2010年5月30日日曜日

三味線セットアップ

東京から大胆にも宅急便で送った三味線が帰ってきました。どきどき。
昨日は雨模様だったので、天気の悪いところをあちこち持ち歩くよりも、送った方がまだ環境が安定しているかなと、荷物で送ることにしたのです。

ケースを開けて中身を確認したら無事だったので、一安心。

さっそく組み立てて、ついでに演奏会用の保険で貼っていた勘所シールをひっぺがしました。
また練習の日々がはじまります。まずは耳にだけで調弦できるようになるのが、次の課題ですかね。
調子を合わせて、「春興」を弾いてみました。
うへぇ、上手く弾けないじゃないか〜。

そういえば、テツクロ師匠が帰り際に「みんなだんだん上手くなったけど、これは波があるんだよ。ちょうど今日にピークが来るようにもってきたんだな。ペース配分が上手かったな。明日やったら、もう今日みたいに弾けないんだよ」と笑いながらおっしゃってました…。本当にその通りですね(爆)

今日は、夕方から大衆紙芝居ネットワークの総会。
容赦のないスケジュールです (。>0<。) 




3 件のコメント:

  1. ども。お疲れさまで〜す。
    いや、単なる茶々なんですけどね。やっぱり、楽器は常に演奏者とセットがいいかと(帰りと云えども)。今までいろんな演奏家見てますが、別便で楽器が事故ったり遅れるとさすがにヤバいですからね。まあ、彼らはプロなんで、おまんまの食い上げですから、あれですけど。知り合いのチェロ演奏家は、飛行機代倍払っても、隣の席に置くんだそうで、はぁ…。
    自分は舞台監督なのに、先生の代わりにお琴をイタリアからチューリッヒまで電車で運ばされましたよ。国境の検問で、それは武器じゃないよな?と警備隊員に訊かれ、拳銃に手がかかるのを見た時にはどうなる琴、いや事かと……ゆめゆめお気を付け下さいませ〜。(なにをだ?)
    それに!いつも一緒に居ると、楽器に魂が乗り移るとも言いますから。(ストラディヴァリウスはいつも一緒に寝ていたんですって:ヴァイオリン制作者)
    あ〜!すいません、つい余計な事を。何にも弾けないくせに出過ぎた口をお許しを〜。m(_ _;)m 応援のつもりでし。

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  2. >Kurokitiさま
    ども。
    おっしゃっる通りだと思いますよ。私、素人ですからご勘弁を。
    でも、今回の判断はお天気の問題があって、師匠に相談したら、「雨に濡らして持ち歩くよりもきちんとカバーして輸送してもらった方がいいかも」というアドヴァイスがありましてね。お三味線、湿気に弱いので、万が一濡れて皮が破けたりするとかわいそうなので。輸送のリスクは不安ではありましたけども。私などには分からない判断基準があったと想像します。
    でも、うちの師匠が楽器におざなりということは、絶対ないですよ!!
    誤解があるといけないので、それだけは!
    (飛行機に乗るときは、楽器は手荷物で席に持って行き身体から離してはいけないってのは鉄則みたいですね。)

    ちなみに余計な話ですが、別の師匠が出稽古にいらっしゃるときも、基本的に手ぶらでいらっしゃって、うちの先生のお三味線をお弾きになります。また、演奏会はもちろんご自分のお三味線を弾きますが、皮が破れたりすると、下手の奏者が自分の三味線を渡して、ひとつずつずらして渡して弾くそうです。ちょっと変わっていますね。
    糸が切れて、演奏中に張り替えてたりっていうのは時々目にしますしね。
    弾いてるそばから調子は狂うし(これは私が未熟なせいか…)、生き物みたいな楽器です。

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  3. あ〜、なるほど。きっと虫六さんの大事な楽器のために、もの凄く考えて下さったんですね、お師匠さん! 出過ぎた真似を…失礼しました。
    そういえば、壊れた三味線受け渡すのって、オーケストラでも同じですな。コンマスのヴァイオリンの糸が切れたりすると、セカンドの人が自分のと交換して、それをまたサードのと…次々、下に下がって行くヴァイオリン。その手際がいいから、演奏は全然途切れない。面白い!古今東西、演奏家の知恵かー。
    しょっちゅう調弦するもんね。三味線は特に。きっとそれだから、いろんな曲や謡に微妙に調子を合わせられるんでしょうな。そんな楽器に挑戦してるんだもの、虫六さんやっぱ凄いすよ!お気張りやす〜!

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