2011年1月30日日曜日

清酒・エキ政宗と熊本市電0800型

職場でお世話になっている鉄道愛好会のみなさんの新年会に参加してきました。
エキナカの中華料理店です。
「一人一品のこだわり写真を持ってきてね」という指令があり、1分スピーチのコーナーがありましたが、みんな自分の話に夢中で、誰の話も聞いてね—。こういうのを盛り上がっているというのでしょうかね。

今日の目玉は、S駅のエキナカテナントを管理しているJR関連会社がこのたび開発した清酒「仙台 驛政宗」(エキ政宗、と勝手に命名)の試飲。

ちょっと辛口で、旨みもありました。勝山酒造さんが仕込んだそうです。
駅のお寿司屋さんなどで飲めますが、もうあんまり在庫はないんだとか。エキナカの吉岡酒店でも扱っているとありますが、在庫あるのかな?
いずれ役得で珍しいお酒をいただきました。

後半は、お楽しみくじ大会。
なかなかアタンナイな〜とか思っていたら、なんと熊本市電のLRT0800型のNゲージが当たっちゃいました。
おじさん達に、「俺のと交換しろ」とか「いちばん良いのを当てたな」とか、いろいろ声を掛けられました。ま、私がいただいても宝の持ち腐れなんですが、職場にディスプレイしましょう。

動力キットを買って改造すると、走らせることも可能らしいので、ちょっとトライしてみようかと思っております。へへへ。


2011年1月29日土曜日

自己紹介が「心の直ぐでない者」って…野村万作・萬斎 狂言公演

忌みの暮らしを全うしております虫六ですが、去年のウチから先行予約にしてゲットした「狂言公演」をガスパママさんと見に行きました。

○「笑いの芸術 野村万作・萬斎 狂言公演」

日時:平成23年1月29日(土) 午後2時開演
会場:東京エレクトロンホール宮城
主催:宮城県文化振興財団・河北新報社・宮城県

番組
1)解説 野村萬斎
2)狂言「磁石」
   すっぱ  野村万作
   田舎者  高野和憲
   宿 屋  月崎晴夫
3)狂言「悪太郎」
   悪太郎  野村萬斎
   叔 父  野村万作
   僧    高野和憲

(演目の解説はこちら。)

狂言…久しぶりで生舞台をみたんですが、寓話ぽくて面白いんだなと発見がありました。「身替わり座禅」や「棒縛り」など狂言から歌舞伎芝居に仕立てられているものもいろいろありますが、本物はシンプルなんだなぁ。(歌舞伎だと豪華絢爛だけど、それもいいですけどね。)古典芸能ですから、演じる役者は体の使い方とか間とか、気を使っている部分は見えないところにいろいろとあるんだと思いますが、虫六としては単純でとぼけたお話そのものの可笑し味が新鮮でした。
子供でも分かる、楽しさ、日本人て大昔からコメディが好きなんですね。
それにしても、自分のことを「我は心が直ぐでない者」って自己紹介してしまう単純さって…。

ビックリしたのは、野村萬斎さんが解説をしてくれたのですが、これが何もみないで淀みなく、面白おかしく会場を沸かせながら…の25分間。うまい!公演最終日っていていたし、毎回やっていたのかも知れませんが、天晴れでした。狂言の未来は明るいよ!と感じましたね。満席で、立ち見までいたし…。

ところで、
今回、心を鬼にして宮城県文化振興財団には苦言を申しあげなければいけません。
先行予約でFAX予約して、先に入金までさせときながら、↓この席はないでしょう。

この席だったら、発売日に並んだ方がよっぽどいい席とれたわけで、まだ2階席の方がいいってもんでしょう。一種の裏切り行為という印象すら受けましたよ。おいおいです。
立ち見が出るほどの売れ行きだったので、座れただけましという考え方もあるかもしれませんが、もうちっと巧くやれないものかと思います。

狂言は良かったけど、制作は??でした。ちょっと残念。


2011年1月27日木曜日

フリー部品欠品 (´・ω・`)

そういえば、先日映画を観ている時、預けていた自転車屋さんから携帯電話に留守録が入ったんですが…。
頼んでいた私の自転車のフリー部品が現在欠品中で、納品が2月中旬過ぎになるらしい。

平日は車で通勤しているものの、いざ自転車なくなると不便だなぁ。
ちゃんと部品がくるといいなぁ。
…長いなぁ。

2011年1月24日月曜日

紙くず

いえ、今日は予定では午前_お三味線お稽古、午後_頼まれた原稿書き、のはずだったのですが…。勘違いでお稽古がなかったことが判明し、ちょっとずっこけて帰宅したら、どうも乗らないので(まだ締め切りまであるし…と)原稿書きを棚上げして、大晦日からそれこそ山積みになっていた、使用済み書類の整理をしました。

使用済み書類といっても、「とりあえず捨てない」でいたという代物で、虫六子の学校関係の書類や、クレジットカードや公共料金の明細や、手紙や、貰ってきた映画や商品関係のパンフレットなどなど…と重要度はさまざま。判断を保留してリビングのとある箇所にため込んでいたら、大掃除の頃に雪崩を起こしたので、一念発起して整理しようと引っ張り出したら、紙袋3つ分ありました。整理してみたら6年前くらいの明細とか出てきまして、我ながら「どんだけ〜??」でした。
手紙などは振り分けて、会計関係の明細類はシュレッダーにかけて、封筒やDMなどは消しポンスタンプを押してチラシ類といっしょにまとめました。

途中でシュレッダーが熱をもって動かなくなったり詰まったりして苦労しましたが、なんとか終了。粉砕くずゴミ袋2つ、そのままのを紙袋1つにまとめたのでした。

が、しかし。
子供会の資源回収は先週の土曜日に終わってしまい、あと1ヶ月ありません( ̄Д ̄;;
できればそっちに協力したかったのですが、また1ヶ月置いとくのもなぁ。市の回収に出したらいいか、ちょっと迷っております。

本当は、焚き火が好きなんですけど…。
焚き火、しばらくやっていませんな。

2011年1月23日日曜日

映画『海炭市叙景』_サントラ発売希望

熊切和嘉監督の映画『海炭市叙景』が公開になったので、さっそく見に来ました。


やっぱりフィルムの映画はいいです。
空気の冷たさや湿気まで伝わってきた感じ。(日の出のシーン、綺麗すぎて泣きそうになった。来年のお正月は函館に行こうと思いました。)
「海炭市」という架空の街(でも函館市がモデル)を舞台に、なんだか歯車が合っていないというか人生がうまくいかない市井の人々のある年(原作では1980年代の話を映画では現代に置き換えているらしい)の暮れのできごとをいくつかのプロットとして並列し群像劇として叙景した映画、というのでしょうか。
41才で自殺した函館出身の作家・佐藤泰志の原作です。

函館の市民がみずから製作実行委員会を設立して資金を集め、プロの俳優に混じって出演もして、上映にこぎ着けた奇跡の映画。函館の人たち、立派です。でも、「市民参加」にありがちな素人くさい妥協した印象はありませんでした。むしろ、<猫を抱いた婆さん>の地上げに抗するトキさん役の中里あきさんの存在感などは、プロの俳優さんを食ってましたね。

たぶん背景が複雑すぎて、映画では割愛されたりしたのかなと思う部分もありましたが、一つ一つの物語に、当たり前に共有できる「痛み」というものが感じられて、物語に引き込まれました。

パンフレットで監督も言っていましたが、観ていてアメリカン・ニューシネマや王家衛の香港映画を思い出しました。そういう雰囲気というか空気感を感じる映画でした。

原作読まねば…でしょうね。(←読んでないのかよ!)

それから、ジム・オルークの音楽がまたぴったりで非常に良かったのですが、残念ながらサントラがないらしい。なんとか出して欲しいものと切望する次第です。
(音楽は、予告編でちょっぴりだけ流れますけどね。)

2011年1月19日水曜日

はまりました c(>ω<)ゞ カリフォルニア・メロゴールド

虫六子と留守番モードだったこの数日間、我ら親子がはまっていたフルーツがありました。
それは、「メロゴールド」というグレープフルーツの仲間。

でかい!
普通のグループフルーツの倍くらいある感じです。
ポメロと四倍体グレープフルーツの掛け合わせらしいです。
実は柔らかくジューシーですが、プリッとした感触もあり、かつ、爽やかなのに濃厚な甘さ…。
お値段もS市相場で約200円弱とお高めですが、これが後悔しない美味しさです。
ケーキを買ったと思えば安いくらいッスよ!

この「厳選」マークが目印みたいですよ。
でっかくて黄色のグレープフルーツにこのシールが貼ってあったら、要チェックです。

家人Tが留守のあいだは、二人だったので贅沢に赤道線で二つに切って、スプーンでざくざく食していた我らですが、今日は一人増えたので、1房づつむいて食べました。
でかくてプリプリっ!薄皮が柔らかいのでむくのも楽です。
でも、むくのは10分、食べるのは2分でした(爆)

ちなみに、今が旬で2月過ぎると市場に出回らなくなると、お店のおじさんが言ってました。

2011年1月18日火曜日

はやぶさの運転席

ネットニュースを見ていたら、「東北新幹線はやぶさ(E5系)の試乗会」というのがあったのでクリックしてみたら、なんと運転席のパノラマ写真でした。

ハンドル操作で天井も見える…。GoogleMapのストリートビューと同じ作りですか?
ニュース写真も進化しているんですね。

フロントガラスが狭いのが気になりました。

2011年1月17日月曜日

家人Tの災難

この週末、家人Tは(受験生を置いて)、某英国ミュージシャンのライブを聴きにいくため上京していました。
C試験の仕事のあとY新幹線で直行する予定でしたが、おとといのJR東日本のシステムトラブルでY市からいけずに、いちどS市に戻ってそこから出発、ライブはおしまい30分にやっと間に合ったそうです。それで昨日2日目を最前列でたっぷり聞いて、本日の朝の新幹線で戻って仕事に直行の予定でした。

が、今朝のJR東日本のシステムトラブルですよ。
大宮駅からいきなり足止めを食らって大変だった模様…、結局1時間半ほど遅れてS市に到着、そのままバスでY市に仕事に行ったとか。

しかし、こんな事故はなんのその!家人Tは明日はお仕事休みで、出直し横浜ライブだそうで…。(また新幹線止まんじゃないの? てか〜)
でも虫六は愚痴も文句も言わないモンね〜。どうぞ、どうぞ。この機会に虫六子の好物とか食わせて点数稼ぎです ( ̄ー+ ̄)


【今日の黒いふたり】
家人T(日頃の貸しを返して貰っているつもり)
虫六(たっぷり貸しを作っているつもり)


2011年1月15日土曜日

眼福じゃー、「わが心の歌舞伎座」

某C試験のお役目を逃れて思いがけずお休みがいただけまして、歌舞伎座さよなら公演記念ドキュメンタリー作品「わが心の歌舞伎座」を公開初日に見に行くことができました。

松竹系のシネコンですが、上映があったのはいつもシネマ歌舞伎をやる小さめのシアターです。

このディスプレイも歌舞伎座閉場の頃から置いてありましたので、1年近くになりますかね。

歌舞伎座。
先日建物がすっかり無くなってしまっていたことを思いだして、初っぱなから懐かしさで月参(…というほどでもないですが、全然)したあの頃がフラッシュバック。去年の今頃、虫六真っ黒でした (;´Д`A ```

で、映画ですが…、私この映画のDVDがもし出されたらマジ買います。愛蔵版として欲しい!でも、ヘンなおまけ付けて10000円とか言われたらやだなぁ。写真集もすでに買ってますから!

DVDにならないかもしれませんので、歌舞伎座に少なからず愛着があった方々、お見逃し無く!!S市のMOVIXなど今日から公開ですが、2週目は未定ですよ!未定!イタタ…(ノ∀`)


撮影されたのは、さよなら公演に先駆けて行われた「歌舞伎座さよなら公演古式顔寄せ手打ち式」(2009年1月2日)から、「歌舞伎座閉場式」(2010年4月30日)までの16ヶ月間。
終焉に向かう劇場の時間を軸に、花形役者11人が歌舞伎座に寄せる万感の思いを語り、特に思い入れの深い自らの舞台の映像がオーバーラップ、歌舞伎公演にかかわる200人の裏方さんの日常にもカメラのファインダーは向けられ、客席からは見えなかった歌舞伎座の姿が浮かび上がって見えます。貴重な資料映像やエピソードも、良かった。
役者さんのコメントは台本を読むわけじゃなくそれぞれの心持ちが素直に伝わってきて、想像以上に胸を打たれました。本当に、この場所で人生を過ごして、俳優としても人としても成長してきた人たちなのだ、歌舞伎役者という方々は。
こればかりは、若手はとりあえず出る幕無くてもしょうがないかな。

役者さんの好き嫌いとか、運良く自分が観ることの出来た舞台だったとか関係なく、本当にお一人お一人のコメントにそれぞれ胸が打たれるものがあったのです。また、役に込める思いはそのまま、舞台の見どころでもありますね。
様々な進取の取り組みや異ジャンルの仕事を積み重ねたとしても、最後は歌舞伎座の舞台が役者として真価が問われる舞台なのだということが、じんわり感じられました。

【この辺からネタばれ有りです】

強く印象に残ったエピソードは、
中村勘三郎丈がやんちゃ坊主で劇場を遊び場にしていた頃、劇場の受付をしながら遊んでくれた女性に会いたくて、もう歩けないほどご高齢なのに、歌舞伎座が閉場するからと拉致同然に連れてきて最後の舞台を見せたそう。その1ヶ月後、その方は永眠なさったとか…ジンとしました。それから、「仮名手本忠臣蔵 四段目」で塩冶判官が切腹する場面で舞台の袖や襖の裏の客席からは全く見えないところで、家臣役の大勢の役者さんが平伏して藩主の最後を堪える演技をしていたことにはびっくり、ただ感動!!

また、中村梅玉丈が、大成駒屋・歌右衛門の納骨の日に、最後に歌舞伎座とお別れさせようと立ち寄ったら、劇場が「京鹿子娘道成寺」の桜の舞台をしつらえて迎えたエピソードはいい話でした。

仁左衛門丈は、「本当はこれいけないんですけどね」と照れながら自分の楽屋の柱に、孫の千之介君の背の丈を刻んでいたことをカミングアウト(笑)。こんなに早く取り壊すとは思っていなかったので、大きくなる前に柱も取り払われてしまいますと、苦笑していました。映像は「道明寺」の菅丞相と「女殺油地獄」の与兵衛。映像で観ても垂涎ですね。(遠い目)

中村富十郎丈も出てました。歌舞伎座ロビーでの総稽古というのが面白かった。天王寺屋さんのお元気な姿をまた拝見できて眼福でした。閉場式のあとに親子で手をつないで帰る後ろ姿が目に焼き付きました。

役者さんだけではありません。様々な業種の人が、玄人の技でご自分の仕事を全うされて、月に25日間のお芝居を支えていました。何事もなく舞台が進行して当たり前の厳しい仕事ばかりですが、どの技術一つ欠けても歌舞伎は成り立たないだろうと思いました。

映画の作りで一つ気になったのはBGMです。ドキュメンタリーなのにドラマチックな音楽が過剰に被ってしまう編集はどうですか…?かつ、舞台の場面はせっかく長唄などの舞台音楽が鳴っているのに、そのBGMの方が大きめボリュームで乗せられていて、げんなりでした。
勝国社中とか演奏しているのに、なんで???田中傳左右衛門師匠あたりに音楽をまかせたら良かったんでないですかね?


というわけで、プログラムも例により1200円とお高めですが、きれいな作りなので、買いといたしましょう。


ついでに、1〜2月は平日のサービスデーを利用出来なさそうな予感なので、「あしたのジョー」の前売り券を購入したら、豪華なポストカードがおまけに付いてきました。
おおぉー。
(しかし、なんで私は「あしたのジョー」を見る気満々なんでしょうね?)

2011年1月14日金曜日

大崎八幡神社_どんと祭

1月14日は恒例どんと祭の日です。
S市では、市内各地の神社でお正月飾りやお札を焼納する「御神火」が焚かれます。

我が家も例年なら、特に焚いて貰うお飾りもないのに、焚き火と境内の露天に誘われて出かけるのですが、今年は家人Tは某センター試験のため本日から泊まり込み、虫六子も忙しいので、虫六一人でお飾りもって出かけました。(今年は、うちでお正月をしたのでお飾りがあったのでした!)

出かけたのは職場から近い大崎八幡神社の松焚祭(←正式名称・市の無形文化財です)。
ここが市内でもいちばん人出が出る神社です。
いつもは正門である鳥居の方から入るので、人の頭を眺めながら長い列で順番待ちをせねばならないのですが、今日は裏手の方から歩いて行ったら、すんなり御神火(焚き火)の近くまでいけました。

人垣で火が見えません (@Д@;
煙はすごいけど…。

焚き火の近くまで行くと、裸参りの方々がぐるぐる取り巻いて歩いてました。
大雪の年もありますが、今年は天気が良くて良かったね。
でも、十分に寒かったですが…。

とりあえず、お飾りを焚き火にぶん投げて、社殿のすみっこの方でお参りして、帰ってきました。
今年も無病息災でありますように…。


●今日のお土産
敦賀出張みやげ『オバマせんべい』(K先生の奥様より)

味には革新性はありませんでしたが、後ろ頭の焼き印が強烈。前向き顔は、オバマ大統領というより、ノッチに似ているような…。

2011年1月13日木曜日

あわわ、今度は愛之助丈が…

今度は浅草公会堂1月公演に出演中のはずだった片岡愛之助丈が体調不良で休演!!
なんか、歌舞伎界が大変なことになっているぞ!

大丈夫なんでしょうか?
(||´Д`)o=3

2011年1月12日水曜日

ポチッちゃいました_印判箸置

新橋演舞場2月公演「ペテン・ザ・ペテン」は、休演の勘三郎丈の代役が演出のラサール石井さんに決まったようですね。コメントに石井さんの男気を感じました。
残念ながら見にはいけないんですが、がんばってください。
 
…さて。
今年は初売りにも行かなかった虫六ですが、御用達のショッピングサイトを見ていたら、つい衝動買いしてしまいました。

活版印刷の図柄をあしらった印判箸置(立花文穂)です。
…こういうのに、弱いんですよね。
全部で10種類あるところ、ぐっと我慢して7種類におさえました
            (↑ささやかな自粛(A;´・ω・))
ちなみに、
手前から、中央・旭日、2列目)左・豆絞り/右・茎型、3列目)左・米印/右・雪道、4列目)左・青海波/右・縁結び
です。

あぁ、目的の無い買い物をしてしまった…。

2011年1月10日月曜日

ルイガノ(も)故障

勘三郎丈、過労で休演…ですか Σ( ̄ロ ̄lll)
…なんと。
ゆっくり休んでしっかり元気になってください。


今日、フォトエルの展覧会に行くのに自転車で出かけたんですが、どうもペダルの調子が悪く(踏み込むとときどきガクンと外れたりする)、不審に思って、自転車さんに持って行きましたら…。
スプロケットのフリー機構がダメになっていて、部品取り寄せ交換、約一週間の入院ということになってしまいました。お見積もり、8000円也。
どへ〜o(;△;)o

自転車やさんから歩いて帰宅。
うう、自動車じゃなかったのが不幸中の幸いと考えましょうか。




フォトELLE 19th写真展

今年も「フォトELLE」展が開催されています。

「フォトELLE 19th写真展」

2011.1.10(月・祝)〜1.16(日)
エルパーク仙台展示ギャラリー
 (仙台三越定禅寺通店5F)
9:00〜21:30(初日は14:00〜、最終日は〜17:00)
 ・阿部ひろみ
 ・satou.M
 ・二戸さち子
 ・渡辺恵美子
 ・藤本寿美

かつて虫六も在籍していた毎年開催のグループ展!なんと19回目!!
カメラ女子連もけっこういいおばさんになっておりますが…
(イエ、お互いに ( ̄◆ ̄;))
毎年フレッシュな写真を切り取って見せてくれます。
今週日曜日までですので、お近くの方お出かけくださいませ!




2011年1月9日日曜日

稽古始め

平成23年はじめてのお稽古がありました。

去年のつづきの「越後獅子」ですが、今日はこれまでの復讐と「晒の合方」を丁寧に教えていただきました。むずかしい〜。ゆ、指がうごかなーい!
今年は練習さぼらないように、がんばらなくちゃ!

そのあと、姉弟子の「秋の色種」を拝聴しまして、気持ち良くなって帰ってきました。
いろいろ弾けるようになりたいけど、まずは「越後獅子」です。


2011年1月8日土曜日

虫六建設番外編_トンネル山建設はつづく

先日は雪山だった張り子の山に、年末年始のお休み期間を利用して、ブラスト塗布&着色を施してみました。
K先生がやると思われたこの作業、巧くのせられて(?)なんだかいつの間にやら虫六の仕事に…。
やったことないんで、おどおどなんですが、山っぽく作ってみました。

ちょっと大胆に色を塗りすぎて、どおよ?だったんですが、草パウダーでなんとかごまかしました(;´▽`A`` へへへ。
細かいところの始末に気になるところはあるんですが、初めてなので勘弁ということにしました(K先生が「いいよ、いいよ」と許してくれたので…)

ちょっとぎりぎりのスペースですが、寺院の伽藍配置なども。
来週は線路の上に乗せてみるのです。ほっほー。

2011年1月7日金曜日

写し絵おもちゃ?_新幹線やまびこ・ライティングストラップ

今日、職場でK先生がこんなものをくださいました。

新幹線E4系MAXやまびこのライティングストラップです。
東京の駅でお知り合いが買ったのをお土産に貰ったものようですが、けっこう作りもかわいい。(販売場所は不明です)

お腹にスイッチがあってライトになるんですが、なんとスライドが仕込まれています。
写し絵じゃん!
こんな簡単な仕組みで写し絵が作れるなら、工夫して展開のしようもあるというもの…。
おもちゃなんでしょうが…、なんか作れないですかね?

ちなみにこのシリーズ、N700系とかドクターイエローとか、ほかの車両シリーズも出ているみたいです。


2011年1月4日火曜日

訃報 高峰秀子さんと中村富十郎丈

年末年始、ショックな訃報がつづきました。

カウントダウンの最中に入った高峰秀子さんご逝去のニュース。ビックリしました。
リアルタイムで映画を観ていたわけではありませんが、今年春にリバイバル上演で「永遠の人」を観て、その存在感に惹かれるものがあり、エッセイ集「にんげん蚤の市」を読み、高峰さんの人間性にも惹かれ共鳴していたので、個人的にも、ただ大物女優さんが亡くなったということ以上のショックがありました。

沢山の方が追悼を寄せていました。
 TBS相談役・鴨下信一氏「全面文化人・教養人だった」
 映画評論家・白井佳夫氏「日本映画のシンボルのような人」
 映画評論家・佐藤忠男氏「幅広く演じる」
 毎日新聞専門編集委員・玉木研二氏「『浮き雲』に宿る戦後」
 作家・関川夏央氏「やりきれなさ 美しく」


そして今日は、歌舞伎俳優・中村富十郎さんの訃報が流れました。

爽やかな口跡と切れの良い踊りは、いまもすぐに思い出すことができます。またひとり、貴重な芸能保持者が亡くなってしまった。観劇経験の浅い虫六にはそれこそ一斉を風靡した鶴之助時代は想像するしかないのですが、常に若々しい演技は胸のすく快感を与えてくださいました。
それにしても、まだ幼い鷹之資君を残して行くことは本当に心残りだったと思います。
おそらく鷹之資君が生まれたときから、この日を覚悟した富十郎氏の格闘があったのだと思いますし、伝えるべきものを伝えたいという強い思いでいらしたのだろうと想像します。
鷹之資君の成長を歌舞伎ファンの一人として見届けていきたいと思います。


お二人のご冥福を心からお祈り申し上げます。


 

2011年1月3日月曜日

新年会

今日はガスパ家のご夫妻が遊びに来てくれて、新年会となりました。


ここン年程、正直言いまして、我が家は人を呼べるような状況ではなかったのですが、今年は帰省無しの年越しということで、ちんたら大掃除しまして、なんとかゴミ屋敷を片付けて、お客様をお招きできました。
(隣の部屋が物置きと化したことはいうまでもありません)

でも、ガスパ家からの「蟹!」(焼き蟹、美味っ!!)のお土産に、おせちの残りや、家人Tお得意メニュー「はくさいのミルフィーユ」などなどで、陸奥八仙の新春祝い酒がすすみまして、大人は昼からできあがり4丁!
…すみません、蟹を撮る前に食べちゃいました(爆)

虫六子は年末に借りていたDVD鑑賞ということで、「ボックス」(市原隼人主演、高校生のボクシング部ドラマ)をかけて観てました。
酔っ払った大人が、「この話だと、ここが伏線だ」とか「『ピンポン』と同じ構造だ」とか、「最後はこうなる」とか、言いたいことを言って、お正月から誠に迷惑そうでした。



2011年1月2日日曜日

12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2218ページ

平凡倶楽部平凡倶楽部
何気ない日常をとても丁寧に生きている方なのだな。そういう視点があの作品この作品を生み出しているのだなと痛感しました。原稿用紙を絵にしてしまった回も「すげー!」けど、カミングアウトとも言える「婚姻届」もジンと来ました。学生時代に書いた学級新聞や同人誌を思い出す手書き文字もgood!さらっと描かれる絵の達者さに何より脱帽。
読了日:12月29日 著者:こうの 史代

星と輝き花と咲き (100周年書き下ろし)星と輝き花と咲き (100周年書き下ろし)
男性が圧倒的に権威を持つ日本の芸能界。「女流」といわれる芸人さん達の実態や歴史を知りたいと思っていた矢先の松井先生の書き下ろし。待ってました!明治の文明開化の中で花開く「娘義太夫」ブーム。円朝や伯円、五代目歌右衛門まで出て、当時の芸能界を活写。元祖アイドルと、「堂摺連・追っかけ連」はアイドルヲタみたいでちょっと怖いし、醜聞記者もうろついています。寄席の古い慣習が根強い業界で、綾之助の売出しに奔走する近久の存在感がまたいいです。巻末の綾之助写真、天海祐希似でかっこいい!!ミーハーになりきって読みました(爆)
読了日:12月26日 著者:松井 今朝子

ストラト! 1 (IKKI COMIX)ストラト! 1 (IKKI COMIX)
「ストラト」とはギターの名前だということも知らない私が読んでも身に応えるものがありました。何を隠そう自分も「人生でやり残したこと、それは…三味線だ!!」と手習い中だから。楽器は違えど、被ること多し!それにしても、最近の漫画は自己ネタが多いなぁ。
読了日:12月23日 著者:中川 いさみ

海月姫(3) (講談社コミックスキス)海月姫(3) (講談社コミックスキス)
やっぱり花森さん、へんな人でした。かき回しますね。主役の3人はバクバクのピュアキャラなんですが、レトロな色仕掛けで迫る地上げ女も憎めません。久しぶりで少女漫画を読んだなぁ〜という。何げに続きが回ってくるのを楽しみにしている自分がいます(爆)…
読了日:12月20日 著者:東村 アキコ

海月姫(2) (講談社コミックスキス)海月姫(2) (講談社コミックスキス)
腐女子コスプレで大変身。劣等感の塊みたいな月海ちゃんも人生変わってきました。三角のもう一つの頂点、シュウシュウ兄ちゃんのキャラが立ってます。そして!またダークホースが出てきましたよ、花森さん!
読了日:12月20日 著者:東村 アキコ

海月姫(1) (講談社コミックスキス)海月姫(1) (講談社コミックスキス)
こういうの少女漫画の王道というのかもしれません。かなりいけてない腐女子(三国志ヲタ、鉄ヲタ、初老ヲタ、市松人形ヲタ、引きこもり漫画家…と、芸が細かい!)が住まう共同アパートに女装のイケメンが入り込んで原石系の女子(くらげヲタ)とのラブコメ。年甲斐もなく、借りた分(3巻)だけ一気読みしてしまいました(爆)
読了日:12月20日 著者:東村 アキコ

文楽のこころを語る (文春文庫)文楽のこころを語る (文春文庫)
あらためて「語り」の世界の奥深さに脱帽。一つ一つの演目の解釈、語りわけ、それを厳しい修行で練り上げられた身体を通して表現する義太夫の芸。「声」の表現の複雑さや階調の機微を語りわける技術の存在を認識しました。電車のアナウンスの「とう〜きょ〜う」も『音』の一種だそうです。考えてみれば当然ですが、大夫さん的には好き嫌いや語りにくさがあっても、それを鍛錬や工夫でのりきって観客に届けているんですね。まさに大夫の成長が芸の一部。芸の夫婦である相三味線と芸人同士の掛け合いや間の話も面白い。観客も成長しないとあかんな。
読了日:12月19日 著者:竹本 住大夫

新版歌祭文―摂州合邦辻・ひらかな盛衰記 (歌舞伎オン・ステージ)新版歌祭文―摂州合邦辻・ひらかな盛衰記 (歌舞伎オン・ステージ)
「摂州合邦辻」を予習のために読みました。台本と、歴代の役を務めた俳優の芸談が載っていて参考になりました。このシリーズ買おうかな?と思ったりして…。
読了日:12月10日 著者:織田 紘二

原節子 あるがままに生きて (朝日文庫)原節子 あるがままに生きて (朝日文庫)
文献の引用で構成される人物伝って最近多いですが、この本もやっぱりなかなか肉迫しないというか、すべる感じがありました。「永遠の処女」といわれた稀代の女優の素顔…とか思わないで、霞の向こうにいる感じのまま、映画を楽しめばいいのかな?とも。久しぶりで、小津BOXの「麦秋」でも見ようかな?と思いました。会田昌江さんではなく、原節子さんに会いに。
読了日:12月09日 著者:貴田 庄

猫の客 (河出文庫 ひ 7-1)猫の客 (河出文庫 ひ 7-1)
まるで愛人を迎える二号さんのように、隣家の飼い猫「チビ」を迎える夫婦の繊細な心持ちがシクシクします。「猫」って本当に不思議ではかない生命体。そして、古いお屋敷の離れに間借りしている文筆家の夫婦とか、詩人の死とか、稲妻小路とか、設定のひとつひとつに湿度を感じるお話でした。チビの死に取り乱して、隣家の奥さんに拒絶される下りがいちばん心に残りました。
読了日:12月03日 著者:平出 隆
読書メーター

2010年に読んだ本
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:17339ページ

読書メーターで出てこない私家本扱いの書籍や古書もあるので、もう数冊って感じですが、なかなか読めないものですね。読むの遅いしなぁ。速読教室に行ってみたいものです。今年は20000ページを目標にしよう!(漫画でページ数を稼ぎません←自戒)

『江戸演劇史(上)』(渡辺保 講談社)に始まり、『平凡倶楽部』(こうの史代 平凡社)に終わった2010年の読書生活でした。
 




2011年1月1日土曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
旧年中はブログ「お三味線手習鑑」においでいただき誠にありがとうございました。
今年も(;゜ロ゜)アセアセのお稽古の日々などを、青くなったり、シロクなったり、黒くなったりして書き連ねていきたいと思いますので、どうぞおつきあいください。

年賀状用に撮った写真をアップしようと考えたりもしていましたが、お楽しみにしていただいている向きがあるのに、まだ関係者のお手元に届いていません(||´Д`)ので(本日夕方投函)、気分を変えてン年ぶりに剣山など出して活けたお正月飾りを…。

夕べの話の続きですが(←いきなり去年に逆戻り)、結局、紅白には全然間に合わず、台所仕事と年賀状書きで年越しとなりました。

しかし、お節は一応カタチになりました〜 (;;;´Д`)ゝ
どやっ!
っていうか、チカラ技?

そして、昨日は紅白歌合戦を録画して正月特訓の予習をする予定だった虫六子(←嵐ファン、中3)に至っては、予習どころか紅白のテレビの前から立ったままカメラ片手に釘付けとなり、ついにトリのスマップまで通しで見てしまって、あ〜あ、後悔先に立たず。(小学生の夏休みか?あんた…┐(´д`)┌)
時間はみんなに平等に過ぎていくのでした。

でも、母にはこっそり海賊ブロマイドを撮ってくれました ((w´ω`w))

というわけで、今年もよろしくお願いいたします。