2014年1月9日木曜日

初売りにて

正月はどこにも行かずに皮下脂肪を貯め込みつつ漫然と過ごした虫六ですが、思い立って3日の午後にC央通りの初売りに行きました。目指す店舗は1軒、いつもご贔屓にしている呉服屋三文字屋さんです。
「福袋も景品も特にありませんが、2・3日は全商品二割引きにします」とのハガキをいただいたので、お浚い会で着た着物を手入れに出していたのを引き取りがてら出かけました。

いくら二割引きと言われても、着物や帯を買うわけではありません。決めていた買い物は、「道明の帯締め」!


春向けのちょっと明るい緑色の冠組1本ゲットしました。まともに買うにはちっと手のでない道明の帯締めを、年に1度のこの機会に1本づつ地味に収集。大人になってもできない大人買いもある。

そして、今回は衝動…でもないのですが、新しい分野に踏み込んでしまいました。
「帯留め」でございます。


基本的に宝飾品には強いキョーミはないので、これまで未知の分野だったのですが、たまに帯留めなんかもいいかな?と思い始めていたところへ、「ウサギ」の銀細工のやつを見つけてしまい、勢いで買ってしまいました。二割引きで。へへへ。
…高山寺の鳥獣戯画のようですな。

よし、今年は着物を着る機会も増やしていくぞ。(新年の誓い)

2 件のコメント:

  1. 「道明」ですか。我が家の大家さんは呉服屋さんで「シルクラブ」という展示スペースを持っており、ほとんど毎月、和装や諸外国の布地などの展示を行っています。昨年の、たしか10月ごろに「道明」の展示が行われており、いかに由緒正しい和装品の店であるのかを知ったのでした。おそらく本年も、「道明」展、開催されると思います。その節はぜひお越しください。

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  2. >zatugeiさん

    帯着物は一張羅なんですが、紐だけは本物志向ってことで(笑)
    呉服屋さんの我が担当さんは、ご奉仕品の可愛い紐があっても、やっぱり「道明」がいいから割引きの時期にそれを買った方がいいと、商売人らしからぬアドバイスをくれるのです。実際に締めてもぴしっと締まるし、発色もきれいなので、こればっかり使っております。
    「シルクラブ」の「道明」展…、面白そうですね。ご案内をくださいまし。

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