2017年5月4日木曜日

サンライズ瀬戸で琴平まで夜行旅_こんぴら歌舞伎2017弾丸ツアーレポート②

平時は高松止まりの「サンライズ瀬戸」ですがこの時期(3〜6月の金曜日と休日の前日の35日間)は、琴平まで行き先が延長されます。

22時発のサンライズ、30分前には入線していました。

今回は2人旅なのでツインでも良かったんですが、サンライズを狙うなら数の少ないツインよりも各自シングルの方が取りやすいぞ(!)という、“テツ道ご指南役”のアドバイスをいただき、IK田姐さんとそれぞれシングルを予約したら、なんと1号車と7号車に別れてしまいまして、しょうがないので3号車のカウンターがあるミニラウンジで軽くビールでも飲んで眠くなったらそれぞれの部屋に帰ろう作戦を決行。早々とミニラウンジに陣取った我ら。…東海道線の車窓を眺めながら、夜は更けていくのでありました。

まぁ、こちらはうまくいったんですが…。あ、シャワー券をゲットしとかなくっちゃ!と思った時は刻遅く、すでに品切れでした。
ちなみにシャワーはデラックスツインには個別に付いていますが、それ以外の個室や座席を利用の人は共有のをシャワー券を買って利用するのです。シャワー券はひとり6分間のお湯が利用でき、途中ストップすることも可能だそうです(使えませんでしたが)。積んでいるお湯の量に限りがあるから、早い者勝ちでもけっこう発行枚数が少ないのね。涙。

でも、こんなチープ感も通常料金の夜行列車なればこそ。高級リゾート列車だとこんなトホホは楽しめません、きっと。

ちょっとお酒も入り、あとは寝るだけーで、自分の個室に戻ってきました。カプセルホテルみたいで、けっこう居心地良くて、わくわく。上段なので窓をあけると宵闇に風景が垣間見えますが、駅を通過するたび眩しいのでシャッターを下ろして布団に潜りました。毛布1枚なので、ちょっと寒かったかな。それから、ずっとゴトゴトいっているし、揺れるので熟睡はできませんですね。

浅い眠りの途中で、大きな駅の気配がして目が覚めて、ここはどこかなとスマホで地図をみたら、ちょうど神戸を通過したところでした。その先に路線が沿岸を通るみたいだったので、窓を開けたらこんな景色が広がっていました。

まだ、朝までは少し時間があるのでもう一寝入り。

放送がなって、もうすぐ岡山に到着です。
おー、朝だ、朝だ。西日本の朝だ。

列車は岡山駅で連結をはずして「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」に別れてそれぞれ行き先を別にします。虫六は「出雲」号との境の7号車だったので連結をはずす作業を見学しようかとも思っていたんですが、窓の外にわらわらとカメラを抱えた大勢の人が集まっていくのをみて、少々気後れ…ま、いいか。引っ込み思案の撮影細胞はモチベーションを下げたのでした。

早朝の瀬戸内海、きれいだなぁー。

サンライズ瀬戸が高松に着きました。
実は、IK田姐さんとの昨夜の作戦会議で、高松で下車して栗林公園に寄り道して琴平に入ろうという計画を立てたので、荷物をまとめて列車を降り、改札をくぐろうとしたら、「この切符では下車できません!」とお断りされてしまい、焦って列車に逆戻り。待ち合わせ時間が20分ほどあったので、まずは良かったけれど…。どういうことか?やれやれ。

高松駅に停車中の8000系「特急いしづち」。JR四国と台湾鐵路管理局の友好鉄道協定1周年記念塗装。撮影細胞、復活。

なんだかんだで琴平とうちゃ〜く!
サンライズ瀬戸が到着すると、ほどなく2両編成のディーゼル普通列車が入線してきました。この列車、サンライズが運用されていない期間は電車らしいのですが、サンライズが走ると電力量が足りなくなるのでこの時期はディーゼルが使われるらしいです。

けっこう人がおりました。

宿に荷物を置いてとんぼ返りで、琴電に飛び乗り高松方面に。

せっかくなので、栗林公園を散歩。2時間無駄にした勘定ですが、まあ琴電にも乗れたので虫六的にはOK。それにしても、このお庭でかいです。借景にしているこの山(紫雲山)の安定感がまた雄大さを倍増。

広い上に、ハンパない巨木ばかり…。さすが日本屈指の大名庭園です。

飛来峰という高台からの眺めが絶景でした。

舟に乗ったら楽しかったかも…ですが、あまり時間がないので、みるだけってことで。

IK田姐さんには先に琴電琴平駅まで帰ってもらい、虫六だけお土産を買いに「榎井駅」で途中下車。毎度の丸尾本店に「悦び凱陣」を仕入れに行きました。いつもは品切れで、蔵出ししだい送っていただくのですが、今回は在庫があってラッキーでした。

というわけで、約束の時間となりました。いつもの「狸屋」さんにKコトラツアーの面々が集合。いつもの天おろしうどんで腹ごしらえ。
あ、なに狸屋さん!この麗しいサインは!

やややや、や、や、や、、、、
…うむを言わさず盛り上がっちゃいますね。

また来たよ〜、金丸座!
今年は、片岡仁左衛門丈が座頭の雀右衛門襲名記念公演なのですー!
木戸口くぐって、いよいよ金比羅歌舞伎2007夜の部を観劇します。

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