2011年12月30日金曜日

「幕末太陽傳」のデジタルリマスター版で映画見納め

フォーラムで「幕末太陽傳」(川島雄三監督)のデジタルリマスター版の再上映をやっているというので、滑り込みで観に行きました。

“伝説の名作”の呼び声高い本作ですが、ちゃんと映画館でみたことがありませんでした。和田誠さんのエッセイ&似顔絵や小沢昭一さんのエッセイなんかで、イメージだけ膨らませていましたが…。
想像以上に(っていうか、たかが私の想像力なわけですが)、面白かった。胸を患いながらも、無茶苦茶な激動の幕末を逞しくしたたかに生きる居残り佐平次(フランキー堺)の魅力。自分の記憶にあるフランキー氏はもう大物のおじさんって感じでしたが、若い頃はこんなにいろんな意味でかっこいい俳優だったのだなと感心。江戸の粋っていうか、すいっていうか、もうこんな表現力存在しないな。若い時分の南田洋子演じる品川遊女・こはるのハスっぽさのかわいいこと。ライバル遊女・おそめ(左幸子)との喧嘩シーンの長回しは迫力ありました。想像通り、石原裕次郎は大根でしたが… ( ̄◆ ̄;)。
落語の題材がいっぱい散りばめられ、くわしい人には2倍も3倍も面白かったに違いないと思われ、もうちょっと教養つけて、もう1回みたいくらいです。
DVD出ないかな〜。

あ、映画冒頭には1950年代の品川駅から出発する電気機関車の映像もあったりして、その筋の方には(限定的ですが)うれしいかも。



「招月」のお蕎麦食べ納め

29日、年末でみんなが休みだったので、お昼は「招月」で今年の食べ納めをすることにしました。

虫六子と家人Tは今月のおすすめ「みぞれ豚そば」。

虫六は、冬季限定「せりそば」。
せりの香りが清々しくて美味しかった。

年末なので、特別注文「天ぷら盛り合わせ」。
3人でひと皿つつくくらいがちょうど良い量ですね。
やっぱり天ぷらはお店で揚げたてを食べるのが旨い!

おまけで、そば羊羹をいただきました。
甘さ控えめな素朴な味、小豆バーを思い出しました。
そばつゆのあとでお口直しにちょうど良かったです。

今年もご馳走さまでした。来年もまた行きますね〜。


クリスマス「さかな」ライブ

25日はもうひとつお楽しみがありました。
東京を中心に活躍する男女ギターデュオ「さかな」のS市初ライブを、広瀬川河畔の「モーツァルト・アトリウム」に家族で聴きにいきました。

大人の事情か機材関係のトラブルか原因はよく分からないのですが、開場時間がほぼ1時間遅れて、極寒の玄関外階段、および、野外で待たされた(朝は回避できたのに…、つか、家人Tは1日2回も行列立ち… ┐(´д`)┌)ことをのぞいては、味わい深いいいライブでした。
新しいCD「Campolano」からの曲を中心にまだ音源が出来ていない新曲なども…。
CDで聞いていた印象から、ボーカルのポコペンさんはもっとボリューミーな方かと想像していたら、素朴でかわいい感じの方で、イメージ違っていました(苦笑)。でも、ソウルフルでブルース感ある太めのボーカルは日本人離れしていると思います。西脇さんのエレキギターもじっくり聞くと、こんなギター聞いたことないなぁという豊かな音色。大人なライブでした。

それにしても開始遅れは勿体なかった。前座の曲数を半分にしても「さかな」の曲がもっと聴きたかったといっては、前座の彼らにかわいそうでしょうか。


2011年12月27日火曜日

玉三郎チャリティ対談

12月25日 S市内F崎デパートにて、「板東玉三郎チャリティ対談」なる催しがありました。

前日はガスパ家酒宴にもかかわらず、翌日は早朝から整理券をゲットしにいくため、酒は控えめにした虫六。なにしろ先着200名で、整理券がなければ間違いなく門前払いだもんね。
しかし、寒波到来の昨今、病み上がりの身体で1時間も野外に並ぶのって無茶すぎるかなぁ?と、さすがにわが身が心配に…。ダメ元で、家人Tに「2千円でどおよ?」と代行を頼んでみたら、「やぶさかでない」との返事!!すまんのう…( ̄◆ ̄;)
てなわけで、1時間前から並んでもらい(配布開始は朝9時半から)、ゲットしてもらいました!「50番」指定席だそうです。ありがたや〜!

「わが心の歌舞伎座」展の関連企画で、玉三郎丈がS市まで足を運んでくれたということだと思いますが、対談のお相手がなぜか楽天球団オーナー・S田亨氏(むむむ、楽天のオーナーが歌舞伎ファンなのか?想像しがたいが…)。で、司会はおなじみなFM仙台のI橋恵子さん。
会場は想定通りびっしり(!)中年以上のご婦人達で満たされています。整理券1番をゲットなさった方は朝の5時から並んだとか。やっぱりいましたか、そういうコアなファンが!

対談の中味は…。予感があたって、玉三郎丈と楽天S氏に接点はなし。お互いに、野球しらない、歌舞伎みたこと無いという話ではじまり、玉丈のトレーナーが元・野球選手のトレーナーだったとか、S氏の奥さんが新国劇の俳優さんの孫だとか…この先どおなるのか?この対談は?
とりあえず、玉丈が全国でチャリティー公演をやって集めた募金を9月になってから東北各県の被災地に届けた話題(ひっそりとやられていて、地元紙も記事にしなかったのよね。)。
「やればやるほど自分の微力さを思い知った」と玉丈。でも、形にできることは限りがあても「被災地のことを忘れていない」という志があることをお伝えしていくしかない、と。玉丈は阪神大震災の時も行動しているし、中国公演の時に四川大地震にあい、急遽チャリティ公演にして支援活動をしている。今度の支援活動もそんな経験がこの行動につながっているのでしょう。かの梅蘭芳(メイ・ランファン)が来日した時に、ちょうど関東大震災があり、公演をチャリティにして募金を集めたそうだ。先達があるのだと。
しかし、簡単にやれることではないと思うし、本当にありがたいと思う。
歌舞伎座閉場後、玉丈は今年は基本的にオフにしていて、偶然歌舞伎公演の予定がなかった(そういえば、ほとんど舞踊公演でした)ので、行動できたともおっしゃっていました。

素潜りを趣味にしている玉三郎丈、海は大好きだが、人間は海には立ち向かえないという脅威も感じているという。「スローライフ・スローフード」の信条にもふれ、原発をいらないというためにはそういう暮らし方をしていかないといけないからと、部屋の電気を消しまくっている話。でも、劇場でいっぱい電気使うので大きい顔は出来ないのだけど…と(苦笑)。そして、最大の防災は「運命に立ち向かう覚悟する」ことだと。
とにかく、今年は芝居をすることに抵抗がありましたと言っていました。

対談時間45分のうち、半分くらいが楽天とI橋さんのS市被災してこうだった頑張ったという話に費やされ、ちょっと玉丈アウェー感漂う中、芸談や今後の活動をどうしていくのかという点に触れることなく、会場からの質問コーナーもなく、物足りなさを感じたのは私だけではないと思われます。
紛れもなく「玉三郎」を見んがため5時から並ぶような観客を集めているんだから、役者と観客の関係を承知して、中味も汲んでくれれば良かったのにね。

しかし、この対談をきっかけに、楽天球団とF崎デパートとFMせんだいあたりがスポンサーになって、玉三郎公演をS市で実現してくれるというなら、話は別です。大歓迎!!!
太陽光発電と蓄電池による特設会場を楽天球場内に設置し、玉丈の芸術監督による伝統芸能の祭典とか、妄想膨らみますが…、よろしくお願いしますよ。

追記)
対談中、I橋さんが震災の時に電気が消えて星空がきれいだったとか話しつつ、「辛かった経験ものど元過ぎればで、また便利な暮らしに戻れば忘れてしまう。マスコミに携わる人間として…」とかなんとかおしゃっていましたが、…誰が忘れるかよ!です。少なくても精神的に3.11の前に戻ることなんかできないと感じる程、我々は大きなダメージをうけてしまったのです。戻れるわけないのです。あの震災を目の当たりにした人なら別の場所からスタートせざるを得ないと考えるのが当たり前ではないでしょうか。しかし、そんな暮らし方の仕組みを変える話以前に、私たちは取り戻さなければならないものがあるように思います。
あのあと、(スポーツは例外だったらしいけれど、)エンターテイメントはこの事態に…という後ろめたさでそれを求める心にブレーキが掛かっていました。本当に好きなものが心から楽しめない状況、…しかし、9ヶ月が過ぎて、今回集まった人たちは、こんなことが楽しみにできるくらい「心の余裕」が生まれてきたんだと思います。それは、ほんとうはとっても大事なことであるはず。
だから、仲立ち役の方は、できれば役者と観客とをもうちょっと交感できるよう運んでいただきたかったなぁと思ったのでした。

そして私としては、「私たちはもう大丈夫なので、玉三郎丈にはご自身のお仕事を心おきなく全うして、良い芝居や舞踊を沢山見せて欲しい」と伝えたかったのです。







2011年12月26日月曜日

ガスパール家でクリスマス

クリスマス・イヴの日、恒例のガスパ家でクリスマスパーティがありました。
去年は、虫六子の高校受験に重なって参加できず残念だったのだね、たしか。
毎年参加の関白家のご両人が、震災の影響でご主人転勤となってしまい、参加出来ず…寂しいのう。そんなわけで、いつもの2家族で。

とはいえ、ガスパール君は今日も元気です。ご馳走を前に1枚激写の虫六子。
今夜の前菜は、バーニャ・カウダで食べる生野菜&ピクルス。このちょっぴりしょっぱいイタリアのソース(写真は右端で半分切れていますが…)が美味しくて、パンから何からつけて食べちゃいました。

メインは、むっちりパリパリに焼けたローストチキン!クリスマスはこうこなくっちゃ!
親方切り分けてください!!ワインが進んで危険。

キノコのキッシュもいけました。ほかほか〜。
デザートは虫六家オリジナルのティラミスと今年初物のメロゴールド…だったのですが、虫六子、食べるのに夢中で写真撮り忘れ…(;´▽`A`` 
(ちなみに今日の写真は全て虫六子撮影)

お腹いっぱいにしつつ、みんなでフィギュアスケートなど見つつまったり過ごしたのでした。しかし、尻餅3回ついて優勝とはT橋…なんだか納得できないぞ〜。

それにしても、今年はガスパール家には言葉に尽くせないほどお世話になりました。いろいろ思い出してしまうけれど、ほんと心から感謝しかないのです〜。友情って有り難いなと実感した今年。来年以降もずっとよろしくお願いします。


2011年12月20日火曜日

藤崎デパートで「わが心の歌舞伎座展」

外出許可が出てすぐに羽を付けてTOKIOまで日帰りしたツケが回って、絶不調の虫六。
ぐわ〜っ。
しかし、用足しがありFデパートまで足を伸ばしたら、なんと(!)歌舞伎座閉場期間の巡回展「わが心の歌舞伎座」展をやってました。しかも今日から1週間のみ。知らなかった〜!呼ばれたかなーオレ。



まだはじまったばかりのせいか、夕方だったせいか、あまり観客もいなくて、じっくりゆっくり見れて、これまたラッキーでした。


デパート催事なのでスペースは広くないけれど、第4期歌舞伎座のロビーで我々を出迎えてくれた赤い絨毯や朱漆の大柱、客席への入り口扉などがいきなり再現展示(天井の高さは違うけどね…)されていて、懐かしさがこみ上げました。貴重な設計図、実際に使われていた部材で花道も再現。
黒御簾で使う楽器や擬音の道具、「暫」「勧進帳」「京鹿の子娘道成寺」などの衣装、四代目芝翫や五代目菊五郎など明治時代からの歴代の名優をずらりとパネル展示。(なんでこの舞台写真なのか?!というのもありましたが…)
2013年開場予定の第5期歌舞伎座の設計プランパネルなども展示されてました。
何げに松竹さんのシネマ歌舞伎のコマーシャルDVDも。

本物の資料がいろいろあったので、意外に面白く見ました。


で、こ、こんなチラシ↑が何気なく掲示されているではあーりませんか。
知らんかったー!知らんかったよー! Σ(゚□゚(゚□゚*) 
今日、Fデパートに来て良かった〜。
問題は25日までに体調が回復しているかどうかなんですが…。
早起きできるかなぁ〜 (;;;´Д`)ゝ