2011年8月20日土曜日

函館で旧相馬邸を見学しました。

8月15〜17日、函館に帰省してきました。
いつもはお盆の時期を少しずらすのですが、今年は虫六子がお盆期間しか休めないというので、混む時期に…。震災の影響で東北沿岸地域は始業が大幅に遅れたので、夏休みが短いのでした。

新青森開通で、函館までも近くなったかと思いきや、「新幹線はやて→特急スーパー白鳥」の連絡が悪くて30分以上も待ち時間が…。何が早くなったんだ?!しょうがないので新青森駅でお弁当を買って乗り込みましたが、これって青森で弁当を買わせるJRの戦略でしょうかね?

お宿はいつものガーデンハウス・chacha。
チャチャ登りの坂からみえるこの風景も定点観測並みに撮りためております。

函館市きっての豪商・相馬哲平の邸宅、旧相馬家が今年から公開になっているというので、いってみました。

安政6年の開国時、長崎・横浜と共に米英仏露蘭の5ヵ国に対して通商貿易が許された函館港。明治の動乱の中で、運気を切り開いて財を築き、函館発展の名士として、インフラや福祉事業にも私財を惜しまず投じた相馬哲平氏の、私宅だったお屋敷です。

明治41年に建築された伝統的建造物で、松・檜の一枚板や屋久杉なども使われておりました。太い梁、細工を凝らした内装…、明治の豪商ともなれば「豪勢」さが違いますね。ガイドの方が詳しく説明してくれましたが、建築関係の人がきたら、きっと垂涎の建物かと。正面玄関から入ると、贅を尽くしたゲストルームに通されますが、ぐるっとまわってプライベートルームになると、天井こそ高いけど意外にも慎ましい造り(といっても立派ですが)で、そのあたりも精神性を感じさせました。

函館の新しい観光スポットとしてお勧めです。
喫茶コーナーや貸し室としても利用できるそうで、こんな建物がS市にもあれば、お浚い会などで使えるのにね、と思いました。


実は、函館でも必要に迫られ、路面電車の「撮り鉄」と化していました(。>0<。)

構図、タイミングともベストだったのに、な、なんだこの軽自動車は!!!
うき〜 o(`ω´*)o

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