2017年7月14日金曜日

大阪へ。仁左衛門『盟三五大切』だけを観るために

7月大阪の松竹座では片岡仁左衛門丈が夜の部で『盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』を掛けております。恥ずかしながら虫六も空掛けて、大阪まで行ってまいりました。あの、台風到来の日です。

S市を出発する頃は怪しい雲行きで、関西地方にはもう台風の雨が迫りそうだったので、ちゃんと飛行機飛ぶのかなぁ??とドキドキでしたが、

雲海を抜けると、空ってカンカン照り。雲って意外に低いんですね。

それはそれとし、公演情報が入ったのは4月ごろ、以前から仁左衛門の源五兵衛を観たい(!)と思っていたので、「なぬー!大阪…」と策略なしでは見にいけないなぁと、旅費を節約のためピーチで行こうと決めて、3カ月前なら宿も何とかなるだろうと、まだ観劇チケットを取れるかどうかも分からないのに、休みが取れるのはこの日しかないと旅の計画を立てて、大博打に出た虫六です。
ピーチは関空第2ターミナル利用、しかも、ハンパな時間帯に1日2便なので、1泊しても昼の部は見れません。まさに、夜の部の仁左衛門を見るためだけに上阪という計画。我ながら潔し!(誰も褒めてはくれませんが…)
おかげさまで、チケット発売日に家族の協力の下、10時打ちに成功して、花道脇ブロック前から4列目の良席をゲットでき、計画実行となりました。

(ちなみに、チケット発売開始日は6月4日、虫六が飛行機予約したのは4月10日でした。こういう人をきっと“追っかけ”というのでありましょうか。でも驚いたことに、早めに手を打てば、東京に新幹線で上京するより、大阪に飛行機往復+宿1泊の方が安いのでした。この交通事情どおよ?)

2012年の9月に勘九郎襲名公演を見に来て以来の松竹座。まだ昼の部開場中です。ちなみに昼の部は、染五郎が団七九郎兵衛役で『夏祭浪花鑑』と、孝太郎・時蔵の『二人道成寺』。観られないのは残念でした…。台風が来るというので雨脚が強まってきました。

はい、これです。これを観るために、やってきてしまったのです。
素敵すぎる全紙大ポスターがダブルで掲示されております。しえぇ〜。

(つづきます)

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