2010年7月9日金曜日

松竹大歌舞伎 全国公文協・東コース

で、言いたかないですが、今日は本当はS市内のTエレクトロンホールMで、「松竹大歌舞伎 全国公文協・東コース」の公演があり、虫六子といっしょに夜の部を見に行く約束をしていたのでした。

平成22年(社)全国公立文化施設協会主催・東コース 松竹大歌舞伎

【夜の部】 18:00開演
・「雨の五郎」 中村松江ほか
・「仮名手本忠臣蔵 一力茶屋の場」 松本幸四郎、中村梅玉、中村魁春ほか
・「近江のお兼」 市川高麗蔵ほか

なのに!
出張が延びて17:00過ぎてもまだS市にたどり着きません…(爆!)
しかも、高速を抜けても夕方の渋滞に巻き込まれて全然車が進まないし。虫六子からは10回もの着信履歴が… ヾ(;□;)э
焦っているのに、焦っていることを表現できない虫六でした。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

結局、二人で会場にたどり着いた時には、ほぼ「雨の五郎」が終わりかけてました。
「五郎」を聞いてきてね、と師匠からもお勧めされていたのですが…。哀しすぎる。

会場は二階席は少々余裕がありましたが、一階席は後ろまでほぼ満席のようでした。
やっぱり歌舞伎は入りますね。

「一力茶屋」は小さめの屋根付き屋台で、茶屋の中居さんは4人だけってところがなんとも地方公演らしいですが、それでも見応えのある狂言を出してくれてありがとうって感じです。(ちなみに、昼の部は「重の井子別れ」と幸四郎の「勧進帳」)
このところ、仁左衛門の由良之助以外には特段興味を持っていませんでしたが、やる人が違うとまた別の芝居ですね。「タコ魚」を食べる場面とか前段がなく、さわりだったのがちょっと残念。梅玉丈の寺岡平右衛門はニンとちゃうやんけーでしたが、贅沢はもうしません!!こんな文化的辺境の土地・S市にもちゃんと立ち寄ってくれる幸四郎一座に大感謝です。

最後の高麗蔵丈の「近江のお兼」は四挺四枚ついて踊りも面白かったです。会場からも頻繁に拍手が鳴って、盛り上がりました。めずらしく虫六子が身を乗り出して見ておりました。内輪についた長晒しが気に入ったもよう…。なぜ?


それにしても、本当に中村屋一座なんか勘三郎襲名興行以来、東北には来てませんよ(たぶん)。襲名の時にしたってS市は頭越しだったし。若太夫の錦秋公演も久しくS市にはご無沙汰…何かあるのかなぁ。地元の興行会社とトラブったとか、S市のお客は拍手のタイミングが悪すぎるとか(爆)

でも、こんなに埋まるんだから、もっと頻繁に来て欲しいものです。来ないから歌舞伎ファンが離れるんじゃないかぁあああ。よろしくお願いいたしますよ、松竹さん。


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