横浜も開港150年で賑わっているようですが、ここ函館も同じく150年です。
着いたその日は、ちょうど函館開港150周年の記念イベント「DREAMBOX150」の最終日でした。
http://www.hakodate150.com/dreambox/
会場の緑の島まで無料のシャトル船が出るというので行ってみました。
漁船のようです。函館だなぁ。
復元された北前船がお出迎え。なぜか東北電力の幟が立っていました。
でも、最終日で主なるイベントは終わっていて、なんとなく祭りの後を見ている感じ。
函館競馬場もテント1張り出店中。函館だなぁ。
北海道限定「リボンナポリン」
記念イベントはなんとなく見損ねた感がありましたが、滞在最終日(18日)に
「ハコビ」こと北海道立函館美術館で開催中の「箱館→函館ビジュアル時間旅行」を見にいきました。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-hakmu/visual%20time%20travel/newpage%20visual2.htm
ハコビ。五稜郭の隣にあります。
函館に所縁の作家による、描かれた函館・映された函館…というようなテーマでしたが、夥しい写真の数が、早くから港を開き国際貿易都市として発展した函館の個性を感じさせました。
昔撮られたはずの風景だけど、見覚えのある風景でもあり、「この路地の雰囲気はまだあるよね?」と。美術館を出て、そのままタイムスリップできそうなところが函館の魅力なんですね。
古い建造物もまた絵や版画やペーパークラフトのモチーフになっていたりして、作り手も面白いんだろうなぁ。
展覧会の締めは、明治期に遺愛女子高校の生徒をモデルに田本研造が撮った写真と、同じく遺愛女子高のOG・佑木瞬が在学中・写真部だったころに撮った《女子寮の中》。カメラの前で長時間露光のためにポーズを強制されたであろう女子高生の時代と、アイスクリームが溶けそうなほどの小刻みな瞬間をとらえた天真爛漫な写真の比較が興味深かったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿