2010年8月30日月曜日

お三味線衣替え

今日は久々のお稽古日でした。

一夜漬けならぬ、ちょい前漬けの練習をして、先生のお宅へ伺うと、すでに姉弟子のSさんが「老松」の練習中。
高等な楽曲です。しかも、発表会のあとからはじめたのに、すでに1曲できあがっています。
虫六なんか、「越後獅子」まだ赤本の3ページ目までしかいっとらんよ!!まずい!練習不足をハッキリ自覚しました。う〜む、夏休みに挽回しようと思ったのに、忙しくてそれどこじゃなかった…_| ̄|○

そんなこんなしていたら、いつものお三味線やさんがやって来ました。

どうやら姉弟子Oさんが新しい胴掛けをご所望ということで、いろんなヤツを持ってきてくれたのです。でも、Oさんがなかなかやってこないので、Sさんも新しいのに変えようということになり、虫六も無責任にこれがお似合いですとか余計なことをいってお見立てしていました。
で、よそさまのお見立てをしているうちに、「そーかー、自分もたまに胴掛けを変えて、マンネリ気分を一新して練習しないとなぁ。新しい胴掛けにしたら、三味線出したくなるもんね」と思い立ち、虫六も新しくしていただきました。

「あなた、着物が地味だから…」と、先生に見立てていただいた若造感アリアリな、花柄の刺繍の胴掛けです。根尾も桜色…。
ほえ ((w´ω`w))

初心に還ってがんばりましょう。

2010年8月29日日曜日

濃縮Feツアー再び。その名も「鉄道遺産ツアー」

今日は、凌ぎ家業でお世話になっている鉄道愛好会の企画するツアーに参加してきました。
S市周辺の鉄道遺産をめぐるツアーです。内容が内容だけに関心も高く、参加者が多くて貸し切りマイクロバスに補助席を倒して移動という状況でした。
で、まじめなレポートは某公式ホームページに週明けにアップするので、虫六の裏の顔を知っている人はそちらをチェックしてね。
つことで、こちらはゆるゆるの写真日記です。

最初の目的地は「七郷川橋梁」。東北本線にかかる明治時代の煉瓦積み橋梁です。今回、ゲスト飛び入り参加のT北大土木工学部のG藤先生による解説がチョー贅沢でした。おもしれ〜 ( ̄▽ ̄) ブラタモリみたいですぅー。この橋梁は、垂直方向の圧力に強いイギリス積みという工法で作られたとのこと。煉瓦積みの基礎知識を少しばかり得ました。

ところで、この橋は、いつもお世話になっている永勘染工場さんのすぐ脇にあったことがわかり、ひとりビックリ仰天の虫六でした。何度も来ているのに、全然知りませんでした。


前をゆく参加者のYシャツの下にのぞくのはEH500のキャラクター金太郎君。濃ゆっ!

次は、利府町にあるJR東日本新幹線総合センター。

ここに仙山線で試験や初期営業に使われた交流電気機関車の車両が屋外静態保存されているのです。

目玉は日立の試験機関車2号機・ED91-21(試験時はED45-21)。
もう、プレートが付いていません(涙)

台車にもいにしえの刻印が…。
他にも営業時に使われた電気機関車5両(ED711,ED75 1,ED77 1,ED78 1,ED71 1)が 静態保存されています。


センター内にはPRセンターがありまして、模型コーナーやパネル展示、運転シュミレーターなどあり、子供連れの親子が遊んでました。運転シュミレーターにはまる御大。

つづいて向かったのは、利府町森郷児童公園。
だったのですが、バスを止めるとそこには、旧東北本線山線の廃線跡が…。
ずっと見通せる1本道が、かつての線路をオーバーラップさせます。…して、「あそこに橋梁あるぞ、怪しくね?」と、公園とは反対方向へどんどん進み出す鉄さまご一行…。

あった〜、煉瓦橋梁!「イギリス積み」めっけ。明治でしょうか?大正でしょうか?

計画を取り戻して、公園にある交流機関車ED91-11(試験時はED45-1)を見学。東芝が会社の威信をかけて開発した水銀整流器を搭載した交流機関車でした。日立が開発したもう1両の試験機関車は廃車になってしまったそうです。
仙山線の交流電化試験は、日本の新幹線開発物語の出発点です。
JR東日本新幹線総合センターの車両もふくめ、屋外での静態保存は痛みも激しく、見るからに痛ましい感じでした(`◇´*)

(計画外に山線の廃線跡を少したどりながら)、次に向かったのは、熊ヶ根鉄橋の愛称で知られた、「広瀬川第2橋梁」。平行して走る国道から眺めました。
みんな立派な一眼レフカメラを抱えているので、細かなフェンスの網が邪魔になって撮影しにくい…と、ちょっと不満気味。

しかし、そんなことはモーマンタイであります。
となりにビュンビュン車が通りますので、気をつけてくださいまし〜〜〜。
結局、車両写真を狙いたいからと、その場で30分くらい待機することになりました。

虫六も車両写真に挑戦!
こんなときは、GRの小さいレンズが強い味方ッス!!

橋梁の高さが分かりますかね?
山のみどりに橋の赤が映えてきれいでした。
ここは、電車に乗って通るときも眺めがみごとです。

次は、作並駅の構内にある旧作並機関区建屋です。
なかなか、見せていただけない施設です。
ちなみに向こうの山は「ごりら岩」と言われる鎌倉山。似てる。

古い転車台が残っていました。
現代彫刻のようにそびえ立っています。
土砂・草で覆われていますが、掘り起こせばまだ転車台は姿を現すそうです。

ふと、足下をみるとビニールチューブのようなものが…。
よくよく見ると、巨大シマヘビの完全な抜け殻でした━━Σ(゚д゚;)━━!!
1メートル20センチくらいあったかな〜(←注;測ったわけではありません)
この山の主でしょうかね。

屋内を入り込んでいったら、鮮やかな蔓性植物が建物のすき間から這い出していて、シュールな風景でした。

池田廣的世界なり!

逆光で見える植物の緑もかっこいい…。
いえ、機関区内でもいろいろ見学しましたよ。
それについては長いので公式HPにて…。

化石化した50Nレール。

ツアーの終わりは老舗「作並ホテル」で、昼食と温泉をいただきました。
夕食にもこんなに食べないよ〜という贅沢料理をいただいて、おじさまご一行は別料金のビールで盛り上がっていましたが…、虫六はこっそりお風呂。人気少ない温泉を堪能しました。今日は本当に暑かったし、寝不足つづきの困憊した身体に温泉は気持ち良かった〜!

ここの温泉は「神の湯」と呼ばれるそうで、無色透明のさらさらした温泉でした。露天風呂もあって、良かったね。

リラックスしたら酔っ払いの大広間にどうも入る気がしなくて、ロビーの風通しのいいところで文庫本を読みながら涼んでいたのが至福でした。(ホント人付き合いが悪くてどーもすみません)

最後は酔い過ごして完全に楽しくなった鉄さま集団とマイクロバスで帰ってきまして、その愉快な気分のまま2次会会場へ拉致されました(爆)。つか、温泉で不義理もしましたので参加しました(;´▽`A``
しかし、出てきたジョッキビールが何かいつもと違う味…と気になり、メニュー確認したら、Sドライだったので、次はこっそり蔵ビールのグラスを注文した虫六です。(どこまでも我が儘でスミマセン(゚ε゚) )

2次会のあと自転車で帰宅途中に某広場で24時間テレビのイベント収録中でした。ちょうどエンディングのようで、「は〜い、Mテレビもう一度映りま〜す!」とアナウンスが入ると、急に黄色い歓声があがっていました。

夏も終わりますかねー。

2010年8月27日金曜日

慙愧丸P打ち上げ会_さんざん言うけどグルメブログじゃないですから

慙愧丸Pの横浜公演から、早2週間が立ちました。仙台組、打ち上げ決行の日です。
(陽司師匠、元気ですか〜!)
あの時の公演の手応えと横浜中華の味を心の灯火に、とっくにガス欠状態の身体に鞭を打ちながら、みんな日常の仕事の山へと帰って行ったのでしたが…。

久々に乾杯すると甦りますなぁ〜。ビール飲むぞ〜。

打ち上げなので、会計報告や次はどうしようね…的なちゃんとした話も前段にしたりしまして、監督から4日のシンポ用に公演の映像をまとめたDVDをいただいたり(忙しいのに申し訳なかったッス)していたら、なんと!ちゃんもつ君から「新訂/蛇蝎姫と慙愧丸」オリジナルサウンドトラックがみんなにプレゼントされました!!
あな嬉しや!なんでみんなこんなに仕事が早いかな…。頭が下がったまま上げられませんι(´Д`υ)

今日の会場は、「一軒家居酒屋・大町へそのを」

このもつ煮込みをガーリックトーストで食べるのが名物のようです。
監督お勧めで、1人一皿づつ注文。多いんでね?とも思ったりしましたが、なんの!美味しいし、思ったほどくどくない、ぺろぺろ食べてしまいました。パンに付けるとデミグラスソースみたいです。煮卵がまた味が染みていて美味しい。

このさつまいものロングロングフライドポテトが、みんなの人気をさらっていました。

仕事で遅れていたN君が到着したので、改めて乾杯。
ビール飲んでいる人はもうほとんどいません。

日本酒好きな人が多いので、ついモッキリ酒に食指が延びてしまうみたいですね。
地酒が沢山ありました。

ね、もう一杯。

打ちあげはじまって飲み始めたら、虫六子がカメラを持って行ったので預けたままにしておいたら、大人の酔態ばかり170枚も撮っていました ( ̄◆ ̄;) なにゆえ〜。
ややや、面白いけどちょっこし差し障りあるので、今日はここまで。

また、慙愧丸やるぞ〜!おぅ!


2010年8月22日日曜日

閑話休題_Xと慙愧丸

どうでもいい話なんですが…(と、先にお断り)

慙愧丸P横浜公演にあたり、虫六は横浜に住む義叔母に手紙を書いてお知らせしたのです。
叔母は、叔父の奥さんですが、虫六が小さいときからとてもかわいがってくれている方で、30才を過ぎる性格の良い息子がおります。

ちょっと顔でも見れたらいいなぁ〜と。

しかし!
そのあとメールが来まして、「その日は日産スタジアムでX-Japanのライブがあるのでいけません。残念!」と。「X-Japanにはいつも元気をもらっています!」と。

なぬ〜!!
X-Japanって、ファン層アラ還まで網羅していたんですか!?恐るべしエックス!
ファンにとっては待ちに待った復活ライブということで、そいつは「楽しんできてください!!」ってことなんですが。良妻賢母の明るい女性という一面しか覚えのなかった我が叔母の知られざる趣味を図らずも知ることになり、「おばちゃん、わけぇ〜!!」と好ましくドキドキしたのでした。

それにしても、慙愧丸とエックス、公演時間に時間差はあったはず…、もしかして、着付け???  ∑(゚∇゚|||)
…想像を拡大する虫六なのでした(爆)

どうでもいい話でした〜


2010年8月19日木曜日

多賀城歴史博物館_しごとと道具・いまむかし展

多賀城市にある県立歴史博物館に「しごとと道具・いまむかし」展をみてきました。

“遠慮なく建てた”って感じのひろ〜い敷地にどどーんと建物が聳えております。
先日伺った横浜市歴史資料館などは、建物の向こう側にかろうじて横看板を張り出して存在をアピールしておりましたのに…。まわりがショッピングモールとか、似ている感じもありますが、面積あたりの費用対効果を気にしていないというところが、多賀城(というより宮城県?)の余裕なんでしょうか??
常設の方は素通りでしたが、展示室は広くて立派そうでした。
…そんなことはこの際特別展とは関係ないんですが(;´▽`A`` なんだか比べてしまいました。

夏休みの子供たち向けの特別展なのですが、道具に歴史軸を持たせてしまうので、どうしても「懐かしの道具」や「かつての道具」にウエイトが。子供たちより、親やおじいちゃんおばあちゃんの世代の方がツボな内容ですね。
虫六は、個人的には「電髪マシーン」が鎮座した美容師コーナー、「ガリ版刷り謄写版」や「ロールフィルム仕様のスライドプロジェクター」があった教員コーナーが面白かったです。それから消防士コーナーのどう見ても消火できなさそうなポンプ車(爆)とか。
本当は、鉄道コーナーを見て帰ってこようと思ったのですが、面白いのでたっぷりみてしまいました。

帰ってから、久しぶりでお三味線の練習。
ばたばたで、お盆前のお稽古以来一回も触っていませんでした、
不味いッス(´Д`;≡;´Д`)

2010年8月15日日曜日

横浜公演、帰途にて_おまけは餃子バイキング

無事に千穐楽も終了!
しかし、ぼやぼやしている余裕はありません。ソッコーで、舞台をバラシて帰途につかねばならないのでした。そのこころは、ETC割引きの生きている本日中にS市に帰らねばならないから…。

というわけで、なんとか5時半過ぎに首都高にのりました。

荒川に沈む夕日をながめながら、脱力状態の監督…。凪が入ってます。
三上寛の唄を唄ったりしていました(爆!)

上河内SA。ここに慙愧丸P最後のミッションが…!!

へへへ。このSAには週替わりで宇都宮市内の名物餃子店5店舗ずつの餃子を食べ比べ出来る「宇都宮餃子広場」があるのです。
浅草公演の帰りにここの存在をしり、今回も来る前からここに寄るのが暗黙の了解事項に…。

「豚喜喜」の餃子は売切れで残り4店舗分しかなかったのが残念でしたが、個性的な餃子を食べ比べました。それぞれ好みはばらばらながら、人気投票中。お箸をもつと急に元気になるメンバー。

夜の帳を抜けて北上中。上り車線はそれなりに渋滞していましたが、下りは心配したほど混んでいません。今日は8月15日なので、きっとどこかで花火大会などやっているはず…と耳と目を研ぎ澄ませていたのですが、残念ながら遭遇しませんでした。それどころか、雷に遭いそうになりました。

無事に本日中に、10-BOXに到着!
みなさんお疲れさまでした!!!!
陽司師匠、横浜のみなさん、ありがとうございました!


PS.
この横浜公演で、どうも胃がでかくなった気がする虫六です。



「新訂/蛇蝎姫と慙愧丸」横浜公演千穐楽

「新訂/蛇蝎姫と慙愧丸」横浜公演千穐楽です。2日目しかないんですけど(;´д`)
昨日の手応えがあるので、今日はもう良くなるだけです。たぶん。

Z-vision健在です。
館でお借りした机の安定が足りないせいか、ポールの先のビデオカメラが揺れ、画面が揺れるので、支柱で固定して安定性を確保しました。
「うん、雲泥の差だ!」
舞台効果もちょっと修正を検討。

陽司師匠も台本を入念にチェック。

ちゃんもつ君こと、橋元成朋!
まだ着替えてないので、なんとなくスタッフに紛れてます( ^ω^ )

こちらは物販班。
今回は売り物がけっこう多いなぁ。

黒だるま…ではありません 人( ̄ω ̄;)
会場前にちょっと休憩。

ロビーでは浅草雑芸団・W林さんのバナナの叩き売りがはじまりました。
この回の分、全てお買い上げ!

開場!
昨日沢山入ったので、今日は席を詰めていただきながらの開場誘導。

千穐楽、開演。
スモークも快調…紙芝居にスモークは、きっと史上初めてでしょうね。

拍子木を叩きながら陽司師匠登場。

う、今日は昨日ともまた違った気迫が感じられる師匠の語りです。
うお。アドリブも受けてます(笑)
昨日よりも今日の方が前売りが出ていたとのことで、昨日よりも混むのなかな?とちょっと構えたのですが、蓋をあけたら今日の方が入りは少なかったようです。しかし、上質なお客さんで、良いタイミングで拍手を下さったり、かけ声をかけてくださったりで、乗せ方が上手いといいますか、陽司師匠もやりやすそうだったし、雰囲気の良い公演となりました。
エンディングの前に帰ってしまう人もいませんでした。

…終盤。
会場が明るくなって「見上げれば…青空でございます」のモノローグ。
紙芝居に挿入されたちょっと演劇的表現になってます。

口演・神田陽司。音楽・橋元成朋。お二人とも大変お疲れさまでした!!!
それから、脇を固めててくれた全スタッフの皆さん、ありがとうございました!!

横浜の皆さんもありがとうございました。またどこかであいましょう!