2009年8月12日水曜日

じでんしゃ紙芝居

ちょっと日にちが前後してしまいますが、
仙台七夕最終日の8月8日に、仙台メディアテークで開催中の『青葉縁日』というイベントに、大衆紙芝居ネットワークの仲間の瀧原文法君が主催するちんどんユニット・チボリ兄弟舎がエントリーすることになり、応援に行ってきました。(といっても、ただ観てきただけですが…苦笑)

「青葉縁日」はお祭りの日の神社のように、アートの魔法でミュージアムの中に子供たちが胸ときめかせるような賑わいを作ろうという企画。今年のテーマは「あっぺとっぺ遊技場」です。
ぜひ、昭和な雰囲気を醸し出す紙芝居を!というオーダーに答えて、チボリ兄弟舎の登場となりました。

彼らは、紙芝居のほかに、お芝居やちんどんバンドもこなす才能豊かなアートユニット。
上演の前に、メディアテークの玄関前で演奏と呼び込み開始…。


道行く親子連れがついつい建物の中に引き込まれてきます。
まるでハメルーンの笛吹き状態。

会場は6階。すでに自転車がセッティングしてあります。
なにしろ「じでんしゃ紙芝居」ですから…。
今回の出し物は「はなくそハナちゃん」。
チボリの十八番になりつつある完成度の高い作品です。
今年のゴールデンウィークに上野の風俗資料館の紙芝居大会でも、この作品を観たのですが、そのときよりも瀧原君の演技力がすごく上手くなっていてびっくりしました。

ストーリーものの後は、「クイズ・鷹の爪」。
子供たちを探偵に見立てて、推理方式でクイズを出します。
これがなかなか難しい…、大人も首をひねってしまいます。
しかし、子供たちは盛り上がっています。しかも、当てるのも子供です。

この日の上演は2回で、夕方の回では「青ひげサーカス」という別の作品を上演したのですが、残念ながら私は仕事に戻らなければならず、後ろ髪を引かれながら帰って来たのでした。

チボリの次の新作に期待大です。

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