 2013
2月9日(土)19:15開場 19:30開演
仙台 桜井薬局セントラルホール
住所:仙台市青葉区中央2-5-10 桜井薬局ビル3F
料金:前売2200円 当日2500円
内容:アニメーション上映、レクチャー(岸野雄一)、コンサート(ギャングポル&ミット)
この映画祭の開催を記念して、アニメーション映像をコンサートに取り込んだ斬新なステージを魅せるフランスの音楽ユニット、Gangpol & mitがゲスト出演し、コンサートを行います。
また「音と映像のシンクロについて/岸野雄一」「アニメーション制作/Gangpol & mit」といったレクチャーや、全国各地で行われるコンサート・ディでは、"ヒゲの未亡人"ほか素敵なゲストが共演するなど、盛りだくさんの内容です。
このイベントはアンスティチュ・フランセ日本のデジタルショックの一環として開催されます。
主催:アンスティチュ・フランセ日本、OUTONEDISC
協力:アンスティチュ・フランセ日本 パリ本部、ボルドー市、福岡市、福岡市姉妹都市委員会、ユービーアイソフト株式会社、Zen Design Project、Pictoplasma
キュレーション:田端志津子
2012年10月6日土曜日
幻の少女をみた_プレミアムアーカイブス「鼓の家」再放送
三響会のブログを見ていたら、「亀井・田中家を追ったドキュメンタリー『鼓の家』が再放送されます。」というインフォメーションがあって、気づいたらすでに再放送の開始から10分経過していました。…焦ってテレビをつけたら目に飛び込んできたのは、この少女でした。
![]() |
NHK「鼓の家」より。勝手に引用ごめんなさい。 |
か、かっこいい…(*´Д`*)
この凜とした佇まい、衝撃の一目惚れであります。
この方は、亀井広忠(能楽囃子・野流大鼓方)、田中傳左衛門(歌舞伎囃子方・田中流家元)、田中傳次郎(歌舞伎囃子方)三兄弟のお母様で、歌舞伎長唄囃子方田中流の田中佐太郎師匠こと亀井令子さんの若き日の姿でありました。
左太郎師匠のご主人は、これまた、葛野流大鼓方能楽師の亀井忠雄さん(人間国宝)です。
知っている人には常識でしょうが、亀井家は、家族全員が能楽囃子、もしくは、歌舞伎囃子の楽師一家なのでありました。
知っている人には常識でしょうが、亀井家は、家族全員が能楽囃子、もしくは、歌舞伎囃子の楽師一家なのでありました。
今回、NHKのプレミアムアーカイブスとして放送された「鼓の家」は、平成16年に放送された番組ですが、構成中にNHKのドキュメンタリー「ある人生 親子鼓」(昭和42年)が挿入されていて、写真の映像は、令子さんのお父上である十一代目田中傳左衛門師匠との凄まじいお稽古の様子を撮したシーンでした。田中家は300年の歴史をもつ歌舞伎囃子方の家筋ですが、十一代目の長男は学者の道を選んでしまい三女の令子さんに白羽の矢をあてて芸を受け継いだのだそうです。芸の上では女性であることを捨てて、火の玉になって掛かってこいと叱咤される、厳しく壮絶なお稽古。そこまでして身につけた芸ですが、女性は歌舞伎の舞台には上がれないわけです。(実は、佐太郎師匠は女性で唯一人歌舞伎の舞台にあがることをゆるされた囃子方なのですが、主に黒御簾の陰囃子を担当して、出囃子は打たなかったそうです)。自分が父から受け継いだ芸を田中流宗家の総帥として、息子や弟子に伝え、後身を育てることに責任があると、それが令子さんの芸に向き合う姿でした。
それにしても、亀井家の有り様はとにかく興味深いものでした。
田中家の跡取りでありながら、亀井忠雄青年と恋に落ちた令子さんは田中家から嫁ぐことを赦してもらうのですが、父・十一代目傳左衛門は「令子を嫁がせます。田中家もよろしく」と亀井家に答えたそうです。ご夫妻には運良く三人の息子が授かりますが、長男は能楽囃子の野流大鼓方として、次男は歌舞伎囃子方・田中流の家元として、三男も歌舞伎囃子方として、運命をもって厳しく仕込まれて行くのです。なにしろ、この世界は12歳までに芸事のみならず作法や心構えまで徹底的に仕込まなければならないらしい…。
兄弟は、母親の教育を「いわゆる『殴り稽古』ってやつですよ」と、幼き日の厳しい日々を回想…「鬼の佐太郎、閻魔の忠雄っていうんですよ。父親が二人いると思ってました」と。(このあたり、傳左衛門さんと傳次郎さんのキャラの違いが見えて面白かったです)
この番組の放送時間内の何割が稽古の様子か?というくらい、この家の人たちはずっと稽古をしています。その稽古する家族の舞台と生活を支えるために、令子さんはとびきり効率よく時間をつかって、掃除・洗濯・犬の散歩・食事の支度をし、自分も稽古をし、弟子にも厳しい稽古をつける。
凜とした少女の目のまま、いまもあの佇まいをもって年月を重ねているのですよ。
(二度惚れ…((w´ω`w)))
さらに感動したのは、長男の亀井広忠さんが父・忠雄さんに「安宅」の「延年の舞」の稽古をつけてもらうシーン。まさに命のやりとり!緊張に満ち、魂のぶつかり合う渾身の稽古。本番の気迫もものすごい…能楽、すごい!と今さらながら目から鱗でした(真夜中なのに興奮して眠れなくなりました)。
そして、忠雄さんが「もう伝えることは伝えたから、この先は自分だから」と!そういう芸能者としての潔さもさることながら、やっぱり昇り詰める芸能者って孤独なんだな…と。
そんなわけで、頭の10分を見られなかったのは悔しいけれど、とにかく見逃さなくて良かった!!!!!…っていうか、もう録画再生で3回もみてしまいました。永久保存版ですかね。10分切れてますが…(涙)
三響会の第8回目の公演会は10月27日!
しかし、この日は…。
2012年7月16日月曜日
ふちがみとふなとTOUR2012 7月の稜線を行くツアー
今年いちばんの暑さ…、午後は寝不足がたたってゆで卵のようになって午睡してしまいました。夕方、↓このライブがあるので眠い目をこすりながら起き出して、家族で出かけました。
○ふちがみとふなとTOUR2012 7月の稜線を行くツアー
日時 7月16日(月・海の日)19:00〜
会場 仙台“bookcafe 火星の庭”
今日の演奏は、いつもは秋・冬のツアーが多かったので、春夏の歌を…と。大好きなCD『ハッピーセット』からの選曲が多くて、子守歌代わりに聞かされて育った虫六子もノリノリでした。
・「日曜日ひとりで出かけた」
・「立春」
・「おおシャンゼリゼ」
・「はじめまして」
・「いつだって眠れやしない」
・「あじさい」
・「ママの山羊は10匹」
・「at Home」
・「いとしのロール」
・「大人になっていた」
・「ニッポン娘さん」
・「トラック野郎ジョン」
・「単語がないまち(←タイトルわからないけど大阪のうた)」
・チューリッヒ(スイス)の建築事務所「オフィス・ハラトリ」の社歌
・「稜線」
…(順不同)
生で「はじめまして」を聞いたのも初めてかな?
アンコールには「ヘブン」を歌ってくれて、幸せになりました。
船戸さんのウッドベース大好き。楽器って生き物だなーと教えてくれます。
たっぷり歌ってくれて満足した〜!ありがとう。
いつもステキなお二人です。
また来てね〜〜!!
(帰りに自転車を漕ぎながら、「ふなとさん、ゆるキャラ〜!」とこっそり盛り上がる母娘。でも、船戸博史さんのソロCD『 Low Fish』はカッコいいですぞ!!)
2012年2月26日日曜日
ラジオも進化していた
虫六は趣味で長唄のお三味線をやっておりますですが、練習も含めて長唄の音源を聴きたいなーと思うと、主にCDなどを探すことになるわけです。ところが、ご想像の通り、長唄の音源は多くありませんで、iTunes Storeなんか「邦楽」ってジャンルすらありません。必死で集めてはおりますがなかなか充実に至らないのでありました。
お正月明けに、勝幸恵先生の演奏がFMで放送されるという情報が入ったことがありました。我らが先生や姉弟子のみなさんは、それをエアチェックするために、量販電気店にカセットテープを買いに行ってたらい回しにされたり、誰かが録音したのをMDにダビングできるのか?CDに焼けるか?とか、なんだか大騒動になったのでした。
近年の録音・録画メディア形式の目まぐるしい変化で、迷惑を被っている人は沢山いらっしゃると思います。我が一門でも、これまで、先生のカセットテープやMDの音源をダビングしていただくのにも、こちらはiPadで再生したいけどデータに落とせないし、もうカセットデッキはウチにないし、MDはあるけど汎用性がないし…とか、それぞれの事情でいろいろ大変なのでした。
これも、音源が少ないから余計にこんなことが生じてしまうわけですが…。
で、少ない音源を確保するためにも、やっぱりラジオのエアチェックは欠かせないな…という判断にいたり、虫六もラジオを購入する事にしたのです。
実は、震災の時にトランジスタラジオを持っていなかったので、情報が得られず、えらく難儀したので、ラジオを買おうと思ったのですが、当時欠品で手に入らず、ちょっと怪しくなっていた中古ラジオを使用して間に合わせていたのでした。
で、買っちゃうモンね〜!と、SONYのポータブルラジオレコーダーをチョイス。直感で選んだら、こいつが優れものでした!!
ラジオの他に、ICレコーダーの機能も付いていたんです。
ラジオの他に、ICレコーダーの機能も付いていたんです。
まず、予約しておけば、ラジオが付いてなくてもちゃんと録音しておいてくれる。(邦楽番組放送時は仕事中につき、オンタイムに聞くことができないので、マジありがたい)
内蔵メモリ (4GB)とSDカード両用でに長時間録音可能。再生機能もいろいろ便利で再生スピードの可変やリピート機能もあります。また、MP3録音だから手持ちのICレコーダーに持ち出したり、パソコンに読み込めばCDに書き出すこともできちゃいます。
また、別売りのコードを買うと、カセットデッキやMDプレーヤーの音源を取り込むこともできると説明がありました(やってないけど)。
で、邪魔にならない大きさで、軽いので移動も楽。
もっと早く導入すれば良かったなぁと、ちょっと世間から遅れてたことを実感した虫六でした。
あ、その上、中古ラジオだと我が家は電波が荒れるなぁと思っていたんですけど、これが綺麗に入ってる!受信機も進化してるのかな?凄いなぁ〜。
2011年10月29日土曜日
ピーターパンに青山陽一ライブを聴きに行く
土曜日、ロック喫茶「ピーターパン」に青山陽一さんが出前ライブに来るというので、家人Tにくっついて行きました。


以前に青山さんのライブに行ったのは、虫六子がまだ3歳かそこらの頃…。しかし、青山さんはあいかわらず若々しくて、嬉しい限りです。ちなみに同じ年。
今年は、『Blues For Tomato』という5年ぶりのアルバムを出したので、そのツアーなのですが、本当は4人のバンドで作ったアルバムなのに、1人ライブである意味寂しいと言ってました(笑)
でも、アルバムの曲を中心に、懐かしの代表曲「難破船のセイラー」や「So Far, So Close」なども織り交ぜて2時間半に及ぶたっぷりライブで、贅沢でした。確かなギターテクニックに圧倒されました。ピッキングっていうんですか?とんでもなく耳触りのよい、気持ちいい音が聞こえてくるのですが右手の動きは楽譜に隠れて見えず、悔しかったね。ソウルフルなボーカルもいいんですよ。これまた。
それから、おひとりライブなんですが…。
自分でハミングしたり演奏してサンプリングした音をループマシンでその場で重ねていって、即興で厚い伴奏音を作り、それに合わせてボーカルやギターを演奏する妙技(?)は、ただ感動。その緊張感と音楽の完成度が凄い!これまでも「ロンリー・インベーダー・ツアー」というテーマでこのようなスタイルの1人ライヴをやっていたそうです。
っていうか、こういうの巷ではよくあるんでしょうか?準備した打ち込みではなく、その場で音を作って重ねるんですけど…。固唾をのんで音楽が出来ていくのを見て聞くという体験でした。
ピータ−パンでは、青山さんを迎えるにあたり、氏が敬愛する「TRAFFIC」のLPを店内に飾ってお出迎え…。ホスピタリティーが行き届いていますね、長崎さん!
そういえば、青山さんは先頃、「SW YouTube Contest 」という、スティーヴ・ウィンウッド・オフィシャルサイト主催の"Can't Find My Way Home"カヴァー・コンテストで、世界中から応募がある中で第2位という快挙に輝いたそうなのです。これは、相当凄いことだそうで、家人Tも熱弁しておりました。
そんなわけで、"Can't Find My Way Home"のカヴァーも聞かせていただいて、満足満足。
会場で買った『Blues For Tomato』のアルバムは、さっそくiPadに入れました。へへへ。
2011年5月16日月曜日
SPレコードの会
5月15日(日)、街中サロンにしむらにSPレコードを聞くという催しに誘われて行ってみました。
顔を出したらすでに始まっていて、平均年齢60代後半?というスーパーシニアの集まりでしたが、ジーコジーコと蓄音機を回しながら、ときどき回転数が遅れがちな、レアなレコードを聞かせていただきました。

虫六は個人的に「中村吉右衛門小唄名曲集」(←初代播磨屋が余興で作ったレコードでしょうか?)のというのをじっくり聞きたかったのですが、1枚の片面だけかけたら、ご参加の皆さんのお好みに合わなかったみたいで、すぐにマンボに変えられてしまいました…!!
このご馳走感が伝わらないとは…。後半には都々逸とかも入っていて、聞きたかったんだよぉ〜!
S市にはあんまりお芝居文化は浸透してなかったのかな…、とちょいと好事家のお年寄りに巡り会えるかも?と期待していた虫六の野望はズッコケました…が、とりあえずこんな若造の感想なんか関係ないもんね。江利チエミの「テネシーワルツ」(←やっぱり江利チエミだったし)をで、みんな泣きそうになってましたよ。
1時間1000円で貸し出すそうですので、こじんまりした発表会などにもご利用くださいとのこと。
向田邦子のリーディングの会なんかどすか?
2010年12月6日月曜日
芸の神髄シリーズ「長唄・杵屋勝三郎・杵屋勝国」
最近、立て続けに音源紹介をしていましたら、知人筋から嬉しいリアクションをいただきましたので、調子に乗ってまたDVDを一枚。
これは、2008年の杵勝会の国立劇場での演奏会の音源+映像なんですが…。NHK-BSでも放送になったものですが、さらに編集されてDVDになったものです。今年ご逝去された七代目家元・勝三郎師匠の確かな芸を映像でみることができる貴重な一枚。あぁ、故・家元の演奏を生で聞くことはもう出来ないのですね、…今年の杵勝会チャリティー演奏会でも…(´;ω;`)

税込価格4,935円
「本物の芸に酔う」をテーマに企画した「芸の真髄シリーズ」。
第二回は、長唄。芸の心と技の伝承に光をあてました。長唄の洗練された華やかな旋律を、勝三郎、勝国が磨き抜いた技と新しい感性で表現した舞台です。
2008年8月20日に東京・国立劇場で行われた公演をDVD化。
五色の糸
唄 : 東音 宮田哲男(人間国宝)/杵屋勝四郎/杵屋利光
三味線 : 杵屋勝三郎/杵屋勝国/杵屋禄宣
吉原雀
唄 : 杵屋禄三/杵屋勝之弥/杵屋巳之助/杵屋禄丈/杵屋利次郎/杵屋勝彦
三味線 : 杵屋勝国/杵屋裕光/杵屋勝松/杵屋禄山/杵屋勝国毅/杵屋裕太郎
杵勝三伝の内 安達ヶ原
唄 : 杵屋禄三/杵屋勝四郎/杵屋利光/杵屋忠次郎/杵屋禄丈/杵屋巳之助/杵屋勝吉治
三味線 : 杵屋勝三郎/杵屋勝国/杵屋寿治/杵屋清治郎/杵屋勝正雄/杵屋勝十朗/杵屋禄宣
大合奏による抄曲集
杵屋勝三郎 ほか 杵屋一門
囃子 : 堅田喜三久 社中
笛 : 藤舎名生
ほか
○2008年放送
*134分収録/画面サイズ16:9LB/リーフレット付
発行発売・NHKエンタープライズ
故・家元と勝国師匠の芸の共演も素晴らしいですが、禄三師匠お一人の立唄に、ずらりと並んだ杵勝の三味線勢揃い大合奏とか、「吉原雀」の曲弾きの大合奏とか、本当に鳥肌が立つほどかっこいいです!本番の演奏会を何で聞きに行かなかったのか…!?と、百年の後悔に襲われますです。
とりあえず、11日の演奏会が楽しみすぎる…。
2010年12月4日土曜日
「かかさん、かかさん、ここあけて」_黒い虫六ふたたび
いまさら口にするのも空しゅうなる、毎度お馴染み丸投げ上司の無茶振りで、今回は2週間休みなしの午前様までのサービス残業2回のおまけ付きでしたが、一応の山場も無事に乗り越えたのでした。お歳柄、体力もきついですが、心のエネルギーがいつまで持つか、我ながら分からなくなってきたなぁ。
しんどいことは早く忘れよう…。
というわけで、
この状況下、洞穴の虫六にとって、かすかに射した一筋の光り。それは、12月11日(土)の「杵勝会・歳末チャリティー長唄演奏会」であります!!
何しろ、こんなに贅沢でうれしい演奏会はほかに知りませぬ。
杵勝会のお弟子でもないのに、たっぷり名人の演奏が聴けます。
毎年、これを先生達と聞きに行くのが楽しみなのですが、今年は先生が都合でいけなくなってしまい、「いけるならしっかり聞いてきて!」との使命を受けて、単独行動に出る虫六です。(いえ、もしかしたら姉弟子の方々も行かれるかもしれないんですが…。つまり、1人でも聞いてきます!ってことで)
で、
せっかく土曜にお休みを取っていくので、そのまま帰ってくるのは勿体ない…ということで。
黒い虫六がまたまたムズムズ。
気がつけば、こちらのチケットを入手していました。
うししのし。
「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」って、謎の多い不思議な狂言なんですよね。解釈の違う型がいろいろ残されているらしいですが、なかなか掛からず観るチャンスを逸していたのですが、この度音羽屋さんが通しで掛けてくださいました!「玉手御前」を菊之助丈が、「合邦道心」を菊五郎丈!やったね!
というわけで、「摂州合邦辻」の蘊蓄は明日あたりに又聞き日記を書くとして…。
洞穴仕事のBGMとして、予習がてらこっそり聞いていた名盤を一つご紹介しましょう。

○竹本住大夫の世界
第一弾 おんなの情を語る
『摂州合邦辻 合邦住家の段』(84分)
武家の後妻に入った玉手御前(19歳)は義理の息子俊徳丸に横恋慕し、俊徳丸は婚約者と出奔。玉手が嫁ぎ先を追い出され実家に戻るシーンから、この段は始まります。ところが、悪妻玉手にはもう一つの真実が隠されていたのでした。
●聴きどころ…玉手が父親合邦に腹を刺されてからのク ドキに注目。
●住大夫さんからひと言…大夫と名がつく者はだれでも語る、それほどの名曲です。
定価5,500円(税込) CD2枚組
大夫/竹本住大夫
三味線/野澤錦糸
平成12年10月文楽素浄瑠璃の会
発売:和楽舎
仕事のBGMじゃなくて、時間を作って聞かないと!っていうCDなんですよ。本当は(爆!)
2010年11月25日木曜日
女流義太夫・人間国宝・竹本駒之助
DVDをもう一本紹介。
これは今年の初め頃に出たものですが、紹介し損ねて、あ〜ぁもう年末になろうとしています。我ながら、とほほ。
とはいえ、駒之助大夫の語り、うわぁ、かっこいい。ちょっと放心ですね。
『女流』という芸人さんの高度で確かな芸に、なんだか惹かれる今日この頃です。杵屋勝幸恵師匠しかり!沢村豊子師匠しかり!
本番の前に、橋本治氏の蘊蓄があるんですが、これが「どーでもいい話なんだけど」と野暮を照れながら話出すと止まらない…という風情がなんだか微笑ましかったです。この公演自体が「橋本治と共に女流義太夫を楽しむ会」を収録したものだそうです。

○女流義太夫 人間国宝 竹本駒之助
〜ひらかな盛衰記より 神崎揚屋の段
【出演】
浄瑠璃 竹本駒之助
三味線 鶴澤寛也
ツレ 鶴澤津賀寿
第1部・お話
ナビゲーター 橋本治
制作 (株)JDC
2010年11月24日水曜日
岩手の秘謡「御祝」
遠野地区に伝承される「御祝」という秘謡のDVDが出ていたので、ポチってみました。

2006年発売なので、ニュースってわけでもないですが…。
でも、この芸能は目から鱗というか、衝撃でした。
右に男性がずらっと並び「謡」をうたいはじめると、左にずらっと並んだ女性が歌詞も旋律も違う「民謡」を唄い重ねて、何とも言えないハーモニーを奏でるのです。かっこいいぞ。生のを聞きたいぞ!
○「岩手の秘謡 『御祝(ごいわい)』」
遠野市氷口御祝保存会(とおのしすがぐち・ごいわいほぞんかい)
「第21回<東京の夏>音楽祭2005」のライブ収録DVD。男性が謡を、女性が民謡を同時に歌うという大変珍しい芸能。岩手県指定無形民俗文化財の「御祝(ごいわい)」の紀尾井ホール公演を収録。
監修・解説:徳丸吉彦(音楽学・放送大学教授)
1 遠野市氷口の伝統と四季のくらし
(スライド写真撮影:浦田穂一)
2 御祝の解説と合わせ方
3 氷口御祝「高砂」
4 氷口御祝「四海波」
5 氷口御祝「春榮」
6 日本音楽における打合わせ 地歌「すり鉢」「れん木」「せっかい」
三弦:藤井昭子、塚本徳、渡辺明子
7 氷口御祝「松竹」
8 氷口御祝「桑の弓」
9 みやこ節
販売元: ビクターエンタテインメント
発売日: 2006/09/21
時間: 60 分
定価:4200円
2010年7月17日土曜日
浪曲三味線・沢村豊子の世界
曲師_浪曲の三味線弾きをそう呼ぶそうです。
虫六がそもそも「お三味線かっこいい!!」と夢中になったのは、曲師の弾くお三味線でした。
その現役曲師の中でも当代随一!と国本武春先生が太鼓判を押す、「沢村豊子師匠」の芸を記録したDVDがでました。

出演 沢村豊子
国本武春
発売元 武春堂
販売元 バウンディ(株)
定価 3000円
「その音締(ねじめ)の良さと技術は浪曲界随一。ベテランから若手まですべての浪曲人に愛される、まさしく浪曲界の宝」といわれる沢村豊子師匠の芸の世界を、国本武春先生が案内役となり、浪曲独特の調弦のしかたにはじまり、関西節と関東節のそれぞれの弾きだし、キッカケからきざみ節、うれい節、セメ、浮かれ節…などなど、浪曲三味線の奏法を武春先生の唸りと合わせつつ実演で紹介。手元のアップ映像や対談もあって、充実の一枚です。
語りの調子に合わせながら、かつ、のせていく、曲師の芸…すごくジャズっぽい。そして何より豊子師匠がチャーミング!!カッコ良すぎです。
この芸を記録として残したいという、武春先生の強い思いが伝わってきます。
こういうDVDを杵屋勝幸恵先生でも作ってもらえないだろうか?!ぜひ!!!!
2010年1月13日水曜日
友吉鶴心『城壁のハムレット』を視聴
偶然You Tubeで予告編をみて、友吉鶴心という薩摩琵琶奏者のDVDを衝動買いしました。(じつはTUTAYAポイントが貯まっていたので、お得買いですが)

虫六不勉強につき存じ上げなかったのですが、もしかしてその筋ではよく知られた方なのかもしれません。
プロデュースは小説家・橋本治氏で、橋本氏の書き下ろし「城郭のハムレット」「菊慈童」「日本海海戦」の3作品の演奏で、これまで琵琶の演奏というものに抱いていた印象とはだいぶ違うものでした。
つまり、重々しく、センテンスを語る息がやたらと長い…という感じだったわけなんですが、鶴心氏の演奏は、まず琵琶の音がとても透明で、かつ、吟詠がとても聞きやすい。現代人である橋本氏が書いた文章を読んでいるからとも言えますが、言葉がすんなり入ってくるというのは、要素としては大きいです。衝撃がありました ( Д) ゚ ゚
琵琶の世界も新しい才能が活躍しているんですね。
生の演奏も機会があったらぜひ聴きたいものです。
●薩摩琵琶『城壁のハムレット』
橋本治・作
友吉鶴心・演奏
企画制作/発売 株式会社ジェイブイディー
2009年11月26日木曜日
オリジナルCD完成!…と同時に封印か?!
じゃーん!ついに「松の会」の録音CDが完成しました。
さすが、SONY-PCM-M10は音質いいですね。ビックリしたのは、周りのざわざわなど雑音がほとんど入っていないこと。専門的なことはよく分かりませんが、不肖虫六の痩せた音色や狂った勘所もリアルな音質で痛いほどばっちり録音されていました…ヾ(*゚A`)ノ 本番の前に自分の演奏を録音して聴かなくて、本当に正解でした。メンタルな意味でダメージでかすぎ(u_u。)
編集するためには聞かざるを得ませんでしたが、自分の演奏は笑って聞けるその時までしばらく封印かな…(汗)。でも、「初心忘れるべからず」じゃないけれど、自分の肝を冷やすのにいいかも?などと、自虐的な発想もしてみたのでした。
それはそうとし、諸先輩方の全演奏を録音したので、全部書き出して記念CDを作成しました。
CDプレイヤーでも聞けるように、贅沢音質で.m4aで書き出したら、ファイルサイズが大きくなって、3枚組になりました。3枚用のケースを買って表紙までつけてオリジナルCDを作成!我ながら、手が込んでいるなぁ。(時間あればデザインも懲りたいところでしたが…)
今日は仕事帰りにお稽古だったので、師匠にお渡ししようとちょっと焦って仕上げたのでしたが、夕方師匠からメールが来て、お稽古日が延期になりました(爆)残念!
編集するためには聞かざるを得ませんでしたが、自分の演奏は笑って聞けるその時までしばらく封印かな…(汗)。でも、「初心忘れるべからず」じゃないけれど、自分の肝を冷やすのにいいかも?などと、自虐的な発想もしてみたのでした。
それはそうとし、諸先輩方の全演奏を録音したので、全部書き出して記念CDを作成しました。
CDプレイヤーでも聞けるように、贅沢音質で.m4aで書き出したら、ファイルサイズが大きくなって、3枚組になりました。3枚用のケースを買って表紙までつけてオリジナルCDを作成!我ながら、手が込んでいるなぁ。(時間あればデザインも懲りたいところでしたが…)
今日は仕事帰りにお稽古だったので、師匠にお渡ししようとちょっと焦って仕上げたのでしたが、夕方師匠からメールが来て、お稽古日が延期になりました(爆)残念!
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