2013年4月13日土曜日

「おばあちゃん、チケ・ゲットに駆りだされる」の巻

こんぴら歌舞伎見物も間近にせまり、旅の準備に余念のない虫六です。(振休、取ったるでぇ!)つか、淡路の地震…大丈夫ですか?!

で、今日は何の日かというと、「公文協東コース 松竹大歌舞伎」の南相馬市会場の売り出し日でありました。

今年の公文協東コースは、猿之助の襲名公演でメインは「義経千本桜」の四の切でありますよ。この演目は、新橋演舞場の襲名公演でも、これから向かうこんぴら歌舞伎・金丸座でも拝見するわけなのですが、地方公演の文化センター会場で猿之助がどう奮闘するのかも関心のあるところであります。

虫六の近場では、例によりS市は頭越し(…またですか(;ω;) )なんですけど、

 10日 岩手県北上市 北上市文化交流センター さくらホール
 11日 岩手県盛岡市 岩手県民会館
 12日 福島県南相馬市 南相馬市民文化会館 ゆめはっと
となっておりまして、
ま、いつもですと、さくらホールとか岩手県民会館に足を伸ばす虫六ですが、
なんと今年は南相馬市にくる!ということで、こちらで見たい!と思いました。
だって、かつて南相馬市で襲名公演した歌舞伎役者なんて聞いたことがありません。

やっぱり何かが違う亀…もとい、猿之助丈であります。

で、問題はチケットの手配であります。
コレ、地元の「ゆめはっと」会員でないと先行発売に買えないのです。
しかも発売窓口は地元のみ…。(仁左衛門丈の慰問公演のトラウマが…)
で、一般発売日にぴあなどで申し込めますが、電話予約は当日の午後から残席があれば受け付けますという二重三重のハンデが…。

そこで考えたのは、「実家の母に買って貰う」でありました。
しかし、そんな高度な手続きが踏めるのでしょうか??あの人に…。
不安でいっぱいでしたが、ダメならダメでいいや!と頼んでみました。

娘と歌舞伎見物ができる(しかも娘のおごりで)という、親孝行かどうかもわからない微妙な誘いに乗ってきた母。

まず、発売日までに「ゆめはっと」の会員になって、会員先行発売日(13日)になるべく早く窓口に行ってチケットを買って来て欲しいと頼みました。
が、まぁ隣町なのでちょっと二の足を踏んだらしく、近所のジャスコでも買えるらしいと聞いてきた。
「でも、会員になっていないと先行で買えないんだよ。一般発売は会員の人が変える期間から1週間あとなんだ…」と説明しましたが、めんどくさいが先に立っているので、「ジャスコで13日から売るって言っていたから大丈夫!相馬は、そんなの関係なく売るんじゃないの」と。
(げげ、そんなに甘くないんだよ〜)と思ったものの、深追いせず。
本日、朝、実家に電話。
父がでて「ばあさんは、もうどこかに出かけていない」と。
(ふふ〜ん、買いに行きましたか…)静観して、昼にもう一回電話。
母「買えるのは、28日だって」
(うわっ、やっぱり玉砕されてきた…だから言わんこっちゃないよ)
虫「だから、めんどくさいけど、原ノ町のゆめはっとの窓口まで行って、会員になって、先行発売のチケット買ってよ。その方がいい席で見れるし、28日にのこのこ出かけても、その日は東京や仙台から見に行きたいって人たちが電話とかネットでチケット奪い合って5分くらいで無くなるんだから!もう、買えないよ」
母「……、じゃあ誰かに車だしてもらうか…」(と、やっと事情が分かったらしい)
…というわけで、夕方、また電話。

母「行って、買って来たから。」
虫「席はどこだった?」
母「2階の真ん中。前の方」
虫「いいよ、買えれば。ありがとうね!」
(うげ、やぱり初日でいい席完売であったかー!でも、どこでも見られればいいってことにしよー。母と歌舞伎見るのもたまにはいいっしょ。しかし、このばあさんが曲者なんですけどね〜。なにも起きなければいいのですが…)

とはいえ、黒計画に実家の親まで駆りだす、俺さまって…((w´ω`w))


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