2010年7月12日月曜日

阿仁、そして、角館_行ってみなけりゃ分からない?!

昨日は真っ暗だった「森吉山」。宿を出発して同じ道を通ると昼間の景色はこうだったのかぁ〜と新鮮でした。
程なく走ると、向こうからオレンジ色のかわいい汽車が通り過ぎていきました。

ややや、ここは秋田縦貫内陸鉄道の沿線でしたか…。
いちど線路を見つけると、もう一回来ないかなぁと、カメラを片手に狩人の心持ちの虫六だったのですが、これが…。
 深山に1本の線路、何もない田園地帯に走る線路、頭の上を鉄橋が走っていたり…
至る所に絶好の撮影ポイントがあるのに、ぜんぜ〜〜〜ん車両はやってきません
o(;△;)o 気配すらなし!
なしてー?いったい1日に何本走っているんですか〜?角館に到着するまで約半日カメラを握っていましたが、ついぞ内陸線の車両には遭遇できませんでした。残念!

残念ついでに、こころの一句。
 深山に 鉄路一筋 車両来ず
 夏の橋 イメージの汽車 走らせる

というわけで、せっかく阿仁にきましたので、「マタギ資料館」にもいきました。
小さいけれど面白さは凝縮してました。このあたりのまたぎは「日光派」だそうで、磐司磐三郎伝説が紹介されていたり、熊を捕らえて捨てる部位無く全て利用するらしいのですが、その効用なども細かに解説してありました。
普段は資料館の正面玄関は利用されず、お隣の温泉施設のフロントで受付をして、宴会場の脇の廊下を渡って見学します。この資料館単独で何とかしようという気は無いようでした。
日帰りの温泉利用客がついでに見に来る…そういう位置づけの資料館になっているようで、これ目的できた私たちは珍客だったのかもしれなかったです。

そして、このあたり一帯ではお店や個人宅にも、このような木彫りの動物などのトーテムポールがあちこちおいてあるのです。来てみなければ全く知らなかったローカルな文化常識!アイヌの木彫りとも違う気がしますが…熊の里でもあり、なにか文化的連続があるのでしょうか…。阿仁の道の駅だったかに、木彫りの立体顔ハメがあり、それは見たことがない!と思ったのですが、うっかりカメラに納めるのを忘れてしまいました。

なんだか、ゆる〜い愛嬌をもっている不思議な木彫り彫刻です。

阿仁を通過して、本日の目的地「角館」。
さすがに桜はどこにもありませんが、こんな深緑の季節に訪れるのも良いものです。雨が降ったり止んだりでしたが、黒塀の武家屋敷通りをゆっくりお散歩…楽しく観光しました。小坂町以上にここは安心して訪れられる観光地ですね。ここで家族にお土産なども…。 ((・(ェ)・;))

「角館」を出て、後は帰るだけ…。途中、高速道路走行中でしたが、迫力のある夕焼け雲に遭遇…。青空を覆うように茜雲、とてもドラマチックな空でした。「あぁ、面白かったなぁ…康楽館…」
すっかり暗くなってからの帰宅でしたが、家族は暖かく迎えてくれました、…お土産を。
(ひいぃ、ともかくは良かったよぅ…(;´▽`A`` )

さぁ、明日からがんばろう〜。

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