2009年9月13日日曜日

鉄分(Fe)濃縮ツアー その1


お仕事でいつもお世話になっている鉄道ファンの方々の所属する会が主催する「山形鉄道(フラワー長井線)」の施設車両を見学するツアーに参加してきました。
初めての鉄ヲタ遠足…。
今日のレポートはかなりこってりです、ご覚悟を。

私もそれなりに生きてきて、自分も含めて、マニアとかヲタクとか言われる人々の生態を知らないわけではありません。洋楽、カメラ、アニメ、リカちゃん…私の周りにも愛すべきオタクたちがいっぱいいます。ね!
しかし、これまで「鉄道」が趣味という人たちと接触したことは無かったのでした。当然のことながら、その分野に関心を持ったこともありません。

今日ご一緒させていただいたのは、鉄ちゃん歴70年以上とか、世界20ヶ所以上の鉄道を訪れているとか、そういう凄腕の方々。提供される話題に対して共有すべき知識量が圧倒的に足りないので、ただただ、お教え願う…そういう感じですね。まったく。この企画は、「山形鉄道」という赤字運営のローカル線を応援しようという意図の基に、山形鉄道とその周辺の廃線になった路線の保存駅舎や車両をも巡るという内容のツアーです。
しかし、私にとっては「正しい鉄ヲタの生態を知る」という別テーマが立ってしまいました(爆)すみません。


最初に訪れたのは、山形交通の旧高畠駅(元・奥羽本線糠ノ目駅)。
高畠駅は、高畠町で発展した製糸業の製品輸送のために大正10年に敷設された路線(高畠鉄道)の駅で、昭和18年三山電気鉄道、尾花沢鉄道と合併して、山形交通となりました。戦後トラックの発展で鉄道は役目を譲り、昭和49年に廃線となったそうです。
石造りのシックな駅舎が残っていて、その周りは公園になっています。

保存車両は、凸型電気機関車ED1(1両)、貨車(1両)、電車モハ1(1両)。3両いました。
でも、以前に来た方の証言では、もう1両あったのに…と。

駅舎や車両を撮影しながら、台車の構造や、保存状態など、いくつかチェック項目があるみたいです。
時間をかけて、いろんな部署を、様々な角度から(嬉々として)撮影しています。

電車(モハ1)は、けっこう塗装がはげて、屋根からは松の枝が生えて来ていました。

やはり高畠石で作られた、変電所の跡や丸通の倉庫なども見て、いよいよ、赤湯駅からフラワー長井線に乗り込みます。
このつづきは、明日。

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